ワキガが多いのは男?女?ワキガになりやすい年齢はある?
男女別でワキガになる比率を考えると、あるデータでは実は女性の方が6:4で多いとされています。
しかしこれは、『女性の方がニオイに敏感である』という事実が関係していて、正確なデータではない可能性もあります。また年齢ですが、ワキガになりやすい年齢というのは特にありません。ただ、『30~60代まではニオイがきつくなる条件が整いやすい時期』だと言えるでしょう。
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男女別でワキガになる比率を考えると、あるデータでは実は女性の方が6:4で多いとされています。しかしこのデータは正確ではありません。なぜなら、男女でニオイに関する考え方が違うからです。
『ワキ汗ワキ臭30分解消法』にはこうあります。
それでもワキガが女性に多いワケ
体毛が濃い(多い)人の方がワキガになりやすいのであれば、女性より男性に多いのでは?とお考えの方もいると思います。けれども、クリニックに来られる患者さんの男女比率は4対6と、女性の方が若干多いようです。
著者はその理由として先ほども言ったように、『ニオイに対する感受性が違う』という理由を挙げています。つまり男性よりも女性の方がニオイを気にするので、クリニックに来院する人が多いということですね。
このデータはあくまでも『クリニックに来院する人の男女比』ですから、この数字が現実のものとは限りません。また、本はその点を考慮しても、次の理由で女性にワキガが多いのはつじつまが合うと指摘しています。
これらの理由によって女性はワキガ臭を発生しやすいということなんですね。また、下記の記事に書いたように、
女性がなるワキガの原因と様々な体臭の対策 – Inquiry. |
生理や妊娠等、独特の問題を抱えている女性は、性ホルモンの流動変化に合わせることを強いられ、常に感情の起伏に悩まされることになります。
女性が妊娠したり、出産したりすると、一時的にワキガ臭を放つことがあります。また、月経周期によっても、ワキガ臭は変化することもあります。更に、『すそワキガ』という問題を考えれば、男性よりも女性の方が圧倒的に多いといわれています。
その割合は以下の通りです。
ほとんどが女性ですね。ただまあ、人種別ワキガ体質の割合を見るとこうなりますし、
人種別ワキガ体質の割合
これがすそワキガになる確率となるとこうです。
つまり、日本人の10~15%のうち、1%がすそワキガであり、そのうちの80~90%が女性ということですから、数としてはそう多くはありません。例えば日本人の人口が1億人だとした場合、
ということになります。したがって、女性の方がすそワキガになる確率が高いと言っても、そう大きな差はないんですね。したがって、その男女のニオイに対する感受性の違い等の特性の差等を考えると、男女の差はあまりないように思われます。実際は男性の方がニオイがあって、ただクリニックに来院しないだけかもしれないわけですからね。
それに、男性だってワキガになる条件を挙げれば同じようなものが挙がります。
こうして挙げてみると、男女ともにそう大きな差はないように見えますよね。
男性ホルモンはワキガ臭に関係しているのか? – Inquiry. |
ワキガの原因となる食べ物とは?『肉食→魚食→??』で対策はバッチリ! – Inquiry. |
では、ワキガ体質になる割合というのは、一体どれくらい多いと言えるのでしょうか。他に例を用いて考えてみましょう。例えば『ED(勃起不全)』の患者は2014年の一説によると1800万人ですから、EDは男性の6人に1人、約17%がEDということになりますが、ワキガ体質の人よりもED患者の方が圧倒的に多いですね。何しろこれは、男性のみがなる病気ですから。
ED患者数の推移はどうなってる?EDは何割の男性がなる病気なの? – Under”I” |
また、それらを踏まえた上でもう一度データの推測をしてみると、ワキガ体質の人(クリニックに来院する人)の割合が6:4で女性が多いワケですから、それで計算をします。今度は1億人という概算ではなく、1億2千万人という2018年の最新のデータに基づいて計算します。
ですね。ですから、男性だけで数えると、男だけで1,800万人いると言われているED患者の、およそ半分~3分の1以下の数字しかいません。男性は、ワキガよりもEDになる可能性の方が高いということですね。
では、薄毛はどうでしょうか。『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。
男性型脱毛症の『発症率は約30%』
製薬会社の行った調査によれば、男性型脱毛症=AGAの発症率は、20歳以降の男性全体で約30%だそうです。また、自分が薄毛であると認識している男性は日本で1260万人、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人というデータもあります。
1260万人が薄毛を認識しているということですね。これも、480~720万人のワキガ体質の男性と比べると、2倍ほど多い計算になります。
つまり、他のコンプレックス系の悩みを抱えている人の割合を比べてまとめると、
ということで、ワキガ体質は比較的少ない方だと考えることができます。ただそう考えると、女性はAGA(FAGA)、ED(FSD)ともに男性よりも罹患する確率が低いですからね。正確な数字は『男性よりも少ない』としか出せませんが、『女性も罹患する』というぐらいですから、圧倒的に男性の方が多いことになります。
EDもFSDも放っておくと大きな問題に発展する – Under”I” |
そう考えると、女性のワキガ体質である、720~、1,080万人という数字は結構多いことになりますね。FAGAもFSDの数は男性のそれよりも少ないわけですから、男性と比べ、他のコンプレックス系の悩みと比べると、女性は圧倒的にワキガ体質になりやすいという考え方もできます。
また、女性というものは下記の記事に書いたように、
にもかかりやすい傾向にあります。基本的にはワキガと同じように、『ホルモンバランスの乱れ』が原因です。また、歯周病や虫歯に関しては『唾液の分泌量』が関係していて、『シェーグレン症候群』という自己免疫疾患によって起きるドライマウスは、40歳以上の中年女性に多く、男女比は1対9であり、圧倒的に女性の方がかかりやすい傾向にあります。
そう考えると、男女ともにその性質や体質の違いから、『かかりやすい病気』が違うことがわかりますね。ことワキガで考えるなら、総合的に考えるとやはり、『女性の方がかかりやすい』という言葉でまとめられるのかもしれません。
ただ、前述した『清潔さへの感受性』に加え、日本人の女性はわき毛を剃ることは当たり前だと考えています。海外ではわき毛を剃らないのが自然で美しいと考える価値観もありますが、日本にはまだそのような常識はありません。下記の記事に書いたように、
わき毛というのは『細菌の温床』ですし、ニオイを発散させるための装置です。ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。
したがって、わき毛処理を当たり前のものとしていて、男性よりもニオイや清潔さに敏感な女性は、たとえワキガ体質になりやすい傾向を持っていたとしても、男性よりも『ニオイを発する確率は低い』ということになるかもしれませんね。
たしかに、この日本では男性よりも女性から悪臭がした方が異常事態だと捉える傾向があります。ただ、例えばアメリカの一部であれば、体毛や体臭のケアをしない女性は当たり前のようにいると言います。実際に日本を中心に活動している米国籍のタレントであるモーリー・ロバートソンさんは、ハーバード大学在学中、そのような女性をよく見かけたと言っていました。
アメリカでは男女間の格差が日本ほどなく、女性の立場が確立しているため、そのような『人間本来の姿』をさらすことがみっともないという概念が薄いんですね。元々は男女ともに野性的だったわけですから。それが時代や文化に影響され、男性は男性らしくたくましく、女性は女性らしくおしとやかに、という特性を塗り付けられてきたのです。
例えば、『話を聞かない男、地図が読めない女』にはこうあります。
また男は、自分の種をなるべく広く、何度でも撒かなければならない。アメリカのキンゼイ研究女によると、社会の束縛がなければ、たいていの男は何人もの女と関係を持とうとするし、実際のところ人類がこの世に出現してからというもの、社会の8割は乱交型だったという。しかし一夫一婦制が確立すると、男が本来持っている激しい性欲が、男女間に軋轢を生むようになった。
男性は男性で、テストステロンの性質上このようにして本来持っている激しい性欲を、『常識』によって規制されているわけです。こうした『規制、制限』というものは、男女ともにかけられています。女性がかけられているそれはつまり、『美しさ』ですね。日本人の場合、その『美しさ』というのは、
ということになります。『ワキガ臭がする女性』は、この条件に該当しないんですよね。すると男性から見て魅力的に見えませんから、結婚につなげられず、本当のところでは『種の保存』ができません。
本能的に、子供を産めないということは女性にとって大きなダメージですから、何とかしてそれを避けようとして、『美しさ』にしがみつくんですね。そうした事実も、女性がこの日本で『ワキガ臭に敏感である』ことの一つの理由だと考えられます。
一般的に、ワキガになりやすい年齢というのはなく、下記の記事に書いたように、
ワキガのセルフチェック!ワキガ診断をしてみよう! – Inquiry. |
以下のような特徴を持っている人が、ワキガ体質になりやすいという考え方になります。
また、ワキガ臭が発生する原因と流れを思い出しましょう。まず最初に『アポクリン汗腺が多いかどうか』が大前提となります。それがその他の要素と交じり合ってワキガ臭になるわけなので、年齢がいくつかというよりも、上記に挙げたような条件、あるいはアポクリン汗腺が多いかどうか』ということで、ワキガ体質かどうかを判断します。ただし、先ほどの要素である、
ということについては、高齢者よりも若い人の方に多く見られる傾向ですね。もちろん例外はありますが、基本的にこのような要素は、社会人としてバリバリ働いている人にありがちなことです。そう考えると、若い人の方がワキガを発しやすい傾向にあるという見解が見えてきます。
例えば、『におわない人の習慣』にはこうあります。
皮脂の分泌量のピークはじつは30代
ところで『加齢臭』は、何歳くらいから発生するのでしょうか。50歳?60歳?いえいえい、違います。『加齢臭の元となる皮脂の分泌量は、30代がピークなんです。』
本には続いて、『1分間に皮膚1センチ×1センチの範囲で、どのくらいの皮脂が出るのか』というデータを記載しています。
皮膚1センチ×1センチの範囲で1分間に出る皮脂の量
※単位は1000分の1グラム
つまり、加齢臭の元になる皮脂は、30代で最大となります。ただ、まあ20~60代まではそう大きな差はありませんね。ただ10代だけが皮脂の分泌量が半分以下であるということが目立つだけで、20代以降の皮脂の分泌量は、常に多いと考えられます。
先ほど『ワキガ臭が発生する原因と流れ』の中に、『皮脂腺からの皮脂が加わり更にニオイが強まる』という要素があったのを見ればわかりますが、皮脂の分泌量が多いと、
といったすべての体臭の原因となります。そう考えると、確かに30代くらいの人の方が『ワキガの条件』を満たしやすいのですが、それ以降の年代であっても、十分にその可能性を秘めていると判断できそうです。また加えて、
なども関係してきますからね。ある年齢が一番ワキガが多い、ということは一概には言えないことになります。
ワキガの原因となる食べ物とは?『肉食→魚食→??』で対策はバッチリ! – Inquiry. |
運動不足がワキガ臭を悪化させる原因となる?適度な運動で汗腺トレーニングをしよう – Inquiry. |
ただ、『におわない人の習慣』にはこうあります。
10~20代は『ツン』としたニオイ、30代以降は『脂っぽい』ニオイ
もうすこし、年齢による体臭の違いに注目してみましょう。皮脂の分泌量が少ない10~20代の体臭は『ツン』としたものです。若いころは、脂がそれほど分泌されない代わりに、皮膚全体の新陳代謝が激しいのが特徴です。この新陳代謝で出てきた角質は、つまりアカです。さらに発汗が多いのも特徴です。アカと汗が菌や微生物によって分解されると、『ツン』とした異臭が出ます。
つまり、若い人の汗臭さは、角質と汗が菌で分解されることが原因。30代以降の脂臭さは、皮脂の酸化が原因だということになります。20代ほどまでは『脂臭さ』と言ったような、奥の深いギトギトとしたニオイではなく、やっかいなのは30代以降の皮脂の酸化によって起きるニオイであることが見えてきます。そう考えると、それらの体臭に強く悩まされるのは、『30代以降』ということになるでしょうか。
下記の表は加齢臭についてまとめたものですが、
年齢別『年齢臭』の概要
ニオイの呼称(通称) | ニオイの原因物質 | |
---|---|---|
30代男性 | 加齢臭 | ペラルゴン酸 |
30~40代の男性 | ミドル脂臭 | ジアセチル |
40代以降の男女 | 加齢臭 | ノネナール |
各年齢臭が発生する原因と流れ
発生の流れ | |
---|---|
ペラルゴン酸 | 皮脂が酸化して発生する。 |
ジアセチル | エクリン汗から出る乳酸が細菌に分解され、発生する。 |
ノネナール | パルミトオレイン酸と過酸化脂質が反応して酸化・分解され、発生する。 |
この加齢臭を増加させる原因は、生活習慣病の原因と似ています。
ですね。これら5大要素のポイントを最適化できていない人は、生活習慣病にかかりやすく、かつ加齢臭を発しやすいと言えます。ただまあこれも言ったように、ことワキガ臭であれば 『アポクリン汗腺が多い』かどうかが大前提ですからね。加齢臭や脂臭さではなくワキガ臭であれば、そもそもアポクリン汗腺自体が少なければ、発生する確率は極めて低いと言えます。
では、その『アポクリン汗腺が多い』人の中で最もワキガ臭が発生しやすい年齢はいくつかというと、それも今までで考えたように、その人の生活習慣によって大きく要素がことなってきますので、一概には言えません。また、下記の記事に書いたように、
多汗症とワキガの因果関係とは?ニオイの原因を作りやすい汗っかき – Inquiry. |
多汗症の原因の一つに、『更年期の症状としての多汗症』というものがあります。女性の場合、女性ホルモンの、
には、汗腺を調節する機能があります。しかし、更年期によってこのバランスが崩れると、体温調節の機能に変化が起こり、多汗症といった症状が出る可能性があります。
更年期障害というのは40~60代が発症しやすい障害で、主に女性がかかりやすいとされています。しかし、近年になって更年期障害は、男性にも見られることが判明しました。
『オトコの病気新常識』にはこうあります。
男にも更年期障害がある!
(省略)これまで『更年期障害』といえば女性特有の病気と考えられた来たが、男性にも更年期障害がある、というわけだ。この症状は更年期以降も続くため、最近では『加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)』『男性ホルモン低下症候群』などとも呼ばれている。
この男性の更年期障害は言い方が色々あります。
ですね。これによって男性は男性ホルモンのテストステロンが減少し、次のような症状が起こります。
これが男性の更年期障害『加齢男性性腺機能低下症候群』(LOH症候群)なんですね。
ワキガ対策としてのインナーの最適化を考えよう – Inquiry. |
本にはこうもあります。
男性ホルモンの低下が始まると、体力が落ち、男性としての活力が徐々になくなって柔和になるだけでなく、脳もストレスに対する抵抗性が低くなる。
つまり、女性は『更年期によってホルモンバランスが崩れると、体温調節の機能に変化が起こり、多汗症といった症状が出る』し、男性は『更年期によってテストステロンが減少し、ストレスに弱くなって自律神経を乱しやすい』わけです。自律神経とは、
とありますが、どちらかが優位になることで、次のような精神状況になります。
つまり、ストレスに弱いということは、交感神経が優位になりがちであるということですね。交感神経が優位になると、汗をかくようになります。
『誰でもスグできる! あがり症・対人恐怖症・赤面症の悩みをぐんぐん解消する! 200%の基本ワザ』にはこうあります。
社会不安障害の種類と症状 発汗恐怖について
不安や恐怖を感じると、体が震えたり動悸を感じたり、交感神経によるストレス反応が起こります。そして、通常では考えられないほどの多量の汗をかくのが発汗恐怖です。
誰でもスグできる! あがり症・対人恐怖症・赤面症の悩みをぐんぐん解消する! 200%の基本ワザ
このようにして考えると、男女ともに、更年期障害にさしかかる40~60代という年齢も、性ホルモンの乱れ、あるいは崩れによって『汗をかきやすくなる』傾向にあると考えることができます。
そこに、『アポクリン汗腺が多い』という大元の原因が加われば、やはり『何歳で一番ワキガ臭が発生しやすいか』ということは、一概には言えませんね。『良い汗、悪い汗』をどれだけかいているか、デスクワークか肉体労働者か、きれい好きかそうでないか等の、様々な条件が重なり合って、答えは全く異なってきます。
また、下記の記事にも書いたように、
『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。
もう一つのエストロゲンは、生理後に分泌が高まるホルモンです。コラーゲンを増やす作用などもあり、体内で最強の抗酸化物質ともいわれる、いわゆる『若返り』のホルモンです。生理後はエストロゲンの分泌が高まり肌は安定するので、積極的なケアに適しています。
美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)
女性ホルモンのエストロゲンは、年齢を増すごとに分泌が下がってきます。折れ線グラフにすると、20~40歳が山のピーク。そしてそこから更年期が始まるので、80歳辺りになるとほとんど0歳と同じくらいの分泌量に落ちていきます。『山』の形ですね。
ワキガ臭が発生する原因と流れを思い出しましょう。この『脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ』とありました。厳密に言うと『細菌によって酸化・分解され』となります。したがって、酸化を防ぐ抗酸化物質が体内に豊富にあることは、ワキガ臭の抑制となります。
そのエストロゲンが30代を境に急激に落ちてくることを考えると、体はどんどん酸化しやすくなり、細菌によって酸化されやすい体にもなってきます。例えば下記の記事に書いたような大豆やゴボウに含まれる『サポニン』がワキガ臭にいいのは、それが『抗酸化物質』だからです。
赤飯を使ってワキガ対策ができるって本当? – Inquiry. |
『若返りのドリンク』ゴボウ茶がワキガにも効くって本当? – Inquiry. |
その抗酸化物質で最強と言われるエストロゲンがここまで減少するのですから、それを見ると老化するほど酸化しやすく、ニオイも発しやすいように思えます。
また、『髪の悩みがみるみる解決する100のコツ』にはこうあります。
私は30代、40代の女性を更年期の前の段階という意味で『プレ更年期』と呼んでいます。この年代の女性は更年期ほど劇的ではないものの、少しずつホルモンバランスがくずれ始めています。このホルモンバランスのくずれが頭皮にも影響を与えて、髪が細くなったり、抜けたり、白髪になったりというトラブルが引き起こされるのです。さらに、『ストレス』、『偏食』、『ダイエット』、『過度のヘアケア』などによって、以前にも増して30~40代という若い時期からの髪のトラブルに悩む人が増えています。
この『プレ更年期』という概念で考えても、30代を過ぎると老化が始まるわけで、そうなるとどちらかというと、30代を過ぎた後の方が徐々に体が酸化しやすくなり、ニオイも発しやすくなるという見解が持てます。ちなみに下記の記事に書いたように、
ワキガが遺伝する可能性は?両親がワキガの場合は80%の確率で遺伝する? – Inquiry. |
ブロンドの女性が子供を産むたびに黒髪に近づくのは、出産によってエストロゲンがどんどん減っていくからです。このようなことを考えると、やはり人は老化すると、
ということで、そのせいで発汗しやすくなり、また細菌によって酸化しやすくなり、ニオイを外に発散しやすくなると考えられます。
したがって、大まかにまとめるのであれば、
30~60代まではニオイがきつくなる条件が整いやすい時期
ということになるでしょうか。男女ともにですね。ちなみに下記の動画は、あらゆる体臭について知り尽くす五味常明先生の出している公式動画です。
また、その先生が出している『体臭・口臭・便臭 ニオイ対策介護テクニック』にはこうあります。
年を取ると、このアポクリン腺の分泌が減少し、ワキガのニオイは軽減するので、高齢者介護の現場で対策が必要となるのは、むしろ介護スタッフのワキガ臭である。
高齢になるとアポクリン腺の分泌が減少して、ワキガ臭は軽減する事実もあるようですね。