仏教の開祖 釈迦(画像)
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内省
自分の心には、まるで『虫歯』や『口内炎』の様に、『異常な物質』が存在すると考えていい。つまり『ウイルス』の様にそれは潜んでいて、それが暴走して抑えられないときがあるのだ。
聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、
『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』
と書いてあるが、つまり『聖性=愛』、『魔性=悪い心』なのである。悪い心というのは、例えばキリスト教の7つの大罪で言えば、
- 傲慢
- 強欲
- 色欲
- 暴食
- 怠惰
- 憤怒
- 嫉妬
が挙げられる。確かにこれを見ると、『魔性という悪い心』は暴走する傾向がある。それに支配されて、我を見失っている状況が、容易に想像できるはずだ。人間だったら誰もが一度は、これに憑りつかれたことがあるのではないだろうか。
だが、『管理棟』に入って、『コックピット(操縦席)』に座ろうと意識すれば、 案外この『魔性』の暴走を制御できるものだ。やってみるといい。最初こそ慣れなかったとしても、すぐにコツを掴むはずだ。重要なのは、『コックピットに座る』という意識を持つことである。その意識を持てれば、もう半分自分を支配したようなものだ。
参照文献
仏典
法句経33。
関連する『黄金律』
『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』
『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』