ワキガにはリンゴ酢や黒酢が効く?
はい。
どの果物よりもリンゴが効き、リンゴと酢を組み併せれば更に効果的です。ワキガに有効だと言える果物は、今のところリンゴだけです。また黒酢ですが、酢含まれるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚を弱酸性に保って雑菌の繁殖を防ぎます。また、クエン酸が汗腺に吸収されるとアンモニアと乳酸の生成が抑えられるので、汗のニオイを解消できるのです。更に、黒色食品である黒酢は、『腎』の弱りからくる体臭の対策になると言えます。
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ワキガにはリンゴが有効だと言われています。それは、体内にある『アポタンパク』という物質が関係していて、それを抑えればワキガ臭が防ぐことができるという研究結果が出たからですね。
『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。
ワキガ臭を抑えるリンゴの効果
(省略)このアポタンパクを減らす働きを持っているのが、リンゴの繊維質といわれています。また、中高年になって動脈硬化が進むと加齢臭が強くなりますが、リンゴの繊維は、この動脈硬化を改善させる働きも併せ持っています。加齢臭予防の為にも、今一度リンゴのよさを見直しましょう。
このアポタンパクを減らすのがリンゴの繊維質なんですね。更にリンゴの繊維は、動脈硬化を改善させて加齢臭の予防にも効果的です。リンゴがワキガや加齢臭といった体臭対策になるという事実が判明したんですね。これを、
といった二つの方向からアプローチすることで、更に高い効果を得られることになります。
こういった考え方は様々な場面でもそうですね。例えば下記の記事に書いたように、薄毛治療として有名なのは、現在以下の3つです。
このうち、デュタステリドはフィナステリドの強化版で、最初は上の2つしかありませんでした。その当時言われていたのは、以下のようなことです。『オトコの病気新常識』にはこうあります。
プロペシアの効果が現われない部分にロゲインやリアップを併用するといい。
ですから、内服であるフィナステリドを服用し、更に外用であるミノキシジルも使うことで、より高い効果が得られるというわけですね。現在ではフィナステリドより高い効果があるデュタステリドとミノキシジルの2つがより高い効果があります。
※ちなみに、フィナステリドとデュタステリドは効果が重複するため、併用することは禁止されています。成分が重複すると、それぞれの持つ副作用が強くあらわれる可能性があるからですね。
また、私が患う『口唇ヘルペス』などもそうです。下記の薬は『アクチビア』という外用の軟膏ですが、
この商品が出るまでは、『バルトレックス』という内服薬を処方してもらうのが常識でした。私はいつもヘルペスが出たら内服薬をもらいに診察を受けていましたが、その時の医者が、何を思ったのかこのアクチビアに対し、文句を言っていました。
具体的には覚えていませんが、まるでこの薬が出たせいで医者の儲けが減った、というかのような、愚痴のような内容でしたね。私はそういう話には一切話を合わせない性格なので眉一つ動かさないで話を聞いていると、
という本音を言いました。この言葉を聞いて、私はこの医者がアクチビアの登場により、自分の儲けが減る、また、アクチビアがヘルペスに有効である、ということが言いたいのだと理解しました。
事実、私はそれ以来もうこのアクチビアだけでヘルペス対策が出来ています。おそらくですが、もう二度とバルトレックスを処方してもらうことはないのではないでしょうか。もう10年以上行ってませんからね。それまでは『一生通い続けるもの』だと思っていたんですが、予想外の展開でした。つまり私はこのような経験と知識がある程度あることから、
の2つの方向からアプローチすることの強力性を知っています。こと口唇ヘルペスで言えば、外用のアクチビアだけで十分になりましたから、もしこの2つの方向からアプローチすれば、更に高い効果を得られますね。
基本的に、例えば以下の薄毛治療の記事に書いたのですが、
それぞれの対策というのは、『塵』です。そもそもが、一つの治療法自体に絶大な効果のあるものはないんですね。薄毛には、血行促進と栄養補給が大切だと言いますが、そのためにサウナに入ったり、お風呂に入るだけで薄毛が治るわけではありません。しかし、塵も積もれば山となる。『塵の一つ』として『山に貢献』する考え方で受け入れれば、こうした事実は無駄にならないわけです。
この『リンゴを使ったワキガ臭対策』もそうして考え、また2つの方向からアプローチすることも同じように考えると、たとえ絶大な効果が得られなくても、
でも、やらないよりはいいし、1つのアプローチよりもいい。
という心境になれるので、気持ちもポジティブになりますね。
その2つのアプローチとは、
です。
まずは外用である、すりリンゴ湿布の概要と作り方から見てみましょう。
これだけです。布の中にすりおろしたリンゴが入っているわけですね。この布をワキにあてて、成分を浸透させます。本には、『何分くらいあてる』とか、『こする』等のことは書いていませんので、おそらくは5~10分程度『ワキにはさむ』程度の方法を取るのがいいでしょう。
次にリンゴ酢です。
簡単ですね。『涼しいところで3~4週間保管』するあたりが少し手がかかっていますが、それだけ高い効果を期待することができます。下記の記事にも書きましたが、
お風呂にお酢を入れるとワキガ対策になる?効果はどれくらいある? – Inquiry. |
酢に含まれるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚を弱酸性に保って雑菌の繁殖を防ぎます。また、クエン酸が汗腺に吸収されるとアンモニアと乳酸の生成が抑えられるので、汗のニオイを解消できるのです。
また、酢には発汗を促す作用があるので、汗腺から成分が吸収されて血行がよくなり、汗腺機能の回復を助けてくれるんですね。血液の循環が悪かったり、栄養のバランスが崩れたりすると、体内に疲労物質の乳酸が増えますから、
ことが有効となるのです。ですから、『お風呂にお酢を入れる』ことも有効なんですね。つまりだとしたら、この『酢』だけで、
の3つの方向からアプローチできますね。更にはリンゴの繊維で『アポタンパク』の生成を抑えることができますので、この3つのアプローチだけでもかなりワキガ臭や体臭を抑えることが期待できそうですね。
また下記の記事に書いたように、このアポタンパクを抑える効果だけではなく、リンゴというのは、
リンゴとリンゴの皮の両方に注目する成分が含まれています。ペクチンが便秘の改善とデトックスに有効で、アントシアニンとポリフェノールが身体を酸化から守り、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸が、貧血の予防をしてくれます。
まずはデトックスです。下記の記事に書いたように、
からだにたまる3大毒素は、
ですが、このどれもが体にたまってしまうと、
等の問題が起き、体を不健康状態に陥れます。それに加えて、そうした有害物質をため込んでおくと、
等のニオイ物質も溜まりますから、それが体臭の原因となります。
また、アントシアニンやポリフェノールといった抗酸化物質ですが、その抗酸化作用によって、細菌の酸化を抑えることができます。その効果を狙って、下記に書いたように『赤飯をワキにあてる』という方法が有効だという噂が広がったんですね。
赤飯を使ってワキガ対策ができるって本当? – Inquiry. |
赤飯に含まれる小豆には、大豆サポニンという抗酸化物質が含まれています。したがって、これをワキに当てれば細菌の酸化を抑えられ、ニオイ対策になるということなんですね。しかし実際に多くの人が実験してみた結果、ほぼ効果は認められませんでした。
ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。
この『脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ』という部分は、厳密に言うと『細菌に酸化・分解され』ですから、この酸化を抑えたいんですね。
しかしこの赤飯も、ワキにあてるのではなく小豆の大豆サポニンを抗酸化物質を目的に、口から摂取するのであれば効果はあります。即効性はありませんが、『肉食→魚食→大豆食』ですからね。肉食するよりも大豆からたんぱく源を摂取した方がはるかにメリットは高いと言えます。
ワキガの原因となる食べ物とは?『肉食→魚食→??』で対策はバッチリ! – Inquiry. |
このリンゴに含まれるアントシアニン等の抗酸化物質も、大豆サポニン同様に抗酸化作用をもたらしてくれます。それが回りまわって結果的にワキガ臭や体臭を含めた、あらゆる体のトラブルを解決してくれることになります。
それから、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸が、貧血の予防をしてくれれば、貧血の人が陥る自律神経の不調を正す、あるいは未然に防ぐことができます。自律神経が乱れて交感神経が優位になれば発汗しやすくなりますから、こうした部分においても健康効果を得ることができるわけですね。
『食事のせいで、死なないために[食材別編]―スーパーフードと最新科学であなたを守る、最強の栄養学』にはこうあります。
1日1個のリンゴ
『健康的な食生活をしたくても、時間がない』という人は、リンゴを知らないのだー手軽に栄養を摂れる便利な食べ物なのに!(中略)木からもぎたてのリンゴの味を知らないのは、本当にもったいないことだと思う。たとえそれは無理でも、ファーマーズマーケットに行けば新鮮な美味しいリンゴが手に入るだろう。我が家では、リンゴを買う時は10キロ以上まとめ買いをする。
食事のせいで、死なないために[食材別編]―スーパーフードと最新科学であなたを守る、最強の栄養学
どちらにせよリンゴという食べ物は人間の健康を支えてくれる、スーパーフードだと言えそうですね。
下記の記事に書いたように、
お風呂にお酢を入れるとワキガ対策になる?効果はどれくらいある? – Inquiry. |
酢に含まれるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚を弱酸性に保って雑菌の繁殖を防ぎます。また、クエン酸が汗腺に吸収されるとアンモニアと乳酸の生成が抑えられるので、汗のニオイを解消できるのです。
また、酢には発汗を促す作用があるので、汗腺から成分が吸収されて血行がよくなり、汗腺機能の回復を助けてくれるんですね。血液の循環が悪かったり、栄養のバランスが崩れたりすると、体内に疲労物質の乳酸が増えますから、酢を摂り入れることは体臭に効果的なのです。
では、『酢と黒酢の違い』は何でしょうか。『黒酢とは?黒酢と他の酢、何が違う?』にはこうあります。
黒酢と他の酢を見比べてすぐ気づくのは、その色の違いです。普通の酢は薄い黄色であるのに対して、熟成された黒酢は琥珀色をしています。また、普通の酢よりもまろやかな味わいで、香り高いのが特徴です。こうした違いは、他の酢とは原料や製造法が異なることによって生じます。現在では、食酢のほとんどは穀類や果実、野菜などの原料を酢酸発酵させて製造した醸造酢と呼ばれるもので、大きく分けて次のような種類があります。
主な原料として米、大麦などの穀類を使用したものが穀物酢、果実を使用したものが果実酢です。穀物酢のうち、米酢は精米を主な原料としていますが、黒酢には玄米や精米度の低い米、大麦を原料として醸造されたものがあります。
参考
黒酢とは?黒酢と他の酢、何が違う?サントリーウエルネス
ということですね。
酢にも種類があって、それをまとめるとこうなります。
それぞれの酢の原料
穀物酢 | 米、大麦 |
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果実酢 | 果実 |
米酢 | 米 |
黒酢 | 玄米、精米度の低い米、大麦 |
どんな物から作るかによって、酢の種類が違うということですね。黒酢は、玄米等の色のついたものから製造するため、黒い色になっているということです。では、それぞれの代表的な商品を見てみましょう。
穀物酢
果実酢
米酢
黒酢
※写真サイズが大きく表示される場合があります
全部ミツカンが上位に来ますね。やはりお酢と言ったらミツカンなのでしょう。では、このうちのどれを摂取することが一番ワキガや体臭の対策となるのでしょうか。
実際には、どれもそんなに大きな差はないと言えるでしょう。例えばお酢を使って入浴するにしても、冒頭の記事に書いたように、これらのお酢よりももっと効果があるお酢があります。それが、
といったものです。
1リットル | 1,500円 |
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1リットル | 1,500円 |
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両方ともAmazonなら1リットルで1,500円ですね。『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。
竹酢液や木酢液ならば、食用酢以上の効果が期待できるでしょう。竹酢液は竹炭を、木酢液は木炭を作るときに抽出されるエキスです。アトピー性皮膚炎などの治療にも使われており、最近は、薬局だけでなく、スーパーやデパートなどでも手に入るようになりました。
これがもうAmazonで簡単に買える時代になったということですね。これらのお酢を使えば通常タイプのお酢よりも効果を期待できるということなのです。ですから、先ほどの4種類のお酢のどれよりも、木酢液や竹酢液の方が体臭対策には優れているということですね。
下記の記事に書いたように、
黒酢にはイノシトールという成分があり、それが薄毛に有効だということはあります。また、豊富なアミノ酸が含まれているので、体の不調を治し、あるいは健康にし、それが原因による体臭を抑制することはできるでしょう。また、下記の記事に書いたように、
もずくやメカブがワキガに効く?体臭対策をするならやっぱり海藻! – Inquiry. |
『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
動物性食品を控え、野菜、柑橘類、海藻を
腸内で食べ物が腐ると、血液中に腐敗毒素が流れ込み、この血液中の毒素の浄化装置である腎臓の負担が増えます。『腎』の弱りがある人の場合、濾過しきれなかった血液中の腐敗毒素が、皮膚の汗腺や、呼吸器、生殖器などから発散されるのです。
食生活の乱れ等によって『腎』の弱りがあると、それが原因で腐敗毒素が生まれ、体臭の原因となります。
漢方用語。腎臓等、内分泌系、泌尿器系、生殖系に関係。
従って、もずくやメカブ等の海藻類からミネラルを豊富に摂取し、毒素の分解をすることや、食物繊維で便意を促し、デトックス(解毒)することが有効な対策となります。記事には、こうした海藻に含まれる、
といったミネラルが、体のメンテナンスに大きな貢献をしてくれると書きました。実はこの亜鉛は、玄米にも豊富に含まれているので、玄米から作る黒酢というのは、解毒酵素の働きをよくする効果も期待できるわけですね。
亜鉛の精力増強効果はどれくらいある? – Under”I” |
更に、『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
黒色食品全般も、『腎』の働きを助けてくれる食べ物です。黒ごま、黒豆、黒米、そば、のり、ひじき、昆布、もずくなどの黒色食品には、『腎』の管理する内分泌の原木を赤める成分が多く含まれています。腐敗臭の予防にもなるので、積極的に摂り入れましょう。
この黒色食品には、『黒酢』も含まれます。 黒酢を使った食事は、他の黒色食品を摂取するのと同様に、『腎』の弱りからくる体臭の対策になると言えそうですね。
How To Make Ootoya’s Sweet and Sour Chicken (Tori Kurozu-An) (Recipe) 大戸屋「鶏と野菜の黒酢あん」の作り方 (レシピ)
また、下記の記事に『汗腺トレーニング』として以下のような入浴法を記載しました。
しかし実際には、この2の段階の『途中の水分補給』で、参考書には、
などのドリンクを意識的に摂ることを推奨しています。例えば、指圧整体院の方が出している下記のようなレシピですね。
1分で分かる! 黒酢ドリンクの作り方♪市川駅徒歩3分 【深夜24時まで営業のマッサージ・リラクゼーション】指圧整体院Reset(リセット)
お湯にもお酢を入れ、ドリンクとしても酢を摂ることが推奨されているので、とにかく酢は体臭に効果的だと言えます。しかし、厳密に『黒酢がいい』とは断言されていないので、どれも効果はそう大差はないと言えるでしょう。
例えば『米酢』にはクエン酸が多く含まれているので、そういった面から考えると、米酢にも体臭抑制の効果があると言えますからね。それよりも実際にワキガに効果があると言えるのは、『リンゴ』です。
ワキガにはリンゴ酢が効く?アポタンパクを減らすリンゴの繊維質 – Inquiry. |
リンゴの繊維質が体内のアポタンパクの生成を抑え、それが結果的にワキガ臭を抑えるという研究結果が出ているんですね。そこで紹介している『リンゴ酢』はまさに、リンゴと酢の力を両方使うことで、高い効果を狙える対策です。ぜひ試してみましょう。
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