イケメンにはワキガが多い?ワキガの人は見た目や顔に特徴がある?
イケメンの定義にもよりますが、基本的にそういうことはありません。
見た目で人を判断するのは差別的な考え方の発想に近くなりますので、そういう視点で人を見るのはやめるようにしましょう。
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イケメンにワキガが多いと思うのは勘違いです。下記の記事を見てもわかるように、男女のワキガの比率はむしろ6:4で女性の方が少しだけ多いという見解さえあります。
また、人種別ワキガ体質の割合は下記のとおりですが、
人種別ワキガ体質の割合
これで計算すると日本人のワキガ体質の数は大体以下のようになり、
『大体700万人くらい』ですから、イケメンに多いということは全く根拠がないことです。しかし、もしこの『イケメン』が、日本人だけじゃなく、世界規模で考えたのであれば、確かにその通りです。
何しろ、黒人の100%、白人の80%がワキガですからね。ハリウッドスターやアスリートだけで考えてもたくさん顔が浮かびますよね。その人たちのほとんどはワキガということになりますから、『イケメンにはワキガが多い』と言うことができます。
また、『イケメンと呼ばれる人』の傾向を考えても、それは当てはまるかもしれません。夜の人々にイケメンと言われる人たちは、何らかの努力をしています。中には、『イケメンに寄せに行っている』人もいるかもしれません。
私は幼少期のトラウマから、見栄によって態度が変わる人間を信頼できず、なるべく見栄や虚勢によって態度を変えないように努めてきました。ですから、人が『人前では格好つける』と考えるのが普通だしていることは私にとって『普通』ではなく、
何態度変えてんだよ
と思ってしまうわけです。ただ、そうは言っても10代後半になる前ぐらいまでは人目を意識し、格好つけることがありました。しかし、根幹にそういう考え方があることもあって、20歳を超えるにつれ、
そんなことをしても人が格好いいと思うかどうかはわからない
という思いが強くなるようになり、次第に格好つけることをやめるようになりました。20代前半のある時、女性の前で適当な洋服を着ました。その女性は私のことを異性として魅力的に見ていないということはすぐにわかりました。しかし、またある時違う場面で私がオシャレをしたとき、その女性は少し目を輝かせて私にこう言いました。
私は心の中で首をかしげました。
今日はって、この間だって今日だって、俺は俺なのにね…
これは、人が間違いなく『外見で人を判断する生き物』だということを証明している事実なのです。私はそれ以外にも、髪型や服装、ニオイなどを『キメて』いるときに限って女性受けがよかった、という経験をたくさん持っています。
もちろん『外見で人を判断する生き物』という事実は全ての人に当てはまりませんが、ほとんどすべての人に当てはまる事実だと言っても過言ではないでしょう。その割合はおよそ、8割だと考えられます。パレートの法則ですね。
下記の動画は、そのパレートの法則の考え方についてわかりやすく説明してくれています。
パレートの法則の使い方
更にこのあたりのことについて深く考えたい人は以下の記事をご覧ください。
『スイッチガール!』という漫画があります。
スイッチガール!! 第1話(全4話)
これを見たことがある人はわかると思いますが、この主人公の女性はオンとオフのスイッチによって、見た目が大きく変わってしまいます。この1話では同じようにオンとオフのスイッチを持った男性に出会うのですが、この男性が丸眼鏡をかけてぼーっとしていると、女性からいじめの対象に観られます。しかし、眼鏡をはずすと『イケメン』に変身し、女性の目を奪うのです。
スイッチガール!! 第2話(全4話)
この漫画の男女それぞれを見てわかることは、『男性も女性も、外見で人を判断するもの』だということは間違いありません。これは漫画ですが、漫画であって『あるある』であり、私も現にそういう体験をしたということはすでに書きました。もちろん、『スイッチ』などというのは、斜に構えた人から見れば、
それは、オンにすればモテるって言いたいの?
ということになり、元々のポテンシャルが関係してくることになりますが、それでも人は、『オンにした状態の人に目が行きがちである』ということは間違いありません。
『オン』というのは、容姿だけではありません。ホストの世界には、どう考えても不細工な容姿である人がいますが、そういう人が売り上げを上げていたりします。ある歌舞伎町のナンバーワンホストの人は、お酒を分解する酵素の量が人一倍多いというポテンシャルを利用し、たくさんお酒を飲み、大勢の女性から人気を得て、多くの売上を上げました。
彼にとっての『オン』は、『お酒をガンガン飲んで女性のニーズを満たすこと』です。またアスリートの『オン』は、全力でパフォーマンスをして、記録を出したり、お客さんを楽しませることです。芸能人もそうです。『オフ』の状態のときに話しかけないでほしいという人は大勢います。その態度に幻滅するファンもいますね。
つまりここで言う『オン』というのは、『対人』であるということがわかかります。そこにお客なり異性なりの『人』がいて、その対象を喜ばせるため、ニーズを満たすためにスイッチを入れる、ある種の『奉仕』であり『演技』なのです。
私は同性から見て、『イケメンに寄せに行っている奴』を見ると、必死さを感じます。日本の日本将棋連盟会長、米長邦雄は、
と言いましたが、彼がどのような容姿をしているかということはさておき、この言葉は一理ありますね。
つまり『イケメンと言われる人』は往々にして『イケメンに寄せに行っている奴』であると言えますが、そういう人はなぜそういうことをするかというと、『異性にモテたいから』です。では、なぜ異性にモテたいかというと、『異性にモテた経験があまりないから』だと言えます。あるいは、『何らかのコンプレックスのせいで自分に自信がない』のだとも言えます。
本当にモテて、自信がある人は、常として『イケメン』に寄せに行く必要はないのです。もちろん、いざという時は『オン』にするでしょうが、いざという時はそう頻繁には来ません。
すると、『イケメンと呼ばれる人は、常としてイケメンに寄せに行っている人』である事実が浮き彫りになります。ということは、その『常にイケメンと呼ばれる人』は、実は裏でコンプレックスを感じていたり、余裕がない人であり、叩けば何らかの埃が出るということがあるんですね。
ですから、『イケメンと呼ばれる人』の傾向を考えたとき、『そのような人に意外とワキガが多い』ということになるのかもしれません。表面を格好つけている人は、内面に自信がなかったり、中身が薄かったりしますからね。外面に力を入れてる人につられて、つきあって中身を知って幻滅するってことは、結構ありますよね。
ただ、それでも女性はその『外面がいい人』に魅力を覚えてしまうものです。下記の動画は『チャラい男性、自信がある男性』について語ったものですが、なかなか説得力があります。
女のホンネ。チャラい男がモテるのか?
そうは言ってもチャラい男性がモテる、という事実に、『だからといって女性はチャラい男性が好きなわけではない』と言います。浮気が好きな女性は、ほぼいませんからね。しかし、チャラい男性というのは、なぜか根拠のない自信を持っていて、女性は『自信がある男性』が好きですから、そういう男性につい惹かれてしまうんです。ある種の錯覚ですね。
このような事実があることから、今後も外面に力を入れ『イケメンに寄せに行く』男性は多く現れるでしょう。しかし、そのような人に限って、
はしていないことが多く、例えばワキガであったりとか、口臭があったりとか、ケチであったりとかして、女性を幻滅させることがあるかもしれません。ということで、イケメンにワキガが多い、というのは錯覚ですが、『イケメンに寄せに行っている奴にワキガが多い』という事実は存在するかもしれませんね。
ワキガの人は見た目や顔に特徴があるということを言う人がいますが、そういうことはありません。差別的な考え方の発想に近くなりますので、そういう視点で人を見るのはやめるようにしましょう。ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。
ワキガ体質かそうじゃないかということは、アポクリン腺の数がすべてを決めます。黒人は体質的にアポクリン腺が多く、そしてワキガ体質は顕性遺伝だからして、
の確率で遺伝するため、アポクリン腺が少なくなることはないのです。
ワキガが遺伝する可能性は?両親がワキガの場合は80%の確率で遺伝する? – Inquiry. |
確かに黒人のその傾向を考えると、『顔が濃いほどアポクリン腺が多い』と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
という考え方があり、確かにそれぞれが下記のような特徴があります。
縄文顔と弥生顔の特徴
南方系縄文顔 | 北方系弥生顔 | |
---|---|---|
顔形 | 四角/長方形 | 丸/楕円 |
造作の線構成 | 直線 | 曲線 |
プロフィル | 凹凸 | なめらか |
彫りの深さ | 立体的 | 平坦 |
眉 | 太い/濃い/直線 | 細い/薄い/半円 |
髭 | 濃い/多い | 薄い/少ない |
瞼 | 二重 | 一重 |
頬骨 | 小さい | 大きい |
耳たぶ | 大きい/福耳 | 小さい/貧乏耳 |
耳垢 | 湿る/猫耳 | 乾く/粉耳 |
鼻骨 | 広い/高い | 狭い/低い |
唇 | 厚い | 薄い |
歯 | 小さい | 大きい |
口元 | 引き締る | 出っぱり気味 |
日本人やモンゴル人は弥生顔であり、平べったくて薄い顔をしています。それに比べて黒人は色が黒いということもあるからか、顔が濃い、縄文顔をしているように見えます。この事実を短絡的に考えると、
という解釈ができますが、実際にはそういう単純なことではないんですね。
2017年9月9日に放送された、フジテレビ『FNS27時間テレビにほんのれきし【たけし&村上が27時間で4万年の旅へ】 』では、まさにこのテーマについて特集されていました。
番組では、弥生顔のルーツが何故シベリアなのか解説します。祖先のホモサピエンスは10万年前アフリカにいました。6万年前からアジアの方に出ていき、だんだん北上していきます。そういう人達が日本列島に北、西、南から入ってきて縄文人に進化します。
4万年前のその頃、日本を含む東アジア全域には濃い顔の人類が暮らしていました。3万年前に濃い顔の一部がシベリアに進出し薄い顔が生まれたんですね。シベリアはとても寒い地域です。どんなに防寒具をそろえても、顔だけはどうにもなりません。そこで、平面的な顔への変貌が始まるわけです。寒い空気に触れる面積を小さくしなければならない。そして生まれたのが平べったい『薄い顔』なんですね。
参考
FNS27時間テレビ|にほんのれきし【たけし&村上が27時間で4万年の旅へ】|2017/09/09(土)18:30放送|フジテレビTVでた蔵
つまり、最初は皆『縄文人』でした。そして生活する地域と環境が人の顔つきを変えていき、濃い顔、薄い顔という差異ができるようになりました。ですから、日本人の元祖は、縄文顔なんですね。つまり、濃い顔が初期設定なのです。
そう考えたとき、我々日本人の中にも濃い顔、薄い顔という差異があることに、自然にうなづくことができます。ちなみに私は常々『ソース顔、沖縄顔』と言われてきましたが、ワキガではありません。また、私の知り合いのワキガ体質の人は、明らかに『弥生顔』という平べったい顔をしている人がいます。このような事実から考えても、
という解釈は短絡的であるということがわかりますね。
また、イケメンであるかどうかという解釈も時代とともに変わります。昭和から平成の初期にかけては濃い顔である『阿部寛』さんのようなソース顔が異性にモテました。
映画『テルマエ・ロマエII』予告編
しかし今ではしょうゆ顔よりも更に薄い顔である『塩顔男子』がモテる傾向にあります。タレントで言うと、
といった方々がその代表的な顔ですね。
咲坂伊緒原作×福士蒼汰×有村架純!映画『ストロボ・エッジ』予告編
一重か奥二重で、まぶたが薄く、色白で、悪い言い方をすると『もやしっ子』的なイメージです。少し前まではEXILEのような肌の黒い野性的な男性が流行しましたが、時代とともに『イケメン』の解釈も変わります。
EXILE / EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~
ですから、イケメン=ワキガ体質ということになると、その対象が塩顔だったり、ソース顔だったりするし、更にその解釈は年齢や各人によって全く異なりますので、そういう図式は成り立たないということになりますね。
ちなみに下記の動画では医師が似たようなテーマについて話をしています。イケメンかどうか、どんな顔がモテるかどうかということはある種の流行なので、その一時的な勢いに任せて整形をするのは、いささか首をかしげざるを得ませんね。
Dr.Ben* あなたはモテ顔?非モテ顔?【モテる顔の特徴】
また、その整形ということで言えば、その人が整形しているかもしれませんからね。そうなると余計に顔や見た目だけでワキガ体質かどうかを判断することはできませんよね。