ベジタリアンにはワキガは少ない？
ワキガ臭を最も悪化させる食べ物は『肉』です。
したがって、肉を食べないベジタリアンには『ワキガ臭を発しない人』が多いと言うことができます。しかし、ワキガというのは生まれ持ったアポクリン腺の数で決まるため、ベジタリアンになったからといってワキガと永遠におさらばということはありません。
Contents｜目次
まず、下記の記事に書いたように、ワキガ臭を最も悪化させる食べ物は『肉』です。何と言ってもこの肉食を避けることは、体臭対策にとって欠かせない要素となります。
| ワキガの原因となる食べ物とは？『肉食→魚食→？？』で対策はバッチリ！ – Inquiry. |
以下の動画では、専門家の五味先生がその『肉食の弊害』について説明していますので、併せてご確認ください。
食生活と体臭の関係について教えてください。（体臭多汗Q&A 33）
つまり肉食というのは、
といったあらゆる理由から、まさに『体臭を強くするためにする行為』と言っても過言ではないかもしれません。従って、『肉食→魚食→大豆食』に変えることが大事です。たんぱく源を『大豆』に変えればいいのです。
大豆が栄養が豊富で、『大豆サポニン』という抗酸化物質も含まれていますから、そうすることにより、
という効果を得ることが出来るわけです。大豆に関するその他の情報は下記の記事をご覧ください。
男性が摂取しすぎると『女性乳房化』という現象が起きる、というリスクがありますが、基本的には食事は『過剰摂取』をすればどんなものでも毒になりますからね。ほどよく摂取すれば問題ありません。
確かに、下記の記事に書いたように、『ベジタリアン』の人はEDになりがちであるという見解もあります。
| ベジタリアンや野菜中心の食事はEDの原因になる？その理由は？ – Under”I” |
また、サルコペニアやフレイルの予防と対策には、肉・魚・卵などからたんぱく質を摂取することが必要不可欠になるわけです。
筋肉量が低下し、筋力または身体能力が低下した状態。加齢によるものと、体を動かさなかったり、栄養不足、病気などが原因で筋肉量が減る場合のものとがある。
加齢によって筋力や精神力が衰える状態全般を指す言葉。働くことが面倒になると、ますます筋力が低下し、要介護のリスクが高まる。
しかし、それは別に『大豆』からでもいいわけですから、たんぱく源さえ摂っていればこのような老化現象も抑制することができるでしょう。
そもそも下記の記事に書いたように、
『からだのニオイは食事で消す 体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
食の欧米化が体臭をふやした！
かつて、日本人の食生活は菜食が基本だったので、肉はほとんど食べていませんでした。仏教の影響が強かった日本では、おおむね肉食禁止の戒律が守られてきたからです。明治時代になって、西洋の肉食文化が入ってきました。それでも、戦前まではこうかな肉類は庶民の手には入りづらく、一部の人たちだけのごちそうでした。けれど、戦後アメリカの影響で食事が欧米化するとともに、動物性の食べ物や油脂の採取量が大幅に増えたのです。
仏教伝来や、生類憐みの令等の影響により、日本人の食生活は菜食が基本であり、肉はほとんど食べていませんでした。ある専門家の話によると、日本人の飛脚の元気を見た外国人が、
なぜ日本人はこんなに体力があるんだ。もし肉を食べたらどうなるんだろう。
と思い、その飛脚に肉食を勧めたところ、 逆に疲労しやすくなり、長距離の移動ができなくなったと言います。
玄米や梅干し等の素朴であり、体に負担のない栄養のある食事が、日本人の体力の源だったのです。それはある種うなづける現象です。下記の記事に書いたように、
レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、トム・クルーズ、マドンナ、カルロス・サンタナ、などの有名人は加齢を抑えるためにも肉食はしていないそうです。獣肉には動物が排泄するはずだった老廃物を含んでいるので、それによって老化が進んでしまうからですね。
従って、その日本人の飛脚が肉食によって逆に疲労しやすくなったのは、つじつまが合うのです。肉食というのは実は、人間に悪影響を与える可能性があるんですね。
もちろん先ほどのEDの記事に書いた『脂肪分の多いサーロインステーキとベーコンの脂で揚げた脳を食べたら、すぐに治った』という事実、あるいは薄毛の記事に書いた、『イヌイットの肉食』の件もあるので、なかなか断言できるものではないのですが。
ただ、『肉食→魚食→大豆食』を意識した食生活をすることは、とても健全であり、日本人の体質に合っていると言えるでしょう。
また、先ほどのEDの記事にも書きましたが、大東製薬工業株式会社『テストステロンについて』にはこうあります。
体のどこで作られて、どのように分泌していますか？
男性の場合、約95％が睾丸（精巣）の中で、残る5％が副腎で合成され、分泌されていると言われています。テストステロンの原料はコレステロールで、体内で複雑なプロセスを経てテストステロンに生合成されています。（中略）先述の通り、体内で産生するテストステロンの原料はコレステロールですから、先ずはコレステロール不足にならないように、バランスの良い栄養摂取が必要です。もちろん、コレステロールの過剰摂取は問題がありますから、ご注意ください。
テストステロンのはたらきとして挙げられるのは、
ということですから、ED問題を考える際は確かに『肉、乳製品』から摂るコレステロールが、
のバランスを整え、テストステロンの産生に影響を与え、問題解決の材料となります。しかし、こと『ワキガ対策』として考えた場合、このテストステロンの働きにある、太字にした部分、『皮脂の分泌を促す』ということは、いささかいい徴候とは言えません。ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。
このようにして、ワキガ臭には『皮脂』の存在がとても大きく影響していることがわかりますね。肉や乳製品からコレステロールを摂り、テストステロンを産生し、皮脂の分泌を促すということは、すなわち『ワキガ臭を悪化させる』ことに等しいのです。つまり、性欲を取るか、ワキガ改善を取るかですね。
ワキガや体臭を抑制したいのであれば、肉類や乳製品、揚げ物や刺激物といった食事は摂らない様に努めることが原則的な考え方となります。また実際には、『肉を控えると性欲が抑えられる』のであれば、肉食をしてこなかった日本人は絶滅していたことになりますから、そういうことにはならないでしょう。
ただし、下記の記事に書いたように、
| 朝と夜で精力の違いはあるのか？男女別でその違いを考察 – Under”I” |
『新装版 話を聞かない男、地図が読めない女』にはこうあります。
アメリカで行われた人種別にセックス回数調査によると、黒人や白人の女性より（両者はほぼ同回数）ラテン系の女性のほうがたくさんセックスしている。セックスしてオーガズムに達する割合では、黒人女性が白人女性の二倍も高かった。アジア系の女性は、テストステロンの少なさを反映してか、セックス回数が最も少ない。
アジア系の女性はテストステロンの量が少ないらしく、そのせいでセックスも控えめなんですね。更に下記の記事には、『日本人は元々、セックスの回数において圧倒的に少ない』という調査結果を載せましたが、
| EDが原因でセックスレスになる？放置すると女性の深刻な問題にも影響する – Under”I” |
やはり、テストステロンの量や食生活は人間の性欲に大きな影響を与えていると言えるかもしれません。そう考えると、やはり性欲を取るか、ワキガ改善を取るかというテーマはあながち的を外してはいないかもしれませんね。
ただ、下記の記事に書いたように、
| もずくやメカブがワキガに効く？体臭対策をするならやっぱり海藻！ – Inquiry. |
等の摂取をすることは、人間の身体に大きな恩恵を与えます。例えばそれらに含まれる食物繊維は、
という効果をもたらしてくれ、この体臭問題の解決に大きく貢献してくれるんですね。海藻に含まれる、
といったミネラルは、体のメンテナンスに大きな貢献をしてくれます。こうしたミネラルが直接体内の毒素を中和してくれるため、そうした面からも海藻は体臭の予防と改善に役立つのです。つまり、元々下記のような流れがあるのですが、
それを今回のテーマで更にカスタマイズするとこうなります。
便による毒の排出も、腸内での毒の分解と中和も同じ『デトックス（解毒）』という扱いになります。記事に挙げたもずくやメカブ等の海藻類は、このデトックス（解毒）効果が非常に高いと考えられるんですね。更なる詳細は記事を見てご確認ください。
記事にはワキガに有効な海藻のレシピの例として、『モズク酢』、あるいは『メカブの酢の物』を挙げていますが、酢に含まれるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚を弱酸性に保って雑菌の繁殖を防ぎます。また、クエン酸が汗腺に吸収されるとアンモニアと乳酸の生成が抑えられるので、汗のニオイを解消できるので、とても高い効果を得ることができるのです。
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