無毛症(乏毛症)の症状やその原因とは?
無毛症(乏毛症)は重い脱毛症です。病院でしっかり専門医に直接意見を聞くのが一番です。
下記の記事に書きましたが、
先天性の脱毛症として、
また更に重度の脱毛症として、
というものがあります。
『ここまでわかる,ここまでできる! こどもとおとなの脱毛症診療 (MB Derma(デルマ))』にはこうあります。
日本人における先天性毛髪疾患
先天性毛髪疾患は、生まれつき毛髪に何らかの症状を呈する疾患の総称であり、実際は100種類以上の異なる疾患で構成される。それらは、主に毛髪症状のみを呈する非症候性の群と、さまざまな毛髪外症状を示す症候性の群に大別される。以下で、日本人における各疾患群の特徴・傾向を解説する。
1.非症候性先天性毛髪疾患
日本人では、常染色体劣性遺伝形式を示す縮毛症・欠乏症(以下、ARWH/H)の患者がすべての先天性毛髪疾患のなかでも最も多く存在する。ARWH/Hは、生下時より頭髪が過度に縮れていることに加え、頭髪の成長が数㎝で止まってしまうことが最大の特徴である。
欠乏症の程度には個人差があるが、特に小児期では頭髪数が少ないことよりも頭髪径が細いために頭皮が見えやすくなっている症例が多い。
ここまでわかる,ここまでできる! こどもとおとなの脱毛症診療 (MB Derma(デルマ))
当、遺伝的なことが要因で、これらの脱毛症に罹ってしまうわけなんですね。冒頭に張った記事に、
等の詳細について書きましたので、併せてご確認ください。下記の記事に書いたように、
薄毛の原因
薄毛の原因にはこのような問題が挙げられるわけですが、この無毛症(乏毛症) に関してはこれらの要素が問題ではなく、『遺伝的な要素』が大きく関係しています。またAGA(男性型脱毛症)とも違い、ジヒドロテストステロンが原因ということでもありません。しっかりと病院に行って検査し、医師の指導のもと、正確な対処をするように心がけましょう。