運動不足や便秘が原因で薄毛になる?便秘と抜け毛の関係はある?
運動不足になると薄毛になるかもしれません。その理由は、
などが挙げられます。このどれもが薄毛の原因だと言えるからです。また、便秘も宿便も似たようなもので、老廃物、有害毒素が体内に滞った状態です。それをデトックス(毒素排出)することが必要なのですが、便秘状態にある人はそれができていない状態なので、それが続くと様々な問題を引き起こします。また、便秘や宿便があると、『ドロドロの血液』になります。すると、血流が悪くなって髪の毛に栄養が行き渡らないので、薄毛の原因になります。
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運動不足になると薄毛になるかもしれません。その理由は、
などが挙げられます。血行不良に関しては下記の記事に書いたように、血流が悪くなると髪の毛に栄養が行き届かなくなるので、薄毛になりがちだということです。
また、運動不足だけではなく、下記の記事に書いたように、
などといった要因によっても血流が悪くなり、薄毛の原因の一つとなります。運動をするとこれらの問題もかなり改善されますからね。ぜひ積極的に運動は毎日の生活に取り入れていきましょう。
『誰でもスグできる! 便秘をみるみる解消する! 200%の基本ワザ』にはこうあります。
こんなことが便秘を招く⑥ 運動不足による筋力低下
運動不足も便秘を招く大きな原因となります。歩ける距離も車を使う、仕事中は座りっぱなし、休日は家にこもりっきりと、体を動かす時間が少ない生活をしていると筋肉が衰えます。すると便を押し出すサポートができないので胃腸の動きも鈍くなり、排便リズムが狂ってしまいます。
たとえば腹筋が弱くなると腸に十分な腹圧をかけることができないため、便意を感じてもうまくいきめません。一見、排便には関係なさそうに思える足腰の筋肉も、筋肉が収縮することで大腸の動きを補助的に促進しています。ですから、この部分の衰えも排便力の低下に繋がります。また、運動不足による血行不良も、胃腸の動きを鈍くする一因です。
というキーワードが出てきましたね。運動不足によってこれらの筋肉が衰えると便秘になり、そして血行不良となって薄毛の原因となるので注意が必要です。私も腹筋をやり続けている人間ですが、どうも『下腹部ポッコリ』だけはどうやっても改善されずに15年以上の時間が過ぎました。
考えられる腹筋は大体やったつもりなのです。下腹部は足上げ腹筋が必ず推奨されていますから、それを意識してやってきたつもりです。しかし『つもり』というだけで、実際にはダメでしたね。やり方が間違っていました。
しかし、最近ようやく下腹部に効く腹筋を見つけることができたのです。それはどうやるかというと、やはり同じようなやり方なのです。しかし、『腹筋だけを使う』ところが違います。この、『鍛えたい部位だけを使う』という意識を理解するまでに、15年かかりました。正直、軽んじてもいたかもしれません。
そんな細かいこと関係ないだろ
と、侮っていたかもしれません。しかしそれを意識することができてからというものの、腹筋だけを意識的に鍛えることができ、今では腹筋ローラーの『立ちコロ(立ったまま転がす)』までできるようになりました。腹筋ローラーのプロの動画を参考までに載せておきます。
【筋トレ】腹筋ローラーを立ちコロでやる為の究極極意!
そして下腹部が鍛えられるようになって、まだ完全に長い間ついた脂肪は消えていませんが、確実にすり減ってきました。そしてやはり、便の際によく『いきめる』ようになりましたね。
また、腰痛、頭痛でも同じことが言えます。『腰痛を治す65のワザ+α (これ効き!シリーズ)』にはこうあります。
ウォーキングは予防になるの?
ウォーキングにより全身の血行が促進され、硬くなった筋肉がほぐれてくるので、ウォーキングは腰痛の予防や改善に向いています。また、腰への負担が軽く、いつでも、どこでも、気軽にできる点でも有用です。
『頭痛を治す80のワザ+α (これ効き!シリーズ)』にはこうあります。
ウォーキングは最適な運動
適度な運動は、片頭痛の予防になります。運動の直接的な効果というよりも、片頭痛の大きな誘因である精神的・肉体的ストレスの解消に役立っていると考えられます。そういう意味で、空気や景色のいい場所を、腕を大きく動かしながらウォーキングするような運動は、質、量ともに最も適度な運動といえます。
両方ともウォーキングを推奨していますね。過度な運動ではなく、適度な運動が血行不良も含めた体調不良の改善には役立ちます。私は毎日運動をしていますが、以前までは有酸素運動もしていました。ジョギングですね。
私はボクシングなどのハードな運動をしていたので、ジョギングというよりもロードワークで、途中でシャドーをしたり、ダッシュをしたりしていたのですが、やはり有酸素運動はいいですね。ハードな運動もいいですが、『清々しさ』を重視するならゆるやかなジョギングが適しています。ウォーキングでもいいですね。
それをすると、血行が良くなります。私は末端冷え症なのでこの手の問題に敏感です。冬になると手足が氷のように冷たくなり、ハウスダストアレルギーなので暖房やストーブも使えません。だから毎年冬になると、ちょっと間違ったらパキッと折れてしまいそうな凍り付いた指でパソコン作業をしていて、辛い思いをしています。
しかし、ジョギングをするとしばらくの間手足が暖かいんです。血行がよくなって末端にまで血が行き届き、体温を維持できるんですね。
また、適度な運動は『自律神経』の部分にも影響してきます。『ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)』にはこうあります。
午前中は『太陽光』をたっぷり浴びる
脳内物質の『メラトニン』は夜の睡眠を促し、『セロトニン』は、昼間の活動を支えます。セロトニン量が低下しているSADの人は、日中積極的に活動することで、セロトニンを増やしていく必要があります。昼間の時間帯にしっかり活動するためには、午前中にたっぷり太陽光を浴びることが重要です。というのも、セロトニンは、太陽の光が網膜を刺激することによって体内で盛んに生成されるからです。
ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)
まずは、昼間に太陽光を浴びることが大切なので、運動不足といえば出不精なわけですが、往々にしてそうなると家に引きこもりがちで、太陽光を浴びることができません。確かに紫外線は窓からも入ってきますが、やはりそれよりも外に出て大自然の恩恵を直接味わう方が効果があります。
食事から取り入れたL-トリプトファンという成分は、体内でセロトニンに合成され、さらにメラトニンへと変化します。このメラトニンがなければ良質な睡眠を取れず、
などの問題を引き起こします。自律神経失調症が薄毛の関係性は下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。
うつ病になっても、薄毛にならなければいい、というわけではありませんからね。うつ病になると栄養不足になり、ストレスも過多になり、結果的に薄毛になるということはありえますので、そのような問題にも目を向ける必要があります。
『ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)』にはこうあります。
『散歩』や『体操』で心身をリラックスさせる
(省略)ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリング、フラダンスなど、リズムが一定で動きがゆるやかなものがお勧めです。全身の筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチや体操なども良いでしょう。特別な運動をしなければならいと思うとかえってストレスになってしまう人は、一駅分余分に歩いてみる、雑巾がけや窓ふきといった全身を使った家事を心がけるなど、日常生活の中で身体を動かしてみるというのも一つの方法です。
ここにもウォーキングやジョギングなどの『適度な運動』出てきましたね。精神的な問題を考えても、こうした適度な運動というものは有効なのです。
というキーワードが出てきましたが、私も日常生活でこれを意識しています。よく、美容の専門家がヒップアップの為に、『階段をつま先立ちで登る』とか、そういう習慣について話をしていることがあるのですが、最初に聞いたときは、私もその行為が、
めんどくさいな…
と思いました。しかし、最初からつま先立ちにしなくても、例えば『脚の筋肉だけで登る』とか、『背筋を伸ばしながら登る』とか、そういう意識から始めると、案外簡単にできたのです。
今でもそれを続けています。私は男なのでヒップアップには興味ないのですが、太ももの筋肉だけを使って階段を上がるようにしていて、気づいたらそっちの登り方の方が楽に階段を登れるようになっていましたね。
それに、都会から離れればそうやって長時間歩いて登校、出社することは日常茶飯事です。私は都会で暮らす人間として、そういう人に『だらしない』と思われたくないので、都会人としてのプライドも、この日々の運動の心がけに影響しています。また、肥満に関しては下記の記事に書きましたが、それも薄毛の原因になりますからね。併せてご確認ください。
先ほど少し便秘に触れましたが、便秘と薄毛に直接的な関係はそうありません。特に女性の場合はよく便秘になることがあるわけですが、だからといってそういう人が薄毛になるということは見たことも聞いたこともありませんよね。ですから、便秘と薄毛に直接的な関係はそうはありません。
しかし厳密に言うと影響はあります。例えば、『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)』にはこうあります。
断食は宿便を排泄する
物事はなんでもそうですが、まず、出すことを考えるのが順序です。エレベーターでも電車でも、出てから入ります。まだ降りる人がいるのに乗ったら、混乱が起きます。それと同じで、体も老廃物が残っているのに栄養を入れてしまうと混乱が生じます。濁った血液が循環してしまう混乱で、これがさまざまな病気のもとになっているのです。
東京女子医科大学の栗原毅助教授が警告しておられる『ドロドロの血液』も、老廃物が完全に排せつされていないのに食べてしまうことが原因です。(中略)食べすぎによって宿便が溜まると、腸麻痺が起こり、毒素が体内に吸収され、さまざまな症状を引き起こします。そして、宿便はついには、心筋梗塞や脳梗塞、ガン、膠原病、アトピー性皮膚炎など、いろいろな病気を引き起こす原因になります。
便秘も宿便も似たようなものですからね。老廃物、有害毒素が体内に滞った状態です。それをデトックス(毒素排出)することが必要なのですが、便秘状態にある人はそれができていない状態なので、それが続くと様々な問題を引き起こします。
便秘や宿便があると、『ドロドロの血液』になります。すると、血流が悪くなって髪の毛に栄養が行き渡らないので、薄毛の原因になります。運動不足と同じですね。
更にこの仕組みは、
と同じです。
下記の記事にも書いたように、
それらによって、皮脂の分泌が過多になります。皮脂の分泌が過多になっているということは、皮脂腺が大きくなっているということです。その大きくなった皮脂腺は栄養を多く持っていってしまいますので、髪の毛に栄養が回りにくくなります。
そもそも冒頭で『そう影響はありません』と書いたのは、便秘状態というのがそう長くは続かない、という事実を前提にしたものです。ですから、便秘になる人が薄毛にならない事実が圧倒的に多いので、冒頭に書いた言葉もすんなりと受け入れる人が多いはずです。しかしこうして厳密に言うと、『便秘状態が続くと危険』ということなんですね。やはり有害毒素というのは体外に排出しなければ体に悪影響を及ぼします。単純に、蛇に噛まれたとき、毒を抜きますよね。そうしないと最悪の場合は死に至るからです。
同じように、体にとって有害な毒素というものは、いち早く体外に排出する必要があります。便秘状態はそれができていない状態なわけですから、あまりそれが続くようであれば、実際は様々な問題を引き起こすのです。ちなみに体内毒素は、
の割合で体外に排出されます。普通はこのように老廃物として汗や大小便などによって排泄されますが、排泄しきれなかった成分が、残留成分(不純物)として頭皮下に集積してしまいます。この蓄積された不純物は、毛母細胞にとっては完全な毒素であり、髪の成長を阻害するばかりか、深刻な脱毛症をも発症させてしまうことになるので、注意が必要なのです。
また、便秘を招く原因には、下記のようなものが挙げられます。
そしてこれらはなんと、『薄毛になる原因』とかなり近いと言えるものがズラリと並んでいるのです。また、『腸内環境の悪化』ですが、『誰でもスグできる! 便秘をみるみる解消する! 200%の基本ワザ』にはこうあります。
腸内には善玉菌、日和見菌、悪玉菌がいます。悪玉菌も必要なものではあるため、通常の腸内では、この3つの菌がほどよいバランスで存在しています。ところが、生活の乱れなどによって悪玉菌が増えやすくなると、腸内環境が悪化。腸内環境が悪くなると腸の活動も鈍くなり、便秘を起こしやすくなります。
腸内環境にもっとも影響を与えるのは食生活です。悪玉菌のえさとなる動物性たんぱく質、とくに脂肪を毎日たくさん食べていると、悪玉菌はどんどん増えていきます。これを放っておくと善玉菌は減ってしまうので、善玉菌を増やす作用のある乳酸菌などを積極的にとるようにしましょう。乳酸菌は腸内で日々死滅していきますから、こまめに、一定量を取り続けることが大切です。
ここにも『食生活の乱れ』が出てきています。先ほどの記事で『肉食の弊害』については書きましたが、動物性たんぱく質である獣肉を食べることで、悪玉菌も増やしてしまうことになります。すると腸内で悪玉菌が優位になり、善玉菌が劣位になりますので、便秘が起きてしまいます。
つまり、腸内環境を悪化しないように努めるためには、こうした対策をとらなければなりませんが、それが便秘の対策になり、同時に、薄毛の対策にもなるのです。そう考えると、便秘と薄毛の関係性はかなり強いと言っても過言ではないかもしれませんね。
また、女性の場合は更に気を付けることがあります。『その便秘治せます! ――女医が教える』にはこうあります。
女性に便秘の人が多いのは女性特有の○○が関係していた
生理前に便秘しやすいのは、排卵日から月経にかけて分泌される黄体ホルモンが原因。ホルモンバランスの乱れが、腸の働きをコントロールする自律神経に影響することも。生理前だからとあきらめなくても大丈夫。ちょっとの工夫で快適な超環境が作れます。
下記の記事にも書いたように、
ホルモンバランスが乱れると、薄毛現象が起きてしまうことがあります。女性の場合、分娩後や更年期等、ホルモンバランスが崩れる場面がいくつもありますので、こんなところでも便秘と薄毛には関係性があるんですね。
この便秘を解消する方法は、先ほど挙げた『半日断食』もそうですが、ぜひ当サイトで強く推奨したいのが『海藻類』ですね。下記の記事にも書いたように、海藻類は薄毛にもいい影響を与えます。
その記事に、
についても書きましたが、更に下記の記事に書いたように、食事を高脂肪・高カロリーなものや酸性の食品から、低脂肪・高たんぱくな食事とアルカリ性の食品に変えるだけで、
と言ったあらゆる問題を解決します。海藻類は『食物繊維のかたまり』と言っていいほどのメンテナンスフードです。ぜひとも積極的に、
などの海藻類をたくさん食べましょう。