『ウーロン茶、コーヒー、水素水』等の飲み物が髪の毛に与える影響は?
ウーロン茶や緑茶に含まれるカテキンによって、AGA(男性型脱毛症)の原因であるジヒドロテストステロンを抑制するという噂があります。
しかし実際には、緑茶単体で摂取しても、むしろジヒドロテストステロンの濃度は上昇するということです。『大豆食品と緑茶を一緒に摂ると、ジヒドロテストステロンとテストステロンの両方を抑制する』ということになります。紅茶となると、テストステロンを減らすことなくジヒドロテストステロンを抑制することができるということで、一部の情報通は紅茶を推奨しています。詳細は、更なる専門家の意見に耳を傾けた方がよさそうです。
コーヒーですが、確かに、カフェインが阻害するアデノシンは、発毛と関係していて、タンニンは鉄の吸収を阻害しホルモンバランスを崩す原因になります。ただ、ポリフェノールやクロロゲン酸は肥満防止に役立ち、肥満からの薄毛予防にはなります。一日一杯のコーヒーくらいなら健康に問題はないでしょう。むしろ健康的になるという見解もあります。
水素水の効果は確実なものではありません。どのような効果があるかということははっきりしていません。活性酸素を除去する効果があると言われていますが、それが本当であれば、髪の毛にも有効だと言えるかもしれません。
ウーロン茶や緑茶に含まれるカテキンによって、AGA(男性型脱毛症)の原因であるジヒドロテストステロンを抑制するという噂があります。詳しくは下記のサイトを見るのがいいかもしれません。
参考
ジヒドロテストステロンは緑茶で抑制できる!?男性ホルモンを抑える基礎知識
この話の情報源を突き止め、しっかりと正確な情報を分析しております。海外の『マウスによる実験』のレポートからこの噂が飛び交ったようですね。しかし実際には記事にある通り、緑茶単体で摂取しても、むしろジヒドロテストステロンの濃度は上昇するということ。
『AGA(男性型脱毛症)』の原因は『DHT(ジヒドロテストステロン)』です。男性ホルモン(テストステロン)には、体毛やひげなどに代表されるように、毛を生やす、という作用がありますが、前頭部と頭頂部の毛乳頭に多くある特殊な酵素(Ⅱ型5α-還元酵素)と結びつくと、ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛を促進する物質がつくられるわけです。(ちなみに女性の場合は、アンドロステンジオンという物質からもDHTが生じます。)
このジヒドロテストステロンの濃度を上昇させるということは、緑茶単体を飲むとむしろ逆効果ということになってしまいますね。しかし記事は続きます。
SPC(大豆)とgreen tea(緑茶)がreduced(減らした)both testosterone and DHT(テストステロンとDHTを)
つまり、『大豆食品と緑茶を一緒に摂ると、ジヒドロテストステロンとテストステロンの両方を抑制する』ということになります。テストステロンの働きについては下記の記事に書きましたが、
という働きをしてくれます。このサイトは、
ですから、緑茶では確かに大豆製品と組み合わせてDHTを抑制することができますが、同時にテストステロンも減らしてしまうので、薄毛に対してはあまり意味がないということです。
と言っていて、ジヒドロテストステロンと同時にテストステロンも減るなら、薄毛にはあまり意味がないと主張しています。
ここが正直わからないのですが、『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。
脱毛指令を出すDHTの産生には男性ホルモンの一種であるテストステロンが関わるが、これをDHTに変えるⅡ型の5α-還元酵素とDHTの指令を受け取るレセプターの有無も関係するので、血中のテストステロン量のみではAGAの目安とはならない。
『血中のテストステロン量のみではAGAの目安とはならない』ので、テストステロンの量が多い、少ないということはあまりAGAには関係しないと専門書は言うので、緑茶単体だけで摂取したときにテストステロンも同時に抑制してしまうということで、それはAGAの改善には効果はない、という主張は、私が持っている様々な専門書を読むだけでは、解明できませんでした。
しかしこのサイトの運営者はしっかりと勉強している方でしょうから、ジヒドロテストステロンと同時にテストステロンも減るということが、AGAに効果がないということは、証拠があるのでしょう。
またつづいて、
緑茶ではなく、紅茶を大豆食品と組み合わせると、テストステロンを減らすことなく、ジヒドロテストステロンは抑制することができます。
と記載されています。今度は『紅茶』ですが、紅茶となると、テストステロンを減らすことなくジヒドロテストステロンを抑制することができるということで、運営者は紅茶を推奨しています。やはり、テストステロンを減らすことなくジヒドロテストステロンを抑制するということの方が効果があるということなのでしょうか。詳細は、更なる専門家の意見に耳を傾けた方がよさそうです。
また、こうしたカテキン類を摂取するということの恩恵について考えていきましょう。『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。
カテキン類
- がんなどの生活習慣病を予防する
カテキンは、強い抗酸化作用で細胞膜を酸化から守り、動脈硬化や心臓病を防ぎます。特にエピガロカテキンとエピガロカテキンガレートは強力な抗酸化作用をもっており、ガン細胞の増殖を抑制するとともに、傷ついた細胞を保護します。
また、コレステロールの減量となる胆汁酸の排泄を促進して、血中のコレステロール値を下げます。カテキンには、悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)のバランスをととのえる働きもある、といわれています。さらに、血圧を上げる原因となる酵素ACE(アンジオテンシン変換酵素)の働きを阻害して血圧の上昇を防ぎます。
このほか、血糖値の急激な上昇を抑える、虫歯や口臭を防ぐ、アレルギー症状を抑える、などの効果も認められています。
といった効果を期待できるということですね。このうち、薄毛に関係ありそうな働きとしては、『抗酸化作用』と『虫歯を防ぐ』ということでしょうか。先ほどの生理の記事に書きましたが、女性ホルモンのエストロゲンとは、『体内にある最強の抗酸化物質』であり、『若返り』のホルモンです。体が酸化すると、ありとあらゆる問題を引き起こします。
『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。
抗酸化作用のある食品を摂り、肌老化を防ぐ
からだの中から肌老化を予防する
肌のために積極的に摂りたいものとして『抗酸化作用のある食品』があげられます。抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去する働きのこと。活性酸素は反応性の強い酸素の一種で、さまざまな体内の活動にともなって副産物として生まれるもの。有効な働きももつのですが、増えすぎると体内で細胞を傷つけ、老化を促したり、がんの原因となったりするといわれています。
肌にとっても、シミやシワなどの肌老化を促し、肌荒れ、ニキビなどを引き起こす原因に。からだの中から肌の調子をととのえるためには、抗酸化作用の食べ物を摂るとよいのです。
美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)
などを生み出す原因になり、女性にとっては天敵ともいえる原因物質だといえるでしょう。老化とは、この活性酸素の攻撃によって組織や細胞が変質したり弱ったりする現象をいいます。したがって、活性酸素による『老化』で組織や細胞が変質したり弱ったりして、頭皮の状態が悪くなり、栄養が行き届かなくなれば、薄毛になる可能性があるのです。
『体内にある最強の抗酸化物質』であるエストロゲンや、緑茶などに含まれるカテキンといった『抗酸化物質』で、その活性酸素からの酸化を防ぐことで、そうした老化による薄毛現象を阻止することができます。また、虫歯に関しては下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。
お茶やコーヒーに含まれるカフェインを摂取することによって、髪の毛が薄くなる可能性があります。しかし、可能性があるというだけで、それはわずかなものです。そうじゃなければ、ほとんどの人間の髪の毛が抜け落ちていますからね。お茶やコーヒーは世界中で愛され続ける嗜好品です。
『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。
肥満を防ぐ、眠気を防ぐ カフェイン
お茶やコーヒー、コーラなどに多く含まれる苦みの成分です。カフェインには脂肪を分解する酵素の活性を高める働きがあり、運動する前にカフェイン入りの飲料を飲むと効率的に脂肪が燃えます。そのため、肥満予防に有効です。このほか、眠気を防ぐ、利尿を促す、消化を促進するなどの作用もあり、強心剤としても利用されます。
カフェインは、
という働きの特徴がありますが、その『眠気を防ぐ』というのがときにデメリットとなり得るので、注意が必要です。眠れなくなって睡眠不足になれば、髪の毛にはいい影響を与えませんからね。下記の記事に書いたように、
あがり症やうつ病などの精神的な病気は、脳内の『セロトニン』という報酬系物質が不足することが原因の一つだと言われています。ですから、ぐっすりと良質な睡眠をとるだけでそういう心の病気にもいい影響を与えるということですね。
全ての問題は繋がっていますので、睡眠不足の原因を作り出すだけで、ストレスや自律神経失調症も含めた、様々な精神障害を生み出し、心身を衰弱させる方向に向かわせます。そうすればおのずと頭皮も弱まり、髪の毛も衰弱し、薄毛になるでしょう。
『最後に読む育毛の本』にはこうあります。
・朝食は抜く(水は午前中に500mlは飲む)
どうしても食べたい場合はバナナ、ゆで卵。
・昼食、夕食時にはたんぱく質を多くとる(糖質はご飯からの摂取で十分)。
・一日をとおして水は最低1.5~2リットル飲む(浄化のため)
※水以外では体の浄化ができません。
※水以外の清涼飲料水は飲まない(お茶、砂糖なしコーヒー、紅茶はOK。ただし水の代わりとしてはカウントしません)
むしろ、お茶やコーヒーなどは、体の浄化、デトックスということで考えると、あまり意味がないんですね。
『毒出し美白ダイエット―美肌・ダイエット・健康回復・便秘解消』にはこうあります。
水を飲まないとからだに老廃物がたまる
水は細胞の中の老廃物を尿や便の形で体外に流しだしてくれる大切なものです。人間のからだからは毎日2200ミリリットルもの余分な水分が排出されています。このとき毒や老廃物も一緒に出してくれますが、水分が足りないと十分な排出が行われません。1日約1500ミリリットルの水を飲みましょう。また水は新陳代謝を高め肌のトラブルを防ぐ役目も果たしています。
デトックスを考えるなら、『十分な量の水(白湯)を飲む』ということがカギになります。
ウーロン茶にも緑茶と同じ量のカフェインが含まれている場合が多いですが、私の場合は、緑茶を飲んだ時の方がはるかに利尿作用が強いと感じることが多いですね。ただまあそれは私の飲み方にも原因があって、ウーロン茶は食事のときにしか飲まず、緑茶があるときは常に飲んでいるので、それが関係しているならば、あまり参考にはなりませんね。
ちなみに、麦茶であればカフェインがないので利尿作用はありません。ですから、熱中症対策などで水分補給をする際は、ウーロン茶や緑茶ではなく、麦茶か水を飲むのがいいとされています。
とにかく、カフェインに含まれるのは間違いなく利尿作用ですが、ジヒドロテストステロンなどの有害毒素を排出することは確かにできても、デトックスを考えるなら本来はお茶やコーヒーではなく、水か白湯にするべきだということを覚えておきましょう。
また、コーヒーについてもう少し調べてみましょう。
『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
ポリフェノールで肥満と胆石予防に有用
コーヒーに含まれるカフェインが脳の疲労を解消し、意識をスッキリさせることは広く知られています。新たに注目されているのはコーヒーのポリフェノール、クロロゲン酸の健康効果で、肥満予防や胆石を抑制するデータが発表されています。
体内でのおもな働き
・カフェインが眠気を誘う物質のアデノシンを阻害し、脳の働きを高めます。
・クロロゲン酸が脂肪燃焼を促して、肥満や脂肪肝を改善。腸でのコレステロール吸収も妨げて胆石を抑制します。
先ほど、カフェイン自体に『肥満予防』の効果があると説明したのですが、更にコーヒーにはクロロゲン酸が含まれていて、それが脂肪燃焼を促すというんですね。肥満は薄毛の原因となりますので、そういう意味で考えると、コーヒーは薄毛に有効だと言えるでしょう。
ただ、このカフェインが阻害する『アデノシン』ですが、実はこれは発毛促成因子を生成し、毛母細胞を活性化するので、育毛剤などにも含まれている成分です。したがって、このアデノシンが阻害されるということは、育毛の観点から見ると、よくありません。
そのアデノシンによって眠くなって睡眠につき、良質な睡眠を取った方が頭皮や髪の毛に圧倒的にいい影響を与えますからね。眠気がなくなるというのは、運転以外のときにしかいい影響を与えないかもしれません。
例えば勉強をするときに必要だと思うかもしれませんが、実は勉強は、徹夜でやるよりもぐっすりと寝た方が効率的なのです。人間の記憶は、睡眠によって定着するので、徹夜でやった方が忘れない気がするのは、ただ『気がするだけ』なので、無理にカフェインで眠気を覚まして付け込もうとするのは間違ったやり方です。
ちなみに、何か嫌なことがあったらなかなか寝付けないと思いますが、あれは自己防衛本能だと言われています。つまり、睡眠をすると記憶が定着するので、睡眠を拒絶することで、自分にその嫌な記憶を定着させないようにしている、ということなんですね。(ホンマでっか!TV 沢口先生より)
またその運転ですが、実は、
という中で最も効果が薄いのは、コーヒーを飲むということなのです。上から順番に眠気が覚めていきます。これはテレビで実験をしていたので間違いないのですが、好きな音楽を聴いている被験者の脳波が最も覚醒していました。コーヒーではあまり効果がなかったんですね。
肝心なときに対して効果がないのに、家などの不必要なときには覚醒させる。そう考えると、コーヒーの覚醒作用もあまりメリットがなく、飲みすぎによる弊害を考えたとき、いくら肥満予防等に有効だからといって、暴飲するのはやめたほうがいいですね。
また、コーヒーやお茶には、苦みなどの効果を狙うために『タンニン』という成分が含まれています。
『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
カフェインやタンニンなどは鉄の吸収を阻害するので、コーヒーやお茶は、食事の前後30分を避けて飲むようにしましょう。
まさにコーヒーやお茶にある、
その両方が鉄分の吸収を阻害し、特に女性にとっては一大事となります。先ほどの生理のような記事に、『女性はホルモンバランスを崩しやすい』と書きましたが、月経のある女性は鉄分が不足気味になるので、鉄の吸収が阻害されるのは問題です。
『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
貯蔵鉄の在庫が底をつくといよいよ酸素不足で貧血に
体内で働いている機能鉄が不足すると、蓄えられている貯蔵鉄を取り崩して補います。貯蔵鉄はいわば予備。若干減っても貧血の症状は出ないことが多いのですが、それでも不定愁訴が起きたり、精神的に不安定になったりする場合もあります。
したがって、特に女性は過剰摂取に注意したいですね。また、鉄と同じように『亜鉛』の吸収も阻害するという情報があるのですが、これは参考文献にはない情報なので、割愛します。おそらく、下記のような情報とリンクさせるために、薄毛サイトを運営する人が発信していることなのですが、しかし当サイトでは専門家からの正確な情報のみを載せることにしているので、その情報がグレーとさせていただきます。
水素水の効果は確実なものではありません。どのような効果があるかということははっきりしていません。
例えば伊藤園の『水素水H2』にはこうあります。
水素水は安全な食品です。
水素水に溶け込んでいる水素は、食品添加物の一つで、無味・無臭・無色で、体に無害な気体です。水と同じようにお飲みいただけます。水素水に溶け込んでいる水素は、多量に摂ったとしても拡散性が高いため、余分な水素は体から抜けていきます。ただし、水と同じく、過剰摂取は胃腸へ負担をかけてしまうため、適度に飲むことが大切です。
と書いてはあっても、その効能や効果についてはハッキリ書いてありません。
に使用すると効果的だと言いますが、それは『水』でも同じことですからね。確かに『炭酸水』に関しては、専門家が『お風呂後に飲むと効果的だ』とは言っていました。炭酸水に含まれる二酸化炭素が、お風呂で血液の循環がよくなった体中に巡り、それを除去しようとして逆に酸素がたくさん出て、身体がポカポカします。
それによって冷えが改善されたり、良質な睡眠を得やすいという理論です。水素水にもそういう理論を説いた話があればいいのですが、あまりそういう話はないようですね。
『健康オタクの水マニアが教える自分に合っている水が見つかるサイト』にはこうあります。
水素水の効果・効能には賛否両論あります。2017年現在、ハッキリ明確な科学的根拠はわかりませんが、効果を実感している人が大勢いるのも事実です。例えば口コミや評判を調査すると「飲むと体がスッキリする」と大多数の方が答えているので、全く効果がないと言い切るのは難しく、多少の個人差は考えられますが体質改善には効果が期待できそうです。
参考
水素水健康オタクの水マニアが教える自分に合っている水が見つかるサイト
どうやらその程度のものらしいですね。しかし適切なタイミングで、適切な量飲めば、
はあるでしょう。それは『水』でも同じことですけどね。先ほど言った『炭酸水』でも同じことです。血流がよくなれば血行が促進され、冷えにもいいし、美容にもいいし、皮膚にも頭皮にもいいし、そして髪の毛にもいいですからね。
上記の記事に書いたように、薄毛・抜け毛を解消する2大ポイントは毛母細胞の『血行促進』と『栄養補給』です。お風呂上りに水分をたくさん飲めば、血流が促進されて老廃物が押し流され、乳酸等の疲労物質がデトックスされ、アンチエイジングの効果を狙えます。
また、サウナに入った後は必ず水分補給をすることが大切です。タレントの西城秀樹は、サウナが好きだったのはいいのですが、サウナ後の水分補給を怠り、脳梗塞になりました。『梗塞』というのは文字通り『塞がる』ということですから、血液がドロドロになって固まり、塞がってしまって不調を起こすということですね。
等、血液がドロドロになると様々な問題を引き起こします。ですが逆に、サウナに入った後に水分をたくさんとると、サウナの熱でドロドロになった血液が一気に流れ出し、それとともに老廃物や疲労物質も流れ落ちるため、疲労回復効果が期待でき、また常に若々しく健康でいられます。まさにアンチエイジング(抗老化)ですね。
アンチエイジングの逆で言うと『老化』です。老化とは往々にして、 『酸化』のことを言います。例えば新鮮な寿司が、1日も放っておくと酸化が進み、ニオイを発生させるようになります。これと同じように、人間の身体も酸化し、それが原因でワキガや老化の原因となります。人間の身体を酸化させるのは『活性酸素』です。ですから体内にある活性酸素は、積極的に除去することが大切です。下記の記事に書いたように、
と、様々な問題を引き起こしますからね。
『マリンビタミンで奇蹟の若返り』にはこうあります。
女性をおびやかす『活性酸素』の正体
エイジングのいちばんの大敵、それは『活性酸素』です。皮膚で活性酸素がたくさん発生すると、シワやシミができやすくなることは一章で説明しました。皮膚以外でも、活性酸素はあちこちで絶えず発生していて、気づかないうちに前進の老化をどんどん進めています。美容面にとどまらず、病気の9割以上に活性酸素が関係しているのです。活性酸素を制する者が『綺麗&元気』を制するといって過言でないでしょう。
この活性酸素の原因ですが、先ほどの記事に書いたように、例えば以下の通りになります。
また、下記の記事には薄毛の専門家の意見で、
もし『アルコールやニコチンが脱毛症の原因』という説が正しいのであれば、アルコール依存症患者の収容施設に入院している喫煙者は全員ハゲということになるが、現実にはそのようなこともない。
と載せましたが、実際には『タバコ』にも活性酸素が含まれています。『小白川至誠堂病院HP』にはこうあります。
タバコ自体にも活性酸素のひとつである過酸化水素が含まれているのでタバコを吸うことは活性酸素を吸うことになります。加齢と共に活性酸素を消去する抗酸化系(消去系)は減弱しているので喫煙継続により酸化ストレスは増大、体の酸化(サビ)は進みます。すなわち喫煙により老化は進行、ガンの発生率も増加します。なおタール自体も発ガン作用を有しています。
それが正確な情報ということですね。ですから、多くの人が知らぬ間に活性酸素を体内に溜め込んでしまっているのが現実です。
とよく言いますがその通り、特に都会の喧騒で暮らす人々の体内には、様々なストレス物質が蓄積されているのは事実です。
実は、水素水にはこの活性酸素を除去する効果があるというのです。水素水生成器の販売のミライプラス株式会社HP『水素と活性酸素の秘密』にはこうあります。
水素が他の抗酸化物質と最も違う点は、善玉活性酸素には反応せずに悪玉活性酸素とのみ反応して無害な水に変わる事です。(中略)水素は厚生労働省から食品添加物として認められておりますし、悪玉活性酸素と反応しても無害な水に変わるだけなので取りすぎても体に害はありません。水素が悪玉活性酸素を除去出来る事で、医学者や化学者が老化や病気の治療や予防に役立てられないかと研究を進めています。
参考
水素と活性酸素の秘密水素水生成器の販売のミライプラス株式会社
やはりあくまでも『研究を進めています』というレベルですから、何も確実なことはわかっていないようです。しかし、もし本当に活性酸素を除去する効果があるのなら、薄毛にも影響がありますね。活性酸素の攻撃によって組織や細胞が変質したり弱ったりして『酸化』し、薄毛の原因となるからです。
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