『甘いもの、辛いもの、塩分の多いもの』は薄毛・抜け毛の原因となる?
甘いものは、
がキーワードです。これらの要素が薄毛と無関係ではありません。辛いもの、例えばカプサイシンは、IGF-1という成長因子を促進し、育毛効果があると言われています。特にカプサイシンはイソフラボンと合わせて取るとカプサイシンから生み出されたアミノ酸の「働き」を促進してくれるので効果的です。イソフラボンにはそれだけでかなり薄毛対策になりますからね。特に女性は、+アルファの効果がすごいです。
塩分ですが、正確に言うと、塩分というよりも『ナトリウム』です。高血圧はナトリウムが原因であり、塩素を摂取しても心配ありません。ナトリウムの過剰摂取によって、
などのリスクが高まり、血行不良を引き起こして、結果的には薄毛の原因となります。
Contents|目次
甘いものを食べると薄毛になります。しかし、私は毎日チョコレートを食べていますが薄毛にはなりません。私の家族もスイーツが大好きですが、誰一人薄毛にはなっていません。なんとも、矛盾した話ですね。しかし言葉のマジックです。
『甘いものを食べると薄毛になる』とは言いましたが、『甘いものを食べただけですぐに薄毛になる』とは言っていません。また、『毎日チョコレートを食べている』とは言いましたが、『毎日大量のチョコレートを食べている』とは言っていません。『私の家族もスイーツが大好き』だとは言いましたが、『私の家族は三食すべてがスイーツである』とは言っていません。
つまり、ほどほどのスイーツなら問題ないんですね。例えばチョコレートなら、下記の記事にたっぷりとその効果と薄毛の関連性について書きましたので併せてご確認ください。
何事も『すぎる』というのはよくありません。例えば、高脂肪な食事は原則として問題になりますが、『低脂肪』を気を付けすぎて、『高糖質』になったら元も子もあります。それについては下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。
また、基本的には上記に書いたように、肥満になると様々な問題を引き起こし、髪の毛にも悪影響を与えます。ですから、甘い物、スイーツを食べすぎるのは控えましょう。それが原則です。
『子どもと添加物 33のポイント』にはこうあります。
アイスクリームは、添加物が使われておらず、『おいしい』と評判の『あずきバー』や『ハーゲンダッツ』がおススメ
無添加の『あずきバー』
子供は冷たくて甘い、口の中でトロリととろけるアイスクリームが大好きですが、おススメできない製品が多いのが現状です。というのも、乳化剤、香料、増粘多糖類などの添加物が使われている製品が多いからです。『アイスクリームを食べるとお腹をこわす』という人もいると思いますが、お腹が冷えるとともに乳化剤などが原因していると考えられます。
そこでおススメしたいのが、井村屋の『あずきバー』で、たいていのコンビニで売られています。『あずきバー』の原材料は、『砂糖、小豆、水あめ、コーンスターチ(遺伝子組み換えでない)、食塩』です。添加物は使われていません。ですから、お腹をこわしやすいお子さんでも、多分大丈夫だと思います。
このように、添加物ということで考えても、スイーツには有毒性のあるものをたくさん使用していることがありますので、注意が必要です。この本では無添加のスイーツとして、
等を挙げていますので、もし食べるならこのような無添加のスイーツを食べるのが心身にとってもいい影響を与えます。
また、心身への影響というなら、『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
砂糖と精神病の問題
(省略)265人のADHDの子供たちを対象にした研究では、4分の3以上が状なグルコースの変換を示したことが発見されました。脳と体の主な燃料であるグルコースの血液中のレベルが大きく増減して動揺しているときには、一日中、精製炭水化物、刺激物、甘いもの、チョコレート、発泡性のドリンク、ジュースが、繊維が少ないかまったくないグルコースのゆっくりした吸収のローラーコースターに乗っているように、行動やそのレベル、注意力、集中力、焦点もまた大きく揺れるといったことが、ADHDの子供に診られるのは、何も驚くべきことではなくごく普通のことです。
砂糖を消費したあとに時々見られる鎮静効果は、低血糖の状態から血糖の正常化が始まることでよくなるということです。低血糖の状態のときには、行動をコントロールしている脳と認識機能に燃料が不足しています。
こうした食事というのは、あまり心身にはいい影響を与えません。たしかに一時的に脳内に快楽物質(ドーパミン)が出て、幸せな気分に浸れます。しかしそれはタバコを吸っても麻薬をやっても同じことなので、ドーパミンが出るからといって、それに依存するのは健全な姿ではありません。冷静に考えて、
人を客観視したとき、その人は健全に見えるでしょうか。それとも依存症に見えるでしょうか。幸せと『快楽』は違います。快楽の為に自分の人生から幸せを遠ざけるようなことはやめましょう。
ここに出てきた『低血糖の状態から血糖の正常化がよくなり、精神が鎮静する』ということですが、人はお腹が空くとき、お腹の中に食べ物がなくなったから空くのではなく、血糖値が下がったらお腹が空くようになっています。したがって下記の記事に書いたように、食事の『GI値』に注意する必要があります。
『GI』とは、食後血糖値の上昇を示す指標のことです。これが高い食事は、血糖値が上がりやすいんですね。ページの食品別GI値を見てみると、例えば、
大豆、ゆで | 15 |
---|---|
白いパン | 77 |
として、大豆とパンのGI値の差がこれだけ空いているということがわかるようになっています。55以下の食品を低GI食品、70以上の食品を高GI食品ですから、白いパンがどれだけGI値が高いかがわかりますね。
先ほども言ったように、血糖値が上がると『おなかが減りやすくなる』のです。グンと上がった血糖値は、同じようにグンと下がるんですね。するとそこで急激に空腹感を覚えるので、無駄に間食をしたり、ドカ食いをしてしまいがちになります。
をするとどうなるかというと、もうこの血糖値は急激に引き上がりますよね。例えばショートケーキとパンケーキのGI値を見てみましょう。
ショートケーキ | 80 |
---|---|
パンケーキ | 80 |
この数値はものによって微妙に異なりますが、大体の数字がこうです。とても高いんですよね。ですから、このような急激に血糖値が上がるようなものを食べると、それが落ちたときに『うつ気味』になるので、やめたほうがいいのです。その『うつ気味』の状態から脱する為に、暴飲暴食に走ったり、精神不安定に陥るのです。
したがって、健康について知っている専門家たちは、『低GI値の食事を摂ろう』と、口をそろえます。例えば大豆や、玄米などですね。そしてパンよりも米です。そう考えると、『和食』って相当洗練された食事ですよね。ユネスコ無形文化遺産に選ばれただけあって、世界中の人々からその健康性について、高く評価されています。
とにかく、スイーツ等の甘いものを食べると、血糖値と精神状態という側面から見ても、髪の毛にはいい影響を与えません。特に女性はスイーツが大好きですが、女性なら特に気を付ける必要があるので注意が必要です。
女性はホルモンバランスを崩しやすい特性を持っています。そしてホルモンバランスが崩れたら、それが原因でFAGAやびまん性脱毛症の原因となります。
『一時的な快楽』を優先させて人生をダメにした人間は数えきれないほどいます。そのような『その他大勢の人』に成り下がらないように、食事は『少数精鋭』を心がけるようにしましょう。
例えばその少数精鋭と一時的な快楽ということで言えば、美容のプロ、そして『女性らしさ』を突き詰めている人からすると、当然です。ミスユニバースの女性は、夏でも温かい飲み物を飲みます。それは『一時的な快楽』を求めていたらできるでしょうか。
どう考えたって暑い夏には、冷たい水や冷えたお茶、ビールを流し込みたいですよね。しかし彼女らは美しさがなんであるかを知っています。だから人一倍女性として輝くことができるんですよね。努力無くして輝きはありません。薄毛も美容の一つですからね。努力しないで健康な髪の毛を維持しようと思っているなら、根本から勉強しなおす必要がありますね。
『楽』と『楽しい』は違うのです。
カプサイシンには育毛効果を期待できる可能性があります。しかし、だからといってカプサイシンがたくさん入ったトウガラシを大量に食べても、髪の毛がぐんぐん生えるということではないので注意が必要です。過剰摂取はどんな食べ物でも悪影響を与えますからね。
それでは、カプサイシンの主な働きを見てみましょう。
『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
カプサイシン
唐辛子の辛み成分。交感神経を刺激して、エネルギー代謝を高める作用があります。発汗作用や体を温める効果もあります。
唐辛子
辛み成分のカプサイシンには末梢神経を広げ、血圧を下げる働きがあります。料理に使うことで減塩も期待できます。
『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。
肥満を防ぐとうがらしの辛み成分 カプサイシン
カプサイシンはとうがらしの辛みの成分で、ダイエット効果があるとしてブームになりました。中枢神経を刺激してアドレナリンを放出させ、脂肪分解酵素リパーゼを活性化します。このため、エネルギー代謝が盛んになり、脂肪が燃えやすくなります。肥満を予防するほか、健胃作用、殺菌効果もあり、疲労回復にも有効です。
つまりこれらをまとめると、
ということになります。このうち育毛効果を期待できるのは、『末梢神経を広げる』というところですね。末梢神経が圧迫され、血管が圧迫されると血行が悪くなります。したがって、末梢神経が広がると血管も広がり、血流がよくなります。末梢神経の圧迫は、頭痛や腰痛の原因ともなるので注意が必要です。
血流がよくなることは全て髪の毛にいいと言えますからね。下記の記事に書いたように、薄毛・抜け毛を解消する2大ポイントは毛母細胞の『血行促進』と『栄養補給』ですから、こうした効果は育毛効果があると言えます。
また、唐辛子のカプサイシンにはそれだけではなく、『IGF-1』という成長因子を促すために必要不可欠なものです。『薄毛の食卓 5か月で64.5%の人が発毛した食事法』にはこうあります。
育毛には唐辛子で胃のツボ刺激を
知覚神経を刺激する代表的な物質は、唐辛子の辛み成分であるカプサイシンです。唐辛子を食べたときに感じる胃の熱さからも、唐辛子で、胃の知覚神経が刺激されていることが実感できます。(中略)その結果、交感神経刺激により、副腎髄質という組織から、少量のアドレナリンが、また副交感神経刺激により、末梢組織でアセチルコリンという物質の分泌が高まります。少量のアドレナリンとアセチルコリンは、毛根などの末梢組織において、知覚神経を刺激して、IGF-1を増やします。
この『インスリン様成長因子-1(IGF-1)』が髪の毛にもたらす作用は、
です。カプサイシンによってこれだけの効果をもたらすIGF-1を増やすことができれば、育毛効果を期待できるというわけです。
しかし、何度も言うように食べすぎるとおなかを壊しますし、便の際に肛門がひりひりするなどの副作用をもたらすので注意が必要です。私もよく唐辛子たっぷりの麻婆豆腐を食べるのが好きなのですが、そういう辛い物を食べたときの便は、いつもちょっとした戦いです。ですからああいうものは、あまり多めに食べすぎると体にはよくないので、適度な量を摂ることが必要です。
そう考えると、カプサイシンがいくら髪の毛にいいからといって、大量に摂ることはできないので過度な期待はできませんね。また、だからといって違う形でこれを摂取しても、必ず育毛効果が得られるわけではありません。
例えば育毛剤サプリの『ダブルインパクト』は、「カプサイシン」と「イソフラボン」という2タイプの栄養剤を組み合わせたものです。ダブルインパクトで摂取するカプサイシンは濃縮されているとはいえ非常に微量なので、体内に悪影響を及ぼしたり、深刻な副作用を引き起こすということはまずありません。しかし、下記の記事に書いたように、
と、それぞれ育毛グッズはありますが、それらの概要を簡潔にまとめてみるとこうなります。
育毛サプリ | 安全性は高いが、効果は低い |
---|---|
育毛シャンプー | 頭皮を清潔にし、育毛剤の土台を整える |
育毛剤 | 効果があるものなら、発毛を期待できる |
また、下記の記事にも書いたように、
それらを育毛に有効な順番で並べるとこうなります。
サプリメントは、育毛シャンプーと比べれば少しは効果があるといえますが、育毛効果としてはこの程度のものです。これによって必ず髪の毛が生えるということではないので、過度な期待は禁物です。
もちろん、『じゃあ何を摂ればいいんだ』ということになりますから、そうなると育毛アイテムであるこれらの商品は、育毛のために厳選されたものになるわけですから、他のものよりも効果があることは間違いありません。
また、先ほど出たように、カプサイシンはイソフラボンと合わせて取るとカプサイシンから生み出されたアミノ酸の「働き」を促進してくれるので効果的です。イソフラボンにはそれだけでかなり薄毛対策になりますからね。特に女性は、+アルファの効果がすごいです。
最後に、唐辛子のおいしさを最大限に発揮させる方法を載せておきます。
『色の野菜の栄養事典』にはこうあります。
弱火で炒めていったん取り出す
とうがらしの粒子が細かいほど、カプサイシンの辛みが強く出る。焦げやすいので、最初に弱火で辛みと香りを出してから、いったん取り出しておくのがコツ。
食事は美味しく食べるのが一番ですからね。こうした育毛促進は『塵の一つ』ですが、塵も積もれば山となるので、『山に貢献』していきましょう。
塩分を摂りすぎると抜け毛が起きる可能性があります。なぜなら、塩分の過剰摂取によって体内の血液がドロドロになり、それが血行不良になって髪の毛に栄養を行き渡らせなくさせるからです。
しかし更に正確に言うと、塩分というよりも『ナトリウム』です。『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。
塩素
塩素は主に、食塩や水道水から摂取できます。食塩(塩化ナトリウム)は塩素とナトリウムからできていますが、高血圧はナトリウムが原因であり、塩素を摂取しても心配ありません。塩素は大目に摂取しても、汗や尿として余分なものは排出されますから過剰症はありません。不足すると胃液の酸度が低下して、食欲不振や消化不良になるといわれますが、通常の食事をしている限り、その心配はありません。
塩分というのは栄養学では『ナトリウム』と言います。いわゆる『塩』というのは、『塩素+ナトリウム』のことで、過剰摂取をしてはいけないのはナトリウムの方なんですね。塩素自体を摂取しても問題はありません。
ナトリウムについてもう少し調べてみましょう。
『調理師養成教育全書必修編4 栄養学』にはこうあります。
ナトリウム(Na)
ナトリウムは細胞内液より細胞外液に多く存在し、体液の浸透圧の維持、酸塩基平衡の維持、水分調節、細胞内外の物質交換などの働きをしている。また、神経の正常な刺激伝達や筋肉の収縮などに関与する。
通常の食生活では欠乏症は見られないが、激しい下痢や多量に汗をかいたときなどのように体内のナトリウムの喪失量が多いと、脱水症状や食欲不振などを起こす。逆に、ナトリウムの摂取量が多いほど高血圧の発生率は高く、ナトリウムの過剰摂取は高血圧の要因といわれている。また、胃がんの促進因子とも考えらえれている。ナトリウムは主に食塩、みそ、しょうゆなどの調味料から摂取されており、加工食品にも多く含まれている。
などの過剰摂取によってナトリウムの摂取量は多くなってしまうので注意が必要です。例えば食塩を多く含む食材・食品として、『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
食塩を多く含む食材・食品(可食部 100gあたりの含有量)
- 利尻こんぶ(塩こんぶ)…18.0g
- 練りウニ…7.1g
- さきイカ…6.9g
- イカ塩辛…6.9g
- 即席中華麺(油揚げ、味付け)…6.4g
- 辛子明太子…5.6g
また、食塩を多く含む調味料として、
調味料 | 可食部100gあたりの含有量(g) |
---|---|
食塩 | 99.1 |
顆粒だしおでん用 | 56.1 |
顆粒中華だし | 47.5 |
固形ブイヨン | 43.2 |
ゆずこしょう | 25.2 |
を挙げています。こういった食事や食品をあまり過剰摂取しないように注意するようにしましょう。それによって、
などのリスクが高まり、血行不良を引き起こして、結果的には薄毛の原因となります。もちろんこれだけで薄毛になるというわけではありませんけどね。だとしたら各専門書に『薄毛になる』と書いてありますが、実際にはそういうことはありません。下記の記事に書いたように、
これらのすべては結果的に髪の毛にとっていい影響は与えませんが、そのすべての専門書に『薄毛になる』と書いてあるということはありません。しかし、薄毛・抜け毛を解消する2大ポイントは毛母細胞の『血行促進』と『栄養補給』だと豪語する薄毛関連の本は多いため、あながち軽んじることはできないということになるわけですね。
ただし、ナトリウムは過剰摂取こそ問題ですが、適切なときに適切なだけ摂取することは避けて通れません。
『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
熱中症予防のためにナトリウムは大切
炎天下の運動や高温多湿の環境のなか作業を行うなど、大量の汗をかいたときには、汗と一緒にナトリウムが失われます。そのため、水分とナトリウムを同時に補給することが大切です。大量に汗をかいて体内の水分が減少した際に水だけ補給すると、血液中のナトリウムの濃度が高まって、これ以上濃度が下がらないようにと、自然とのどの渇きが止まるとともに、体内の水分を尿として排泄しようとします。その結果、ますます体内の水分が減少し、熱中症を引き起こすことになります。
熱中症予防のためにナトリウムは大切なんですね。ですからよく熱中症対策の水分補給として、ただの水ではなく、ポカリスエットなどのスポーツドリンクや、経口補水液を飲むことを推奨されますが、その理由はそこにあったんですね。
ポカリスエットの成分は以下のようになっています。
ポカリスエット 栄養成分表示
成分 | 100mlあたりの栄養成分 |
---|---|
エネルギー | 25kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 6.7g |
ナトリウム | 49mg |
カリウム | 20mg |
カルシウム | 2mg |
マグネシウム | 0.62mg |
また、経口補水液『オーエスワン』の成分は以下のようになっています。
経口補水液 栄養成分表示
成分 | オーエスワン100mL当たり オーエスワンゼリー100g当たり |
---|---|
エネルギー | 10kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 2.5g |
食塩相当量 | 0.292g(ナトリウム115mg) |
カリウム | 78mg |
マグネシウム | 2.4mg |
リン | 6.2mg |
ブドウ糖 | 1.8g |
塩素 | 177mg |
両方とも『ナトリウム』が含まれていますね。これが熱中症のときにこれらの水分補給をするように推奨される理由なのです。基本的には普通の食事を摂っていれば欠乏症は起きないので、塩分を摂りすぎないようにだけ注意すれば問題はないでしょう。ただ、下記の記事にも書きましたが、
加工食品などと同時に、
は注意が必要です。
こういったものが全て『要注意食品』として挙げられることになります。これらの過剰摂取が体に良いということはありませんので、なるべく厳選された食事を摂るように心がけましょう。
例えば、『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
頭を良くするための10ヶ条
- 食べ物をできるだけ丸ごと食べること。未精製の穀物、豆類、ナッツ類、種類、新鮮な果物と野菜を食べ、精製されたもの、白いもの、過剰に料理されたものを避けるようにしましょう。
(中略)
- どのような形であれ、砂糖と砂糖を加えた食べ物を食べないこと
(中略)
- 油で揚げた食べ物、加工食品をできるだけ避けること。肉を焼いたオイルや乳製品を少なくしましょう。
ここにも加工食品の摂取についての注意がなされていますが、食事というものは、
という最大のポイントを抑えることが何よりも重要です。 無駄なもの、有害なものを体に摂り入れると、それ自体が薄毛の原因となります。それは例えば、
などの際に髪の毛が抜けるのを思い出せばわかることですね。
体に不要な負荷をかけないように日々の生活を心がけましょう。
栄養・食事関連はこちら