お金がない大学生のための薄毛・若ハゲ対策は?
若者が注意することは、『間違った対策』と『不規則な生活』です。
若さゆえに間違った対策を正しい対策だと捉えてしまえば、それは薄毛の原因となります。
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高校生ハゲ、大学生ハゲ、若ハゲ。これらの問題に密接に関係しているキーワードは、
などが挙げられます。最近では『テクノストレス』も関係しているかもしれません。テクノストレスというのはパソコンやゲームなどの電化製品と長く付き合っていると、知らず知らずのうちに負ってしまうものです。
上記の記事に書いたように、そういう時は自然と向き合ったり、マイナスイオンを浴びたりしてリフレッシュすることが大切ですね。
まずはでたらめなケア、間違ったケアの問題から考えていきましょう。下記の記事に書いたように、
シャンプーを念入りにすることは間違ったケアです。髪の毛を大事にしたいからということで、何度も何度も髪をシャンプーで洗ってしまいたい気持ちはわかりますが、それは逆効果です。
強力な洗浄効果を持つ界面活性剤が頭皮のバリアを壊して、頭皮の新陳代謝を衰えさせるんですね。記事に書いた通り、それでは薄毛の原因となります。シャンプーにはパラベンなどの強力な『防腐剤』が入っていますから、それは頭皮にはいい影響を与えません。
お風呂場に長期間置いてもて腐らないようにするために、シャンプーには防腐剤や殺菌成分が入っています。これらの成分が頭皮に付着すると、頭皮にダメージを与えるんですね。
『シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!』にはこうあります。
シャンプーを使うほど、皮脂量が増える
髪が太くなった、コシが出てきた、本数も増えた気がする、とにかく髪が濃くなった…。私は含めた経験者たちが、シャンプーをやめて水だけで洗うようになったら、髪が健康になり、薄毛も改善されたと実感しています。では、なぜそのようなうれしい変化がもたらされるのか。それは、シャンプーが毛髪の健康を損ない、その成長を阻害する最大の原因であるからにほかなりません。シャンプーをやめれば、この最大の原因がとりのぞかれるから、毛髪は健康になって、スクスクと成長し、薄毛も改善されるというわけです。
シャンプーを思い切ってやめた方が髪の毛に良かった、という人もいるようですね。また例えば、下記の記事に書いたように、
ニキビなどでもこれは同じことなのです。洗いすぎると皮脂が取れすぎて、逆に皮脂の分泌が過多になるんですね。それによってニキビができやすくなる原理は、薄毛のそれと同じです。下記に書いたように、
シャンプーをしすぎることで皮脂が過剰に不足し、その分余分に分泌され、それが原因で薄毛を促進してしまうんですね。
とにかく若い時代は間違った情報を盲信してしまっていますから、それが積み重なって薄毛の原因を自ら作り出してしまうということになるでしょう。
また、『発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません! 』にはこうあります。
ブラシなどで頭皮を叩いてはいけない
たとえば、刃物で指を切ると痛いが、この痛みは『大切な血液が流れだした』ことを知らせる警告信号であり、『刃物で切るのを止めるように』という拒否反応なのである。同様に、頭皮をたたいて『痛い』と感じるのも、その原因である『叩く』のはダメという悲鳴であり、否定信号なのである。
頭皮の下には、柔らかな肉質組織である皮下脂肪組織、毛細血管、毛細神経、毛砲、毛嚢、皮脂穴、皮脂腺、汗穴、汗腺、起毛筋などのさまざまn細胞や機能を内包している。そしてこれらを威喝して『皮下組織』と呼ぶ。
皮下組織は、固い頭蓋骨と頭皮にはさまれているので、頭皮を叩き続けると、皮下の柔らかい組織が痛むだけでなく、ときには完全に破壊され、やがて皮下組織そのものが回復不能になってしまう。
発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません! (B&Tブックス)
ブラシなどで頭皮を叩いてはいけないということは今は常識でも、かつての薄毛対策としては、『叩くことが常識』という間違った情報が蔓延していました。
年齢が若くなるほどこうした情報過多の時代から、選りすぐりの情報をつかみ取ることは困難となります。しっかりと勉強をして、自分の思い込みで間違った対策をしないよう、心がけましょう。
不規則な生活というのは、特に若い時代に多いものです。今まで親に大切に育てられてきたこともあって、それまでは規則正しい生活をしていました。しかし、人間というものはないものねだりをするものです。そのうちそういう生活に『窮屈さ』を覚えてしまって、夜遊びをしたり門限を破ったりして、そこから解放され、自由を得ようとするものです。
見るべきなのは以下の記事です。
しかし、道教の創案者老子、儒教の始祖孔子。また、仏教の開祖ブッダ(釈迦)。道教、儒教、仏教、中国における三教のトップ、世界に誇る名指導者たちが口をそろえるこの真理を、若い時代に理解し、自分のものにすることができる方が珍しいかもしれませんね。
それゆえ、人は往々にしてその時期、生活態度が乱れてしまうものです。たとえ自分が乱れなくても『周りが乱れる』ので、そうした人たちとのギャップにストレスを覚えます。
なんであの人たちは遊んでいて、自分は勉強をしているんだ…
として、人は心のどこかで誰かと比べ、優越感を得たり、劣等感を覚えるものなのです。するとそのストレスがまた髪の毛に悪い影響を与えますね。見るべきなのは以下の記事です。ストレス対策、睡眠不足などの最適化は、薄毛だけでなく様々な心身の問題にいい影響を与えます。そしてそれは逆に、それらを乱せば心身に悪い影響を与えるということになるわけですね。
高脂肪食品や添加物の入った食事なども弊害になります。コンビニやファーストフードの食事は、ちょうどこの時期、よく食べてしまうものです。安い、早い、美味いということで、若者には手っ取り早いんですね。熟練した料理の腕がなくても、低価格で気軽においしい食事が食べれます。『楽』なんですね。若者とは往々にして『楽』に走りがちなのです。
しかし、『楽』をするなら『楽しい』思いはできないのがこの世の掟です。添加物や高脂肪食品は、それを体内で代謝するために、大量の、
を消費します。そうすると体内からそれらの『メンテナンス栄養素』が消えてなくなるわけですよね。それが原因で心身に悪影響を与えることは、想像するとなんとなくわかると思います。
風邪をひいたり体調を崩すと、ビタミンを摂ったり栄養満点の食事を食べますが、体内から逆にそれらがなくなってしまうわけですからね。そう考えると、なるべく体に負担がかからないような食事を摂るべきなのですが、若者はそこまで考えませんからね。
フランスの哲学者、サルトルは言いました。
年を重ねるほどに食事は『少数精鋭』にするべきだと悟りますが、若い時期はその逆で、暴飲暴食をしてしまうんですね。そうした不規則な生活が薄毛の原因になるということを覚えておきましょう。
これに関しては、先ほどリンクしたストレスの記事を見ればわかりますね。こうしたストレスがかかると、人はそれに抗うように『異常行動』を取ります。ここで言う異常行動というのは、『普段とは違う行動』ということです。
普段、規則正しく生活し、食事もバランスよく食べ、冷静沈着にそつなく日常を送っている人も、ストレスによってそれらを乱してしまうことはよくあること。暴飲暴食をしたり、ストレス解消と銘打ってカラオケやお酒、たばこ、あるいは麻薬などをやることもあるかもしれません。異性を気にするのもこの時期ですね。こうした『異常行動』が自分のバロメーターを乱し、それが結果的に薄毛の原因となるのです。
この記事に書いた一つの文献を書きましょう。8歳にして東洋医学の師範の資格を得て、東京大学医学部を出た、田園都市厚生病院院長、春山茂雄の著書、『脳内革命』にはこうあります。
脳からモルヒネを分泌させなさい
人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナリンという物質が分泌されます。この物質はホルモンの一種なのですが、どういうわけかものすごい毒性をもっている。自然界にある毒物では蛇毒に次ぐ毒性をもつともいわれています。もちろん脳内で分泌されるのはごく微量にすぎませんが、いつも怒ったり強いストレスを感じていると、この毒のせいで病気になり、老化も進んで早死にしてしまう。私の病院に来た患者さんもそうですが、どんな病気にもノルアドレナリンが関係しているといっていいほどなのです。
一方でベータエンドルフィンというホルモンがあります。このホルモンは脳内モルヒネとしていちばん効力のある物質ですが、この両者の間に奇妙な相関関係のあることが判明したのです。人から何か言われて『いやだな』と思うと、脳内に毒性のあるノルアドレナリンが分泌される。そのとき逆に『いいな』と思うと、ベータエンドルフィンが出るのです。ノルアドレナリンが分泌されるほうがいいか、ベータエンドルフィンが分泌されたほうがいいかは、自明の理でしょう。
(中略)これは神様からの次のようなメッセージだと思うのです。
『人生を愉快に生きなさい。愉快に生きればいつも若々しく健康で、病気にも無縁で長生きできますよ』―と。脳内モルヒネの存在は神様が正しく生きる人間にくれたごほうびともいえます。
これでストレスがどれだけ人間の心身に悪い影響を与えるかはわかったはずです。しかし問題はその解決方法ですよね。対策です。これに関しては、考え方を最適化する以外には方法はありません。インサイド・アウトです。見るべきなのは以下の記事です。
つまり、そのストレスを解決する方法を知っているのは、ほかならぬ『自分』なのです。このことに気づけなければ、うつ病になったときにも状況は改善しません。逆に言うと、それを知っていればうつ病になったとき、その状況を打破することができます。
もちろん、うつ病だけではありません。インサイド・アウトの発想を知っていれば、人生におけるどんな場面においても、あらゆる恩恵を得ることになります。例えば以下の記事があります。
これらの真理を理解している人間なら、他の人と自分を比べて、ストレスを負うことはありません。こうして考え方の最適化をしていき、ストレスと縁のない人生を送るのです。
若い時代にそれが難しい、と言っている場合ではありません。それをやった人間だけがたどり着ける境地があるのです。