化粧水でニキビは予防できる?保湿クリームはニキビに良いの?
その化粧水や保湿クリームによります。
『合成界面活性剤』が入っているものであれば、推奨できません。
下記の記事に書いたように、化粧水を使ってニキビ対策をするということは、スキンケアです。基本的には下記の記事に書いたことがベースの考え方となります。記事に書いたのは、
についてです。
ニキビに有効なスキンケアを知らない人が多すぎるって本当!? – Inquiry. |
一見すると、セオリーを考えれば、化粧水や美容液、パック等を使ってスキンケアをすることは有効です。
例えば、下記の記事に書いたように、youtuberの『かわにしみき』さんが出している動画で紹介してる美容グッズです。普段からこのような美容の対策をしておくことで、ホルモンバランスが乱れがちな時期の異常反応も、極力抑えることができるかもしれません。
生理前にニキビはなぜ出来る?どのように予防と対策をすればいいのか – Inquiry. |
巷にはこうしたスキンケアの方法がたくさん転がっていますね。そんな中、自分の好きな人や美人、美肌だと思う人が推奨しているメイクやスキンケアを真似するのも一つのです。たくさん選択肢がありますから、やっぱりその中からどれかを選ぶなら、そういう選び方になりますよね。また、彼女はこのような動画も出しています。
【年齢別】今まで使ってきた優秀スキンケア!
動画で説明している化粧水は、以下の時間で見ることができます。
0:43 プロアクティブ
思春期ニキビに効いたということですね。高いのでコスパは悪いとのことです。
1:32 DHC アセローラローション
大好きなモデルが使っていたということですね。ビタミンC入りだということですが、特に美白に役立ったということはないということです。
2:10 アヴェンヌウォーター
敏感肌の人におすすめで、コスパは普通ということです。これも、エステで美肌の人がいて、その人に効いた化粧水だということです。
3:14 イプサ メタボライザー
とろみがあって乳液っぽいけど、すごくさっぱりするということです。
3:46 オードムーゲ
コスパがとてもよく、ニキビにも効くということですが、そう大きな変化はなかったと言います。水を顔につけているくらいさっぱりしているということです。
4:36 キュレル
人生で最も長い間使っていた化粧水だということです。敏感肌にも有効だということですね。しっとりと書いてあるけど、さっぱりしていることです。1~3の種類があって、それぞれ保湿力が違うので、季節によって使い分けたと言っていました。
5:46 アルビオン 薬用スキンコンディショナー
口コミサイトで常に上位にある化粧水だったということです。これを使うと肌の調子がいいと感じましたが、高いのでコスパは首をかしげるということです。リピーターが多いのはうなづけるということです。
ちなみにこの類似品に『ハトムギ化粧水』というものがあり、これは600円前後でコスパがいいということです。
youtuberの『ゆきりぬ』さんが紹介していますね。
ついに発見した。ニキビ完全対策法!
6:24 Dr.ハウシュカ フェイシャルトナー
好きなモデルが使っていたから買ったということです。あっという間に使ってしまって、コスパは悪かったと言います。しかし、キメが細かくなったり、効果を実感したということです。
7:17 THREE バランシング ローション
これも肌がきれいな人がいて、買ったと言います。かぶれてしまったので、テスターしておけばよかったと言っていました。しかし香りがとてもよかったということです。
8:04 ナリス ルクエ2バランシングローション
保湿力があり、肌荒れを抑え、安定感のある化粧水。肌荒れがある人にはとても有効な化粧水だということですね。
9:07 SK-II SK2 フェイシャル トリートメント
自身が使った中で最もツヤ感が出た化粧水で夏におすすめということです。
10:15 アクセーヌ モイストバランス ローション
とにかくコスパがよく、保湿力があったということです。ニキビに効くということではないということですね。
10:50 ラプレシア パシャウォーター
コスパが悪いですが、肌荒れも治り、キメも整うということです。ニキビ治療というよりは、肌のキメを整えて保湿するということです。
11:33 POLA
そう劇的に変わることはなく、肌荒れを起こしたということです。自身の体質には合わなかったということですね。
12:00 ミキモト ムーンパール モイスチャーリッチローションII
SK2のようにツヤが出るわけではないですが、たくさんリピートしていてお気に入りということで、常にストックがあるということです。
やはり彼女も、好きなモデルさんが使っていたり、あるいは美白美人が使っている化粧水につい目がいって、それを試してきたようですね。しかし、とにかくまあ化粧水だけでも数えきれないくらいありますね。世の中にはまだまだたくさんの化粧水があり、彼女だけでも肌荒れを起こしたものや、合う、合わないものがあるということです。
また、面白いのは『常に使っている化粧水が違う』ということですね。次から次へと新しい化粧水を使っては、また乗り換えるということ。まあ、メイクやネイル、スキンケアやエステ等の美容は女性の楽しみの一つでもありますからね。
ただ、注意するべき点があります。『5:30』あたりに、『23,4歳のときに乾燥がすごいひどいと感じた』という発言がありますね。これだけ化粧水を常に使い続けている人が、なぜ乾燥してしまうのでしょうか。それは下記の記事にも書きましたが、
ニキビに有効なスキンケアを知らない人が多すぎるって本当!? – Inquiry. |
『10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア』にはこうあります。
肌を潤すことがかえって肌のバリアを傷めつける
(省略)皆さんが日常生活において、角質層を水浸しにしてしまっている行為があります。それが、『化粧水や美容液をつけること』『顔のパックを当てること』です。(中略)いずれも、肌に水分を与えることで一時的に角質層の水分量は増しますが、角質層は過剰な水分が与えられることで水浸しの状態になり、結果的にはバリア機能を低下させることになります。保湿を期待して行ったパックで、結果的に乾燥肌になってしまうのです。
つまりこういうことですね。
つまり、化粧水というのは使えば使うだけ『化粧水依存体質』になり、美肌とは逆方向に進んでしまう事実があるのです。これは、見識があり、化粧品会社とズブズブの関係『ではない』公明正大な意見を言う人が、必ず言うことです。『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』では、ニキビに有効なスキンケアとして、以下のポイントを挙げています。
美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)
これらが配合された化粧水や美容液であれば、ニキビに有効だと言っていますね。例えば、以下のような商品でしょうか。
※写真サイズが修正できず、大きく表示されています
様々な化粧水があったり、それを使うなと言う人がいたり、いったいどれを使えばいいのか、それとも使わない方がいいのか全く分かりませんよね。ただ、先ほどの『かわにしみき』さんの動画のトークをよく聞いていると、
というキーワードを挙げていました。たくさん化粧水を使っていく中で、何となく感覚的に、使いすぎても意味がない、使いすぎると逆効果になって肌荒れを起こす等の経験を知り、真実に近づき始めたのかもしれません。
ただ、人によっては本当に化粧水の合う、合わないというものがあって、ある人は本当にそれを使ってニキビや肌荒れを治したということがあります。『かわにしみき』さんもそうだったと言っていますね。こればかりは自分で試すしかないのかもしれません。しかし、ここに登場した見識ある専門家の意見を見てみぬふりをしないようにしましょう。
『保湿とUVケアだけが美肌を作る』にはこうあります。
『使い勝手がいい』=『肌にいい』ではありません。むしろ使いやすい、使い心地がいいものは、そう思わせるために成分が操作されていることもある。このことをわすれないでください。
この決定的な事実を忘れないようにしましょう。
また、『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』で紹介している化粧水は優秀です。まず著者が運営する『MiMC』の化粧水ですが、一本目に上の商品、二本目で次の商品を使います。どれも合成界面活性剤が入っていないので、この問題をクリアした商品です。
また、下記の化粧水もクリアしています。安全な化粧水もあるようですね。
※写真サイズが修正できず、大きく表示されています
ニキビ対策に保湿は重要です。『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。
ニキビの出来る理由は複雑
(省略)ニキビは必ずしも皮脂が多いからできるわけではありません。その証拠に、乾燥肌の人でも大人ニキビはできるのです。また、皮脂の少ない頬にだけできる人もいます。(中略)ニキビの原因を知りたい気持ちはよくわかりますが、あまりにも複雑にからみあっているので、原因を簡単には特定できないケースが多いのです。ニキビが慢性化している人は、スキンケアだけでは治らないことがおおいので、皮膚科で早めに受診してください。
美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)
と出てきましたね。つまり、『ニキビは必ずしも皮脂が多いからできるわけではない』のです。つまりこういうことですね。
したがって、肌を乾燥させることは避け、常に『保湿』を意識する必要があります。間違えてはならないのは、『保湿を意識する』ことが大事で、『保湿の為に美容液を塗らないといけない』ということではないということです。これが極めて重要な話ですが、恐らく多くの人は聞く耳を持たないでしょう。洗脳されているからですね。
そのすべてのスキンケア、美容グッズを過信している人がいる場合は、
等の、ありとあらゆる肌トラブルを自ら招く行為をしているということを理解する必要があります。これらの美容グッズの中には『合成界面活性剤』という物質が入っていて、そのせいで肌や頭皮に悪影響を与えるのです。下記のサイトを通して商品を調べてみましょう。その理由がわかります。
『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ (危険警告!Books)』にはこうあります。
合成界面活性剤については賛否両論があります。業界側は無害論を唱えているし、消費者運動側は有害論を唱えています。しかし学問上、合成界面活性剤がバリアを壊して異物を皮内に浸透させることは立証されています。にもかかわらず、一流の女性誌がこういう調査もせずに、アンチ・エイジング化粧品や美白化粧品(これもバリアを壊さなければ、美白剤が皮膚に浸透しない)の宣伝に一役買うようでは、あまりに無責任ではないですか。
例えば、『落ちないメイク』などを落とすためにクレンジング剤を使っている人が見るべきなのは、以下の流れです。
ファンデーションやベースメイクでニキビを隠すと悪化する?~クレンジング剤のリ… – Inquiry. |
そしてこの合成界面活性剤というのは、クレンジング剤だけじゃなく、先ほど挙げたすべての美容グッズに含まれているのです。界面活性剤について説明した動画がありますが、わかる人はそれを見てください。わからない人は飛ばしていただいていいでしょう。ちょっと専門的すぎますからね。
【日本化粧品検定協会公式】ここちゃんと躍る界面活性剤の歌
【高校化学】 有機化合物49 界面活性剤 (10分)
『保湿とUVケアだけが美肌を作る』にはこうあります。
お友達とケンカをしたときに、間に入って仲を取り持ってくれる人がいると、仲直りができますよね。化粧品の油を水に溶かすためにも、仲介役が必要なのです。この油と水の仲介役を『界面活性剤』といいます。水とも油ともなじみやすく、まるで、油の手を取って握手をさせるかのごとく、界面活性剤は油を水に溶かしてくれるのです。
界面活性剤には、
の3つの作用を期待することができるので、汚れを落とす洗浄剤として使われているのです。しかし、その強力な洗浄剤が『皮膚のバリア』までをも破壊してしまい、先ほど挙げたような様々な肌トラブルを生み出してしまっている現実があるんですね。
本にはこうもあります。
ところが、クレンジング剤や洗顔料に含まれる仲介役によって、バリア機能の油が溶けて流れてしまうことがあるのです。油の袋がないので水分も流れ出します。すると、肌はカサカサした状態になるのです。洗顔のときにゴシゴシとこすればこするほど、このような状態が起こりやすいといえます。水と油の仲介役である『界面活性剤』には、肌のバリア機能を破壊する力を秘めていることを専門家の誰もが知っています。もちろん、クレンジング剤や洗顔料を作っている企業の方々もご存じのはずです。
偏った専門家だけが批判しているのではないのです。知識ある専門家であれば、企業側であっても誰もが知っていることなのです。
ニキビを気にするならあらゆる化粧品に入っている界面活性剤に注意! – Inquiry. |
『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ (危険警告!Books)』にはこうあります。
しかし、皮膚病などで薬品を急速に皮内に浸透させたい皮膚科のケースでは、このバリアを破壊し侵入していく機能は、治療上、明らかに利点となります。有効な薬品を皮膚の中に入れて治療するのですから、バリアに頑張られては、治療ができません。バリア破壊が利点として作用するのは、あくまでも疾患がある場合。通常の健康な皮膚にとってのバリアの破壊は、老化の原因となり、美容上の決定的なダメージになります。
つまりこういうことです。
このように、皮膚に疾患があり、やむを得ずバリア機能を破壊して薬品を急速に注入しなければならないときだけは、界面活性剤の効果は正当化されます。しかし、人体に使うそれ以外の一切の場面では、界面活性剤とはバリア機能を破壊する悪玉でしかないのです。これを理解することが必要ですね。
保湿クリームについても、動画で紹介しているyoutuberたちが大勢います。しかし例えば先ほど紹介した『ゆきりぬ』さんの動画をご覧ください。乳液については『3:25』あたりです。動画で紹介されているクリームは以下の商品ですね。
彼女曰く、
とのこと。これは正直な意見でしょうね。ここにあるもう一つの声は、
乳液なんてあんまり必要ないんじゃないかなあ…
ということになります。彼女はまだ全然若いので、若さだけで補っている部分もあります。しかし、実は的を射ている。美容クリームなどを使っていなかったはるか昔の人たちが、皆乾燥や、皮膚病に悩まされていたかというと、そうではないのです。
『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ (危険警告!Books)』にはこうあります。
某カリスマ美肌師は、化粧水パックで水を浸透させるなどといっていますが、肌は水など簡単にはじいてしまう。肌に水を入れるには合成界面活性剤を使ってバリアを破壊するしか方法がないのです。どんなにもっともらしくいわれても、美容の報道を鵜呑みにしてはいけません。
合成界面活性剤はバリア機能を破壊し、だからこそ一時的に皮内に水分が入ってみずみずしくなりますが、しかしバリア機能が破壊されているのですぐに蒸発し、乾燥する。そしてまた化粧水やクリームに依存することになるということを理解しましょう。『保湿とUVケアだけが美肌を作る』にはこうあります。
『使い勝手がいい』=『肌にいい』ではありません。むしろ使いやすい、使い心地がいいものは、そう思わせるために成分が操作されていることもある。このことをわすれないでください。
この決定的な事実を忘れないようにしましょう。
では、もはや化粧水や保湿クリームなどは使用してはいけないのでしょうか。本にはこうもあります。
お肌にとっての保湿は、水分補給ではなく、お肌の表面をカバーして水分蒸発を防ぐことが、最大の役割となります。
つまり、合成界面活性剤を使って皮膚のバリアを破壊し、そこに美容液や水分を浸透させて『一時的な保湿』をするのではなく、『肌の表面をカバーし、水分蒸発を防ぐ保湿』をすることを意識することで、どうしても化粧水、美容液、乳液、クリームを使いたい人は、使うことができます。
本にはこうあります。
いずれにしても、肌にとっていいのは、外部の敵を肌の表面から侵入させないことです。『保湿』で肌のバリア機能を保ち、『紫外線反射剤』で紫外線をはじき返す。この2つこそが、肌の表面からアプローチするスキンケアでなによりも重要といえます。高価な美容液よりも、『保湿』と『紫外線反射剤』で、肌を守ることが美肌に通じると考えたいただきたいと思います。
等、様々な魅力的な名前に支配されず、『保湿とUVケア』だけを意識して保湿をするです。本にはこうあります。
すでにお手持ちの美容液も、『美白』ではなく、『保湿』のためにしか役に立たないことをご理解いただいて、活用していただきたいと思います。
『美容成分や水分を皮内に浸透させようとすると、合成界面活性剤を使う必要がある』ということを忘れないでください。つまり、あまり化粧品依存の考え方になると、本来人間が持っている保湿力や、バリア機能といった有益な能力を低下させることにつながります。
例えば、美白のために肌の黒い要素(メラニン)を取ろうとすると、紫外線への抵抗力が弱くなり、皮膚がんをはじめとした様々な肌トラブルの原因となります。白人の人々は肌にメラニンが少ないがゆえに、色が白いのです。しかし、メラニンというバリアを持っていないことになるので、紫外線にとても弱く、日常生活をしているだけでも、
ができやすく、『皮膚がん』になるリスクも高いと言われています。下記の記事にも書きましたが、『ウルヴァリン』シリーズなどで有名なヒュー・ジャックマンは、日焼けによって皮膚がんになりました。
彼は言います。
日焼け止めを塗らなかったらどうなるのかという例だよ。基底細胞。一番軽いがんではあるけど、それでもやっぱり深刻さ。みんな、日焼け止めクリームは絶対に使うようにしてね。そして定期的な検診も受けること。
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彼は白人ですから、皮膚がんになりやすい体質だったということですね。日本人は黄色人種ですから、白人ほど皮膚がんになりにくく、元々美白を維持できるような性質を持っています。そもそも、美白美白とあまり言うと、黒人の方の人生を軽視することになりますよね。それは正しい考え方でしょうか。
スキンケアをする際は、この2大ポイントを絶対に忘れないようにすることが大切です。
本にはこうあります。
美白よりも保湿を考えてください。シンプルな成分のスキンオイルを塗っても保湿はできますし、コラーゲンやヒアルロン酸も、肌の表面における保湿のためには役立ちます。わざわざ高価な化粧品を選ぶ必要はありません。保湿だけを考えるならば、500円以下の化粧品を使っても大丈夫です。
つまり、先ほど書いたニキビに効く化粧水で言えば、必ずしも5,000円以上する『アルビオン 薬用スキンコンディショナー』を使う必要はなく、『ゆきりぬ』さんが言っている600円前後で買える『ハトムギ化粧水』でもいいのです。もちろん、下記のようなものでも十分だということです。
もちろん、先ほどのサイトでこれを調べれば、これらにも合成界面活性剤が含まれていることがわかりますけどね。
『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ (危険警告!Books)』にはこうあります。
どうしても使いたいのなら、たとえばUVカット化粧品(合成ポリマー系乳液に毒性のある紫外線吸収剤を配合している)を使う場合は、まず下地として油っぽいクリーム(油だけでもいい)を塗り、ふきとって油の薄い膜を皮膚の表面に作り、その上からUVカット化粧品を塗るという方法を取り、皮膚を守ってください。またどうしても美白化粧品を使いたいのなら、週2回くらいまでに回数を抑えて、刷り込んだ後は油っぽいクリームまたは油を刷り込み、表面を軽くふき取ってください。このように工夫することで、皮膚を少しでも守ることができます。UVカット乳液は美白クリームをファンデーションの下地にすることは危険です。
やはり、識者の目から見ると結局これら一切のスキンケアは、あまり賢明ではありません。本来人間が持っている『皮脂』という天然のバリアを最大限に生かすスキンケアこそが、最大にして最高のスキンケアなのです。
『10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア』にはこうあります。
また、保湿用クリームの保湿効果は、あくまで『一時的』でしかなく、同時にバリア機能を低下させるものであるため、やはり肌の健康のためには好ましくありません。保湿用のジェル、乳液、ローションなどについても、いくら保湿を目的としていたとしても、それらに界面活性剤が含まれているかぎり、バリア機能への影響は保湿用クリームと同様です。
保湿用クリームだろうが化粧水だろうが、同じことなのです。美容グッズは星の数ほどありますからね。企業側も競合に勝とうと次から次へと新しい商品を出してきます。大事なのは、企業が儲かることでしょうか。それとも本人の悩みが解決することでしょうか。このあたりのことをよく考え、だいさんの客観的で冷静な立場にあるこちら側からすれば、スキンケアをするなとは言わないまでも、慎重なスキンケアをしていくように助言するしかありません。
例えば先ほどの『美肌マニア』のサイトで『無添加化粧品』のカテゴリーを見れば、実にたくさんの種類の合成界面活性剤が含まれていない保湿クリームが出てきます。(※合成界面活性剤フリーにチェックを入れる)
例えば以下の商品ですね。ただその代わり、『殺菌剤、防腐剤』といったものは含まれていますので、注意が必要です。
また、『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』で紹介しているバームも優秀です。
乳液を使ってニキビ予防ができる?40代以降は使うべきか、それとも… – Inquiry. |
上記の記事で紹介している『ワセリン』もこの問題を解決してくれる便利なアイテムです。
どうしても『完全に安全な化粧品』を使いたい方は、食事を全て旬の食材にし、鮮度がよく、栄養があるものを食べるまでのこだわりが必要です。野菜や果物は皮ごと食べ、排気ガスや大気汚染がない場所へ引っ越し、何からなにまで健康志向で生活する必要があります。そうじゃなければ意味がありませんよね。化粧品だけ最適化しても意味はないわけです。
大気汚染がニキビに与える影響は?有害物質をデトックス(解毒)しよう! – Inquiry. |
野菜ジュースはニキビ対策になる?いや、スムージーにした方がいいです! – Inquiry. |
昔の人々は、とても自然と密接に暮らしていました。しかし、病気を治す術を知らず、生贄を使って神の怒りを収めようとし、『仇討ち』も認められていて、不倫をしたら市中を引きずり回されました。今でも、ボリビアでは私刑がまかり通っていて、大勢の人で加害者をリンチする光景を見ることがあります。
人間の『あるべき姿』を追求すると、医者の存在も疑うことになります。自然に逆らい、命を繋ぎとめていいのか。そんなことをしなくてもいずれ人は必ず死にます。そう考えると、たとえ今回考えたような『合成界面活性剤が含まれた保湿クリーム等のスキンケアアイテム』で、自分の肌寿命を低下させてしまうことは、なんだか自然なんだか不自然何だかわかりませんね。
肉食はいいのでしょうか。人間が生きるために動物の命を奪い、道路をつくるときに土地を埋め立て、虫の命を奪い、植物を伐採して地球を傷つけてもいいのでしょうか。識者は冷静に、正論を言います。間違いなくその意見は正しいものでしょう。しかし、その彼らとて自分の生活のすべてを『最適化』できているわけではありません。探せば必ず『粗』があります。
ポテトチップスもマクドナルドも毒ですよ。しかし、それらがこの世から消えることはないでしょう。人がいて、そこに欲望がある以上、これからもその欲望を満たす方向に人は向かっていくことでしょう。こと今回のテーマで言えば、企業は利益を、消費者は美を求め続けるでしょう。
結局のところは自分でどこかで折り合いをつけ、美容を考えていくしかありません。間違いなく言えることは、取り返しのつかないことはあるということ。そして、人はいずれどのみち死ぬということです。 その自分の人生をどう使うかは、最終的には自分が決めていいのです。
もちろん、選択肢を間違えたら肌荒れを起こしたり、病気を患ったり、逮捕されたり、友を失ったり、信頼を損ねたり、そして命を落としたりします。自分の選択肢に責任を持てるなら、どんなことでも自分の自由です。
ニキビに必要なスキンケア(肌断食)