白砂糖を食べるとワキガが悪化する?
はい。
白砂糖を食べすぎるとワキガの原因となる可能性があるので注意が必要です。その理由は、
の3つが原因です。
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白砂糖を食べすぎるとワキガの原因となる可能性があるので注意が必要です。その理由は以下の3つです。
一つずつ見ていきましょう。
この糖化という現象は簡単なことです。『糖分を摂りすぎたらなる現象』ですね。下記の動画を見て説明を聞いてみましょう。
糖化と老化①糖化ってなに?梅田/エイジングケア専門シンザキエステ
また、『あなたの体はコゲている?! 抗糖化ライフで老化予防!』にはこうあります。
糖化を引き起こす代表的な糖は「ブドウ糖」と「果糖」です。ブドウ糖の元は砂糖と炭水化物です。それが消化酵素の力でブドウ糖になり、血中に入るとすい臓から分泌されるインスリンによって体内の細胞に送られ、脳や筋肉を動かすなどさまざまな生命活動のエネルギー源になります。消費されなかったブドウ糖も、いざという時の備えとして肝臓や脂肪細胞に貯蔵されます。しかし、それ以上に摂り過ぎて余ってしまったブドウ糖は、タンパク質や脂肪と結びついて悪玉の老化物質に化けてしまいます。
参考
あなたの体はコゲている?! 抗糖化ライフで老化予防!養命酒製造株式会社
とありますね。糖化する現象のことは通称『身体が焦げる』などという表現をする場合があります。そのイメージ通り、体が老化してしまう、あるいは機能が鈍ってしまうということになるわけですね。
糖化すると体内にあるたんぱく質は変性、劣化しますから、それによって代謝機能が低下します。すると老廃物が滞って体臭が悪化するわけですね。
こういった理由から、白砂糖の摂取によって起こり得る『糖化』を防ぎたいということになります。
精神的な部分に作用し、自律神経を乱して発汗を促し、ワキガ臭を悪化させるという事実があります。『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
砂糖と精神病の問題
(省略)265人のADHDの子供たちを対象にした研究では、4分の3以上が状なグルコースの変換を示したことが発見されました。脳と体の主な燃料であるグルコースの血液中のレベルが大きく増減して動揺しているときには、一日中、精製炭水化物、刺激物、甘いもの、チョコレート、発泡性のドリンク、ジュースが、繊維が少ないかまったくないグルコースのゆっくりした吸収のローラーコースターに乗っているように、行動やそのレベル、注意力、集中力、焦点もまた大きく揺れるといったことが、ADHDの子供に診られるのは、何も驚くべきことではなくごく普通のことです。
砂糖を消費したあとに時々見られる鎮静効果は、低血糖の状態から血糖の正常化が始まることでよくなるということです。低血糖の状態のときには、行動をコントロールしている脳と認識機能に燃料が不足しています。
砂糖を摂ると一時的に気分が高揚するか、安定します。それは、血糖値が上昇するからにほかなりません。しかし、砂糖のようなGI値の高い食品を摂ると、血糖値が『急激に上昇』してしまいます。急激に上昇した血糖値は、急激に下降します。すると、その下降したときに『うつ症状』にも似た感覚を覚えることになります。
ダイエットの話をすると、そこで人は『ドカ食い』をしてしまいます。だから太ってしまうんですね。スイーツなどのGI値の高い食事を食べれば血糖値が急激に上昇し、気分が一時的に高揚しますが、その後すぐに急激に下降し、渇望感を覚え、そこでドカ食いをし、悪循環に陥ってしまうわけですね。
つまり、このような食事を摂っていると精神的に不安定になります。精神的に不安定になると自律神経も乱れてきます。すると、交感神経が優位になり、発汗しやすくなるんですね。交感神経と副交感神経については下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。
そこに書いた『交感神経系と副交感神経系の働き』から『発汗』についてを抜粋すると以下のようになります。
交感神経系と副交感神経系の働き
交感神経優位 | 身体 | 副交感神経優位 |
---|---|---|
促進↑ | 発汗 | 減少↓ |
交感神経が優位になると、発汗が促進されるんですね。従って、白砂糖の摂取によって自律神経を乱し、交感神経が優位になりやすい体になることは、結果的にワキガ臭を外に発散しやすくなってしまいます。
腸内腐敗が起き、体臭が発生することについて、『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
精白された炭水化物は腸内を腐敗させ、ニオイを発生させる
脂質やたんぱく質とちがって、炭水化物は比較的分子量が小さいので、善玉菌のエサになり、腸内腐敗を引き起こすことが少ないようです。ところが、よくかまなかったり食べすぎたりすると、胃腸の不完全燃焼状態から腸内腐敗を引き起こすことがあります。炭水化物でも、精白されたものは、より不完全燃焼を引き起こしやすい傾向があります。そのため、白米や白砂糖、精白した小麦粉などを食べすぎると、腸内腐敗が起き、体臭が発生するケースが増えるのです。
精白された白砂糖は、腸内腐敗の原因となるんですね。この腸内フローラ、つまり腸内環境については下記の記事と併せてご確認ください。
ワキガにヨーグルトや乳酸菌は効果ある?毎日善玉菌が優位になるように意識しよう – Inquiry. |
腸内フローラ(環境)を善玉菌優勢にするためには、ビフィズス菌が必要です。腸内フローラについては下記の動画をご覧ください。わかりやすく説明してくれています。
腸内フローラって?
この腸内フローラを善玉菌優勢にすれば、悪玉菌が原因の悪臭を防ぐことができます。そのビフィズス菌のエサとなるのがオリゴ糖ですから、その記事ではオリゴ糖を多く含む『玉ねぎ』を食べることが、この腸内フローラの最適化で考えても、とても有意義なのだと下記の記事で説明しました。
ということですね。ヨーグルトも同じです。つまりこうした動きとは逆で、白砂糖等の精白されたものを食べすぎると腸内フローラが悪玉菌優勢に陥ります。体内のミネラルバランスを崩し、善玉菌に悪影響を与えるのです。すると、それが原因で体臭を含めた様々な問題を引き起こすんですね。
では、精白されていない糖分、
であればいいでしょうか。『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
はちみつは砂糖と比較して、カロリーは低めで糖度が高く、砂糖の半量程度で同じ甘みを感じられます。微量ながらミネラルの含有バランスもよく、また、果糖の割合が多いため、砂糖よりも血糖値を上げにくいという特徴もあります。
砂糖の半分の量で同じ甘みを感じられ、ミネラルの含有バランスもわずかによく、砂糖よりも血糖値を上げにくいという特徴があるんですね。したがって、先ほどの『精神面』の考え方で言えば、血糖値を急激に上げることにはつながらず、ポジティブな感想が持てます。しかし、糖度が高いという事実は、結局はちみちを過剰摂取してしまったときに『糖化』の原因となりますので同じことですね。
黒砂糖はどうでしょうか。『健康にいいものばかり食べていると早死にします』にはこうあります。
黒砂糖の栄養価が高いといっても”砂糖は砂糖”
(省略)黒砂糖にはビタミンB類が含まれますが、濃度は豚肉の20分の1程度です。白砂糖にはミネラルやビタミンが含まれないので、食べることで身体からカルシウムやビタミンが奪われるけれど、黒砂糖なら大丈夫というのは、所要量や一日の摂取量を考慮していない議論です。
黒砂糖はわずかに白砂糖を上回る栄養価がありますが、どのみちその差はわずかであり、ほとんど同じようなものだということです。結局、はちみつも白砂糖も黒砂糖も、どんなものであっても糖分が高いものは全て同じ結果が言えるわけですね。
砂糖というのは、その性質上から簡単に過剰摂取をしてしまう食品です。砂糖の一日の摂取目安量は25gですが、スイーツなどを食べるとすぐにその摂取量を超えてしまいます。例えば下記の『濃厚たまごバニラアイス』ですが、この時点ですでに砂糖を20g使っています。
【友加里】卵1個で濃厚たまごバニラアイス
美味しそうですけどね。中には砂糖を大さじ4杯入れると記載されているレシピもあります。大さじ1杯がおよそ9gですから、36gですね。大幅に超えてしまっています。スイーツの中には下記のホットケーキのように、砂糖を2gしか使わないものもありますから、そういったものを選ぶようにしましょう。
【スイーツ】ふわふわ食感!奇跡のパンケーキ!をホットケーキミックスで作ってみた!
まあこの場合はマヨネーズが入っていますからそれは危険ですけどね。それから、ホットケーキにアイスクリームやバターを乗せる場合は更に危険です。
どれもこれも全て美味しいです。私も大好きです。しかし、それはある種の『罠』ですね。この世には、快楽に通じるありとあらゆる罠が張り巡らされていますので、それにまんまとはまってしまうのであれば、問題を起こしてしまうでしょう。
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