『育毛に効果がある食べ物』、『薄毛が進行する食べ物』とは?
育毛に効果がある食べ物は、
など、たくさんあります。例えばタンパク質の一種であるケラチンは、髪を育毛させるのに必要となる栄養素の99%を占めています。しかし、どれも過剰摂取には注意が必要です。
『薄毛が進行する食べ物』は色々ありますが、高脂肪・高GI食品に注意が必要です。脂肪を摂りすぎると皮脂腺が大きくなって栄養が髪の毛に行き届きませんし、高GI食品を摂った後は急激におなかが減り、ストレスを覚え、ホルモンバランスを崩すか、ドカ食いをして、結局皮脂の過剰分泌に繋がる可能性があります。
また、あえて『断食』をするという選択肢にも注目です。余計なものを体内に入れることは、薄毛の原因となるからです。
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まずは『栄養素』から見てみましょう。
これについては以下の記事にまとめましたので、そちらで詳細をご確認ください。人間のメンテナンスに欠かせない栄養素ですね。
これについては以下の記事にまとめましたので、そちらで詳細をご確認ください。髪の毛の生成には欠かせない栄養素ですね。
また例えば、『髪の悩みがみるみる解決する100のコツ』にはこうあります。
髪によい食品にはさまざまなものがありますが、私のおすすめはイワシやサバなどの青背の魚です。青背の魚に含まれるDHAは、毛根の新陳代謝を活発にして、正常なヘアサイクルに近づける効果があります。
『青背魚』ですね。
それらに含まれる、
などの『オメガ3脂肪酸』は、下記の記事にも書いたように、
などを改善し、そしてひいては薄毛の対策にもなります。積極的に摂り入れましょう。また、記事にも書きましたが、ある日の『PRESIDENT』の特集で、『医者が摂りたいサプリメント』という記事がありましたが、その中で医者たちが選んでいたサプリメントは、
でした。DHA・EPAの重要性がよくわかりますね。
しかし、だからといってこれらの食事をたくさん摂ればいいというわけではないですからね。むしろそれによって状況が悪化したり、違う問題を引き起こすこともありますので注意が必要です。例えば冒頭に挙げたうち、
で考えると、シナモンにはクマリンといわれる成分が含まれており、このクマリンを過剰摂取すると肝障害を引き起こす可能性があります。また、亜鉛を多く摂ると、『銅』が出てしまいます。銅は『活性酸素の除去を手伝う』効果があるので、それが原因で薄毛になる可能性があります。
また、たんぱく質ですが、プロテインドリンクを考えたとき、確かに先ほどのプロテインの記事にも書いたように、プロテインドリンクでたんぱく質を摂取したほうが、獣肉から摂取するよりも安全であり、効果的です。しかし、薄毛の原因には『有害物質の過剰摂取』もありますが、『過剰摂取に気を付けたいもの』の中には、プロテインも含まれます。
プロテインを飲んでも薄毛にはなりませんが、どんなことでも『過剰摂取』はいけません。普通は老廃物として汗や大小便などによって排泄されますが、排泄しきれなかった成分が、残留成分(不純物)として頭皮下に集積し、毛母細胞に悪影響を与え、脱毛現象が起きてしまう可能性があります。『薬害性脱毛症』ですね。
『育毛の真理』にはこうあります。
薬害による脱毛症
過剰に摂取した諸成分は、体に不要なもの(不純物)として体外に排出される。栄養を補う目的のサプリメントであっても、摂取しすぎれば脱毛の原因となってしまう。
したがって、いくら『髪の毛にいい』からといって、暴飲暴食をすることは控えましょう。
育毛に効果的な食べ物はたくさんあります。ピンポイントで書いたものは、以下の記事になりますね。
育毛に有効な食事や栄養素
など、たくさんあります。もうこれを意識しただけでも十分に髪の毛にいい影響を与えることができます。ただ、その他にもまだまだたくさんありますからね。全て挙げたら膨大な量になります。例えば『IGF-I』という成長因子に着目するならば、それを増加させる食事は以下の食べ物です。
『薄毛の食卓 5か月で64.5%の人が発毛した食事法』にはこうあります。
育毛の素人が発見した新育毛理論
私が発見した育毛の新理論を、まず、ワンフレーズでご紹介します。”IGF-Iを増やせば、毛が生える”です。IGF-Iというのは、インスリン様成長因子-Ⅰの略です。前に述べたように、私は血液学、中でも血液が、体の中で固まらないしくみと、固まるのを防ぐアンチトロンビンという物質の作用について研究をしていました。
(中略)アンチトロンビンが、唐辛子に含まれる辛み成分であるカプサイシンと同じように、熱さや痛みを感知し、伝達する知覚神経を刺激し、組織で血流増加作用を持つIGF-Iという物質を増やすことがわかったのです。
IGF-Iには、血管を開く作用のほかにも、多くの重要な作用があることが知られています。その一つが、育毛作用です。この発見は、アンチトロンビンに限らず、知覚神経を刺激するものは、IGF-Iを増やし、毛を生やす可能性があることも示しています。
IGF-Iにはこのようにして育毛効果を期待できますから、それを増加させるこれらの食事を摂れば、結果的に育毛に有効的な効果を与える、と言えるわけですね。
育毛に良くない食べ物ばかりを取っている人は、抜け毛が悪化してしまう可能性や薄毛になってしまうことがあります。例えば、下記のような食材です。
を食べ過ぎてしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまい、抜け毛や薄毛が酷くなってしまいます。また、下記の食品などを多く取ることが習慣になっている人も、 が崩れやすくなってしまいます。
通常時の人間の体は、ホルモンバランスというもので健康に保てるようになっています。ホルモンバランスというのは、女性の場合は女性ホルモンの量と男性ホルモンの量が、
といい、これが崩れてしまうことで、体の至るところに支障が出てしまい病気になってしまうこともあります。
ホルモンバランスが崩れてしまうことで、男性ホルモンの方が大半を占めてしまうことや、体の中で異常に増加してしまうことにより、
となることがあるのです。食べ物は育毛に良くないものだけではなく、育毛に良い栄養が含まれている食べ物もあります。
育毛に良い栄養が含まれている食べ物は、以下の食材などが良いとされています。
これらを大量に摂取することは難しいですが、毎日の食事でこれらの食べ物を使うように工夫していくだけでも、育毛を促進することが可能になります。
体にとても良いという大豆製品は、髪の毛の栄養の元となる
というタンパク質で作られています。このため育毛させるためには、タンパク質を摂取することが欠かせないということになります。また、大豆製品には必須アミノ酸がバランス良く含まれていることで良質なタンパク質となり、育毛の効果をアップさせてくれます。
大豆製品の他にも必須アミノ酸が含まれている食べ物は、
などにも多く含まれています。
にも良質な必須アミノ酸が含まれていますので、牛肉や豚肉を食べることが多い人は、鶏肉に換えてみるのも良いでしょう。
タンパク質の他には、
なども髪を元気にさせるのにとても大切な栄養素となりますので、できるだけ摂取するようにしましょう。タンパク質は亜鉛と深い関係があり、
このことに注意することさえできれば、食べ物による育毛の効果が徐々に感じられるようになっていくでしょう。
冒頭でも説明ましたが、薄毛に効果がある栄養素は、ミネラルの一つ、亜鉛といわれています。しかし亜鉛は体内で作り出すことができず、
方法はありません。
タンパク質の一種であるケラチンは、
を占めています。だからといってタンパク質だけを摂っていても、体内で自動的にケラチンに変換されるわけではなく、変換するには になってきます。
亜鉛は、体内に入ってきたタンパク質をケラチンに変換する効果があり、これにより質の良いタンパク質を生み出すことができます。体内の亜鉛が減ってしまうことでケラチンを生成できなくなり、髪の毛に良い栄養が届かなくなってしまうと考えられます。このようになってしまうと、髪が健康なまま維持することが難しくなり、
のです。
亜鉛やタンパク質が、これほど体や髪の毛にとって重要な働きをしていることを知らない人も多くいます。なので育毛を促進したい場合は、タンパク質と同様に食べ物で亜鉛も摂取する必要があるということです。
最近では偏っている食事により、1日に必要な亜鉛の半分も摂取できていない人が多いといわれています。亜鉛は、下記の条件などにより少しずつですが消費してしまいます。
このため、亜鉛の消費量ばかりが多くなってしまい、抜け毛や薄毛が進行してしまうことも多いのです。亜鉛が多く含まれている食べ物は、
などが代表的です。また、これらの他にも、
などにも亜鉛が含まれています。これらの中で一番亜鉛を摂取しやすい食べ物は、
となっていて、
を摂取することができます。これらをバランス良く摂取することで頭皮の改善や毛根の改善になり、徐々にですが育毛効果を感じるようになります。
偏っている食事を取っている人の場合は、亜鉛が体内で不足している点が挙げられます。このような場合は、亜鉛が多く含まれている食べ物を知っておくことで、少しでも髪に良い栄養を取り入れることができるようになります。
亜鉛の1日あたりの摂取量は、成人の男性の場合は
、成人の女性の場合で です。できる限り、これに近い亜鉛を摂取するように心がけていくだけでも、育毛効果を感じられるようになるでしょう。
亜鉛の1日あたりの摂取量
成人の男性 | 9mg |
---|---|
成人の女性 | 7mg |
亜鉛は摂取しにくい食べ物ばかりではありませんので、食生活の中でバランス良く取るようにし、またタンパク質も摂取できるようにするのが育毛には効果的といえます。亜鉛は育毛の他にも、
などに効果があるといわれていますので、女性には特におすすめです。食べ物で亜鉛を摂取する場合は過剰摂取しにくいのですが、サプリメントなどで摂取する場合は、過剰摂取にならないように注意しましょう。
亜鉛の過剰摂取は毒性が強いため、
になってしまうこともありますので気をつけましょう。亜鉛の1日の摂取量を守り、毎日続けていけば育毛の効果を感じられるようになるはずです。
薄毛が進行してしまう食事は、『薄毛対策になる食事』の真逆をいくものです。先ほどの記事にも書いたように、髪の毛に必要な栄養分とは主に以下の通りです。
特に『たんぱく質』ですね。『亜鉛』の力を借りて変換されるタンパク質の一種である『ケラチン』は、髪を育毛させるのに必要となる栄養素の99%を占めています。ですから亜鉛の摂取も必要になります。ただ、だからといって亜鉛を摂取しすぎすると、今度は違う問題が生じます。に関しても同じことです。『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
私は栄養素が多く含まれている食べ物だけを覚えて起き、その週のうちに十分とれなかった栄養素を含む物を意識的に摂ります。例えば広島の友人が新鮮な牡蠣を送ってくれた日には、生でかなりの量を食べますが、当然亜鉛が多く摂取され、その反動で体内の銅が排泄されてしまいます。
亜鉛を摂りすぎると、『銅』がなくなってしまうんですね。下記の記事に書いたように、銅は『活性酸素の除去を手伝う』のです。
活性酸素の除去は、薄毛対策にとっても重要なポイントとなります。もちろんそれだけじゃなく、下記に書いた様々な問題を引き起こす原因となるのです。
体の中から、そうした『警備隊』のような栄養素はなるべく減らしたくないんですね。警備隊の為になるような栄養を摂り、内から体を強化していく考え方が正しいのです。ですから、『髪の毛にいい』からといって栄養が偏りすぎると、違う問題を引き起こす原因となるので、何事もバランスよく食べるのが一番です。ただ、先ほどの『海藻』の記事を見るとわかりますが、
などの海藻類は、とても体にいい食材です。薄毛以外のありとあらゆる問題を改善する最高のメンテナンスフードですからね。率先して食べていきましょう。
わかりやすい『食べてはいけないもの』は、『高脂肪・高カロリー食品』です。高脂肪・高カロリー食品は、あらゆる問題を引き起こす原因となります。
等々といった、ありとあらゆる心身の不調です。
同じく、
も避ける必要があります。つまり、
などは避ける必要があります。これらは全て心身の不調を促します。まず『デトックス』という問題を考えることになりますね。有害物質を排出するために、髪の毛の働きが弱まるのです。
それから、うつ病等の精神的な問題に悪影響を及ぼしたとき、体にストレスがかかりますね。ストレスがかかるとホルモンバランスが崩れ、それが薄毛の原因となります。女性なら尚のことですね。
また、『グルテンの入った食品』も、意外と見落とせません。下記の記事に書いたように、
グルテンが含まれている食品とは、下記のようなものです。
小麦粉を使った料理をイメージすればわかりやすいのですが、ここに挙げたものの共通点は、
ということです。中には脂肪とカロリーが低いものもありますが、往々にしては高いことで共通しています。また、『GI値』にも注目です。
記事にも書いたように、『GI』とは、食後血糖値の上昇を示す指標のことです。これが高い食事は、血糖値が上がりやすいんですね。ページの食品別GI値を見てみると、例えば、
大豆、ゆで | 15 |
---|---|
白いパン | 77 |
として、大豆とパンのGI値の差がこれだけ空いているということがわかるようになっています。55以下の食品を低GI食品、70以上の食品を高GI食品なのであれば、グルテンの入ったパンは高GI食品、グルテンフリーの大豆は低GI食品であるということがわかります。
GI値が高い食物を食べると、血糖値が急激に上がります。そして、急激に上がった血糖値というものは、大体急激に下がります。するとそこで『急激な空腹感』を覚えるようになります。そこで味わうのが『ストレス』です。ストレスが薄毛にどのような影響を与えるかは、前述したとおりですね。
また、そこでドカ食いでもしようものなら大変です。更にそれが『間食』であり『スイーツ』であれば、厳重注意です。ここに挙げたありとあらゆる問題が引き起こされるリスクが急上昇しますよね。
こうして考えると、『薄毛が進行してしまう食事』というのは、
などと言うことができるかもしれません。ただもちろん、グルテンの入った食べ物の中にも体にいい食べ物はたくさんありますから、『大体そうなっている』という程度に理解しておくことが重要です。更に深く細かい知識はリンクした記事などを見て磨き上げることが大事です。知識が半端な状態で決めつけ、思い込まないようにしましょう。
その他にも書こうと思ったらまだまだたくさん書けますが、この記事ではこうまとめて終わっておきましょう。ここに張った記事を全て見るだけでも大変ですからね。しかし、すべてが大事な要素です。
抜け毛予防になる食べ物を考えるとき、まずは前述した内容をチェックすることが大切です。このページに相当な量の食事情報を詰めましたから、それだけで十分な知識を得ることができます。したがって、次は違う角度から考えていきます。例えば『断食』です。
それはまず下記の記事にも書いたように、宿便を排泄し、デトックス効果を得られるので、薄毛対策になります。
『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている!』にはこうあります。
断食は世界最高の健康法
断食をすると、体の余分な水分や脂肪が取れ、肥満が解消し、引き締まった体になります。ダイエットにも最適です。実際、半日断食を実行して、体がスリムになった人はたくさんいます。
しかし、断食は単なる肥満解消、ダイエットの手立てにとどまるものではありません。本来は、病気は不健康な体を根本から治す治療手段なのです。不快な症状が解消して体調がよくなり、疲れも少なくなって、スタミナがつき、病気になりにくい体になります。現代医学で治療がむつかしい難病が改善することもけっしてめずらしくありません。断食は、病気にならないための世界最高の健康法であると、私は確信しています。
つまり『抜け毛を予防する食品を探す』というよりは、逆に『食べない』という選択肢を選び、状況を最適化するんですね。
先ほども前述しましたが、あまり体内に物を入れすぎると、逆に心身に不調が出てしまう、という事実に着目したいわけです。例えば下記の記事には、『肉食の弊害』について参考書から引用しています。
『最後に読む育毛の本』にはこうあります。
獣肉を食べると加齢臭の元がつくられやすくなります。それは、肉には動物が排泄するはずだった老廃物を含んでいるためだからです。解体後の動物の老廃物まで取り込むことになります。それゆえ細胞が汚れ、疲労と老化をもたらすのです。
冒頭に張った記事にも、
といった『髪にいい栄養素』の過剰摂取の危険性について書きましたが、このようにして『肉食』についても、問題があるわけです。また、先ほどのデトックスの記事、『寿司は水銀が多い?』という記事をご覧ください。実は海外の人からすると、『寿司=水銀』というイメージがあるんですね。ということは、『魚食』も危険です。上の三つに続き、
の摂取にも注意が必要ですよね。また、先ほども書いたように、『グルテンの入った食事』のGI値の高さも、薄毛問題とは無関係とは言えなさそうです。そうすると、
が『要注意食品』として挙げられますよね。また、下記の記事にも書いたように、
も注意が必要です。
こういったものが全て『要注意食品』として挙げられることになります。
もうこうなってくると、
じゃあ一体何を食べればいいんだ?
という疑問が頭に浮かびますよね。もちろん、冒頭に張った記事に髪の毛にいい食事についてはたくさん書きましたので、それを参考にして食べればいいのですが、この記事ではあえて、『余計なものは食べない』という視点で、薄毛と食事について考えていきます。
『最後に読む育毛の本』にはこうあります。
・朝食は抜く(水は午前中に500mlは飲む)
どうしても食べたい場合はバナナ、ゆで卵。
・昼食、夕食時にはたんぱく質を多くとる(糖質はご飯からの摂取で十分)。
・一日をとおして水は最低1.5~2リットル飲む(浄化のため)
※水以外では体の浄化ができません。
※水以外の清涼飲料水は飲まない(お茶、砂糖なしコーヒー、紅茶はOK。ただし水の代わりとしてはカウントしません)
『毛細血管の回復のためには、身体にたまった毒素を排出して免疫力をつけること』ということで、この本もまずなによりもデトックスが大事だと伝えています。デトックス(毒素排出)をすれば免疫力が回復します。免疫力がデトックスの問題に気を取られないようになるからですね。『警備隊の手が空く』わけです。そうすると、おざなりになっていた毛細血管の方へ意識が注がれるので、そのエリアが改善されるのです。
『最後に読む育毛の本』にはこうもあります。
面白いのは、薄毛人口率の高い国は、ファーストフードをはじめとした便利食が多い先進国に共通しているという点でしょう。安いファーストフードのハンバーガーなどは、塩分やうまみを感じさせるための添加物がてんこ盛りで、安価な肉が原料となっています。知り合いの栄養士は、つきあいでハンバーガーをどうしても食べなければいけない状況でない限り、絶対に食べないと語っていました。本人は、ファーストフードの肉はゴミの塊だと認識しているのです。『あんなものは毒以外のなにものでもない』と。
の三拍子がそろっていて、かつ『近くにあって気軽にいつでも気軽に食べれる』という現代社会にはびこるあらゆる食事は、確かに利便性だけを見れば相当な評価がつきます。だからこそみんな、それを利用するのです。しかし、『利便性だけ』です。実際は、『楽をしたら楽しい思いができなくなる』のが人生の相場。栄養のことを少し知っている人間なら、誰もがこのような現代食の弊害を知っているのではないでしょうか。
しかし、日本マクドナルド創業者の藤田田は言いました。
それでもこの世に人間がいて、その人間に欲望がある限り、怪しく、魅力的で、扇動的なものが人間の人生にまとわりつづけるでしょう。
薄毛改善の為に、『余計なものを食べない』。断食を推奨する本は他にもたくさんあります。『アトピーは病気ではない』にはこうあります。
体質改善のために断食する
犬や野生の動物たちが、体調の悪い時に何も食べず、大地に伏しているのを見たことがあるでしょう。動物たちは自然治癒力を働かせるにはどうしたらいいのか、本能で知っているのです。念のために言っておきますが、病気を治すのは薬ではありません。薬で治る病気は、この世に一つもないのです。病気はその人の自然治癒力が働いた結果、おのずと治っていくものであり、薬は症状を一時的に抑えるだけです。
(中略)食べないと血液は造られませんから、各細胞に酵素が送られません。脳は特に酸欠になると大変です。そこで組織細胞や脂肪が血液に逆戻りして、脳や心臓などの大事な組織細胞に血流を送ります。つまり、断食中は自分が自分の身体を食べて生きているのです。(中略)このようにして腸を綺麗にし、良いものを摂りいれていくと、血液が正され体質も健康的なものに変わっていきます。
断食中は自分が自分の身体を食べて生きている。つまり、『食べない』選択肢をすれば、体内にある有毒な物質を処理でき、不純物が除去され、あらゆる滞りがなくなるので、血液や毛細血管などの状態が良好になり、ひいては薄毛の改善になるのです。
冒頭に張った『髪の毛に良い食事』と一緒に、ぜひとも『余計なものは食べない』という方向でも、この問題を考えていきましょう。また、下記の記事に書いたように、『カロリーゼロ』の商品にも大きな問題が隠されていますので、注意が必要です。
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