ハゲで死にたい…辛い…どうすればいい?
まずは以下の記事を見てください。
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ハゲ、薄毛で死にたいくらい辛いと思った時、見るべきなのは『薄毛治療の対策』だけではありません。もちろん、それらの問題を最適化していないなら、それらに目を向けるべきです。しかし、往々にしてそれくらい考え込んでしまっている人は、もうすでにそうした対策はやっているでしょう。
逆に、やっていないのに『死にたい』と思うのであれば、それは本人に問題がありますね。まずやれることがあるわけですから、それらをやってみてからその結論は出すべきです。
薄毛の原因
薄毛の原因にはこのような問題が挙げられるわけです。これを最適化していないならば、今すぐそれをしましょう。自殺など最後の最後の選択肢です。むしろ、そのままそれを選ばないで死んだ方がいい。お金の問題を抱えているとしても、まず最初に考えるべきなのは債務整理です。
そしてそれがだめなら最後に『自己破産』を選択するのです。
などという選択肢は、あって無いようなものだと考えるのが賢明です。
そもそも、自分はその他の人と比べ、本当に自殺するほど恵まれていないのでしょうか。ナチスの強制収容所に収監され、人間の想像を絶する3年間を過ごしたドイツの心理学者、ヴィクトール・E・フランクルの著書、『夜と霧』にはこうあります。
彼は叫び声を耳にする。そちらを見ると、仲間が何度も地べたに殴り倒されていた。立ち上がってはまた殴り倒される。なぜだ。その男が熱を出したからだ。(中略)12歳の少年が運びこまれた。靴がなかったために、はだしで雪のなかに何時間も点呼で立たされたうえに、一日中所外労働につかなければならなかった。その足指は凍傷にかかり、診療所の医師は壊死して黒ずんだ足指をピンセットで付け根から抜いた。それを被収容者たちは平然とながめていた。
(中略)多くは死を待つばかりだ。またひとり死んだ。するとなにが起こるか。X回目に、X回目に。感情的な反応など、もはや呼び覚まされない。いったいなにが起こるのか。見ていると、仲間がひとりまたひとりと、まだあたたかい死体にわらわらと近づいた。ひとりは、昼食の残りの泥だらけのじゃがいもをせしめた。もうひとりは、死体の木靴が自分のよりましなことをたしかめて、交換した。三人目は、同じように死者と上着を取り換えた。四人目は、(本物の!)紐を手に入れて喜んだ。
私はあなたがこの人たちよりも不遇な状況にいるとは思えません。彼らは頭の毛ももちろん、全身の毛を剃られ、人間としての尊厳を奪い去られたのです。確かに、自殺する人も大勢いました。しかし、自殺しない人もいました。そういう人の命のことを考えると、自分が薄毛なんかの問題で、
死にたい…
と思ってしまうのは、いささか早とちりなのかもしれません。見るべきなのは以下の記事です。
道教の創案者老子、儒教の始祖孔子。また、仏教の開祖ブッダ(釈迦)。道教、儒教、仏教、中国における三教のトップ、世界に誇る名指導者たちが口をそろえるこの真理を、一度立ち止まってじっくりと考えましょう。つまり、『薄毛で死にたいくらい辛い。その対策は?』と考えるなら、何よりもまず最初にやるべきなのは、人生の真理、黄金律を理解することです。
アウシュビッツ強制収容所や原爆被害者、天災による被災者たちが死にたいくらい辛い思いをしても自殺をせず、生きる選択肢を選んだ。その尊く気高い彼らの意志を尊重し、自分も堂々と生きるのです。
足りないものに目を向けるのではありません。『まだあるもの』はないのでしょうか。それが『足るを知る者は富む』という言葉の意味なのです。
ドストエフスキーは言いました。
私は、人よりも10倍速く年を取る一人の女性の人生をテレビで観ました。彼女は当然、自分の両親よりも早く老い、そして死んでいきました。私は自問しました。
彼女よりも充実した人生を送れるのだろうか?
と。彼女は大好きだったペットショップで働き、遠い異国に住む同じ病を患った男性に、恋もしていました。見るべきなのは以下の記事です。
一日でも長く生きながらえることに執着し、自分本位に生きる人間より、私は彼女の人生の方が輝いて見えます。
薄毛で悩む人の中にはまだまだ若い人もいるでしょう。いわゆる『若ハゲ』でうつ病になってしまうという人もいるかもしれません。そうなる前に、しっかりと対策を考えておきましょう。うつ病になる前の対策ですが、そうなると2つの方向からのアプローチが必要になります。それは、
の2つですね。まず薄毛の対策です。これによって直接的な原因を解消すれば、うつ病にはなりませんね。それではそこから考えていきましょう。下記の記事に書きましたが、
若ハゲで悩む人はいますし、それによって悩み、苦しんでいる人はいます。しかし、気を付けたいのは『若い』ということですね。それがキーワードです。
若いということは、=未熟です。 確実ではありませんが、ほぼ確実と言っていいでしょう。例えばこの言葉の意味が分かるでしょうか。
フランスの初代大統領、シャルル・ド・ゴールは言いました。
私はこの言葉に最初に出会ったときまだ17歳でしたが、それでも波乱万丈の人生を送っているつもりで、見識も人一倍自信がありました。しかし、この言葉の意味を理解することはできませんでした。
それは不思議な感覚でしたね。実際に自信があるのにも関わらず、本当に目の前の問題が解決できない。しかし、それこそが私が無知であり、未熟であったと言う証拠。『偉そうな人に偉い人はいない』といますが、私の自信は一言、『過信』だったということになります。
アインシュタインは言いました。
私はただただ、未熟者だったということです。
それから数年後、色々なことがありました。私は17歳のその時、すでに他の人が真似できない、真似をしようとも思わない経験を積んでいて、父も肝臓がんで亡くしました。だからこれ以上の波乱はないと思っていました。
しかし、あったのです。まだまだ人生は続きました。長く付き合った友人との関係も大きく見直しました。お金を稼ぎ、そして失いました。会社を作り、社名を変え、廃業もしました。しかし、人生は続いたのです。人生は、私が生きている限り何があっても続きます。そんなとき、ドゴールのその言葉を思い出しました。
人生は一度しかない。だから途中で何が起きようとも、残った人生を悔いなく生きるだけだったのです。そういう境地を思い知るには、17歳という年齢はあまりにも若すぎたんですね。
さて、これで『若いということは、=未熟』という私の言葉に多少は説得力も出ました。したがって、精神未熟なその時期に決断するあらゆる判断は、往々にして『最終的な答え』ではないということがあります。記事にも書いたように、
などということは逆効果になります。
こうした判断は、精神未熟で無知な人にはできません。例えば下記の記事に書きましたが、
ニキビの対策も、この薄毛対策の『念入りにシャンプーする』という問題と同じことが生じます。何度も洗顔をすると皮脂が落ちすぎてしまい、逆に皮脂の分泌が過多になります。それがニキビの原因となるのです。同じように、念入りにシャンプーすることで頭皮の皮脂が落ちすぎてしまい、逆に皮脂の分泌が過多になります。それが薄毛の原因となるのです。
また、下記の記事に書いたような『薬害』についても問題があります。
上記の記事とは違う専門書から引用しましょう。
『シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! 』にはこうあります。
10万個の毛穴から化学物質が入る!
シャンプーの害が薄毛や禿げ頭といった現象にのみ限定されるとしたら、ある意味、さほど深刻な問題ではないかもしれません。ところが、シャンプーにはそれだけでは終わらない不気味さがひそんでいます。なぜなら、シャンプーには全身の健康を蝕む可能性のある化学物質がたくさん含まれているからです。
(中略)シャンプーの主成分は界面活性剤ですから、皮膚のバリアをすぐに破壊し、皮膚に浸透してしまいます。つまり、消炎鎮痛剤やステロイド剤などが毛穴から吸収されるように、シャンプーに含まれる様々な化学物質も洗髪している間に頭皮の毛穴から吸収されるのですし、すすぎきれずに残ったシャンプーの化学物質は洗髪後も毛穴から吸収されつづけます。
(中略)それを10年(120時間、5日間)、20年(240時間、10日間)、30年8360時間、15日間)と続けていたら、それはもう薄毛にもなる、ハゲにもなる、そして、病気にもなるでしょう。シャンプーには発がん物質による発がんや、ホルモン作用をもつ成分による卵巣嚢腫や甲状腺腫、子宮内膜症、不妊などのリスクがあるともいわれています。
こうした問題を理解していない若い時期に間違った対策をして、『若ハゲ』になるのも無理はないと考えることができますね。
私が中学生の頃は、洗顔フォームが『スクラブ入り』が流行っていました。粒々が入っているタイプで、それをやると確かに洗顔した感覚が強いのでスッキリします。しかし、それらは全て間違った対策でした。無理やり皮脂を落として、傷つけていたのです。逆に皮膚が荒れてしまうことになるんですね。
資本金が数百億円ある大企業が出している商品だからといって安心すると、大変なことになります。企業というものはある種、いつでも切羽詰まっているのです。潤沢な資金があり、たくさんの社員を抱えていて、高額のCMを打っているとしても、それ=安心できる会社、という図式は成り立ちません。
事実、『大企業病』というものがありますからね。JALこと日本航空は、それによって破綻まで追い込まれました。あれほど大きな会社なのに、つぶれてしまうんですね。それは、社員全体の責任であり、それを現代の経営の神、稲盛和夫が、
の導入によって息を吹き返させ、復活させたのです。
『間違った部分をテコ入れした』んですね。それはつまり、『大きな会社=安心できる会社』、という図式は成り立たないということを意味しているのです。
ことシャンプーの話で言えば、安価で大量生産ができることから、市販品のほとんどが動物性や植物性の油脂からつくられた界面活性剤を使用してしまっているので、なるべく質の良い界面活性剤が含まれているシャンプー剤を選ぶ必要があります。
そんな知識が『若ハゲ』になる精神未熟な時期に自分の物にできているでしょうか。できていないなら、それはまずその『正しい知識』を確実に自分のものにすることが、何よりも優先されることになります。前述したように、薄毛の原因には様々な問題が挙げられるわけです。これらを全て最適化した後に、いよいよ次の精神的な問題に入ります。
私は『うつ病』の勉強もしていて、ページも作っています。従って、うつ病のテーマで考えるなら、私の意見は多少説得力があります。それだけではありません。『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
そして世の偉人たちの言葉と向き合ってきました。
こういう人間は、そう多くはありません。ですから、精神的な問題は、薄毛の専門的な問題よりも更に詳しく説明することができます。
そんな私が、うつ病に関する本を読み、サイトを神経んに作っているうちに、頭から消えることがなかった一つの事実がありました。うつ病というのは、『自分の思い通りにしようとする』意識が最初にあった、ということが原因である可能性が高いのです。そしてその現実とのギャップに打ち砕かれ、精神を崩してしまっている。
今回のケースで言えば、『薄毛になる予定ではなかった』という初期設定が、自分に精神的ストレスを与えているのです。もっと他に理想の髪型があった。そして、それとのギャップに、心を病んでしまったわけです。しかし、もう一度言いましょう。見るべきなのは以下の記事です。
薄毛になったから死にたくなった?本当にそれを被災で身内を亡くした人や、途上国でゴミをあさる人、貧困や病気で命を落とす人の前で言えますか?
明石家さんまは言いました。
彼のこの言葉も、元はブッダの言葉なのです。彼ら偉人たちがこの世界を照らした真理というものは、これからも人間がいる限り、未来永劫その輝きを失うことはありません。足りると思えば足りる。足りないと思えば足りない。これは、人生の黄金律です。