ニキビが治っても治っても繰り返しできる理由ってなに?
ニキビが繰り返しできる理由は実にたくさんありますので、一概には言えません。
しかし、理由もなくニキビができることはありませんので、必ず原因があります。
Contents|目次
ニキビが繰り返しできる理由は実にたくさんあります。ではここで、ニキビができる原因を見てみましょう。
ニキビができる原因(内因性)
ニキビができる原因(外因性)
その他
ニキビは一つの原因によって発症するわけではないので、このすべての要素を最適化することが求められます。したがって、何か一つを最適化したところで、その他の要素が最適化できていなければ、ニキビはできてしまうわけです。また、その『繰り返し』がどのような解釈なのかにもよります。私の場合、ニキビができやすい体質ではありません。しかし、今のところ『繰り返しニキビが出来続けている』状況が続いています。出来ては消え、出来ては消え、繰り返しニキビが出来ていますね。
例えば『おたふく風邪』というのは、一度発症したら、もう二度とかかることはありません。つまり、繰り返し発症することがないのです。また私は『口唇ヘルペス』の持病を持っていますが、ストレスや疲労によって免疫力が落ちるとき、このヘルペスが再発してしまいます。
「口唇ヘルペス」【吉田たかよし】90秒でわかる 医学解説その17
まさしく、繰り返しヘルペスが出来ている状況がもう20年続いているわけですね。このようにして、繰り返しニキビが出来るということは、解釈によっては多くの人に該当することです。例えば下記の記事にも書いたように、ワキガであればどうでしょうか。
ワキガを完全に治す方法を教えてください(体臭多汗Q&A 3)
動画では、
アポクリン腺は手術をすれば、完全に、100%取れる。ただ、アポクリン腺には根っこがあり、それを残すので再発する可能性がある。だから、根こそぎ完全にとれば、ワキガ臭は完全に、永久的に取れる。ついでに多汗症も治る。
と言っていますね。現時点であっても手術痕さえ覚悟すれば、確実にワキガは治療できるのです。手術痕が残らないミラドライ等の治療になると再発の可能性がありますが、直視下手術法であれば違うのです。
医師が直接目で見て一つ一つ腺を切除する手術。傷痕が残るが、100%ワキガが治る。
しかしニキビはどうでしょうか。ワキガなら原因は『アポクリン腺』ですから、それを手術で切除すれば、再発の可能性がありません。しかしニキビは先ほど挙げたように、原因がたくさんありますよね。したがって、ワキガのように何かを切除してどうにかなるということではないのです。
ニキビができる原因(内因性)
ニキビができる原因(外因性)
その他
これらすべての要素を最適化しないと、ニキビはでき続けます。ニキビというのはそういう皮膚病なんですね。
では、何とかこの再発を少なくするために、事前に何か予防することはできないでしょうか。例えば先ほど言った口唇ヘルペスであれば、
というポイントを押さえるだけでかなりその発症と悪化を予防することができます。
口唇ヘルペスは悪化したら、カリフラワーのように肥大化し、激しい痒みと痛みを覚えますので、とてもじゃありませんが痛み止めなしでは生活できません。したがって、なるべくウイルスが暴走する前の段階でケアをすることが大切です。
私はもう20年もつきあっているから言えるのですが、特に『仮眠』を導入することによって、劇的に発症が抑制された印象です。もうずいぶん長い間、肥大化したヘルペスウイルスを見ていませんね。ちょっとでも痒いと思ったら、寝に入る瞬間でも無理矢理起きて洗面台に行き、薬を塗ってから寝ます。そうすることで、ウイルスの暴走を抑制することができるんですね。
ニキビも同じ考え方です。先ほど挙げたニキビの外的、内的要因のすべてを常に最適化し、生活習慣を整えるのです。中には、このような決まり切った健康的な生活が窮屈で嫌いという人もいるかもしれませんが、そういう人は、一度堕ちるところまで堕ちるしかないかもしれません。
やはり、この王道の最適化された健康的な生活習慣の絶大な恩恵を知るまで、人というものは価値を理解することができないんですよね。高脂肪食品の弊害はこれだけ、
タバコの弊害について書いた記事ならこれだけあります。
そして当然ですが、これらは氷山の一角。まだまだ載せようと思えば、当サイトだけでもとんでもない量の記事があります。そして、それらの記事は必ず、『最適化された健康的な生活習慣の絶大な恩恵』について思い知る形で終わるのです。特にストレスについて調べるために見るべきなのは以下の記事です。これ以上ネット上でストレスの害悪について書いた記事はないでしょう。
例えば記事から一部を抜粋しましょう。『からだの不思議』雑学辞典』にはこうります。
『病は気から』-これが病気を治す第一歩!
ある患者が重度の腫瘍を患っていた。ある日、よく聞く新薬Aがあるという話を耳にし、医師に服用したいと訴えた。医師は患者の申し出どおりに薬を処方したところ、腫瘍はすっかりなくなったという。しかし、しばらくした後『新薬Aの効果は認められない』というニュースが伝えられると、患者の腫瘍はたちどころに悪化。そこで医師はただの水を患者に渡し、こう言った。
『この新薬Bは、新薬Aと比べて2倍の効果があります』
この医師の言葉をすっかり信じた患者は『新薬B=ただの水』を飲んでいたにもかかわらず、腫瘍はなくなってしまったのだ。ここで終わっていればいいものを、その後医師会が『新薬Bには効果がまったくない』と発表したから、さあ大変。これを聞いた患者の腫瘍は再再発し、ついには亡くなってしまったという。この話からも、人間の心理状態は『身体の防衛=免疫力』に大きく影響しているのがわかるだろう。ストレスを感じると、身体はダメージを受ける。その反対に、ポジティブな思考は免疫力の強化に効果があるのだ。
自分の気持ちを常に平常化させ、自律する。これはニキビにとっても極めて重要な要素です。そう考えたとき、下記の動画を出しているyoutuber『おきま』さんは、なかなか的を射るコメントをしています。
【ニキビ】ニキビに1番効果があったものとは。やっと答えが出ました。
彼女はニキビを治すための2大ポイントとして、
の2つを挙げています。これは、実に多くの専門書を読み、35年人生を生きてきたこの私であっても、そうであると納得できる要素です。先ほど私が『ヘルペスを仮眠で治した』と言いましたが、同じようにこの睡眠によって免疫力と自律神経を正常化させれば、ニキビやヘルペスだけじゃなく、ありとあらゆる病気や不定愁訴の予防と対策になります。
そして彼女はメンタルの重要性にも気づいたようですね。例えば彼女が出しているたとえで『A子さん、B子さん』が出てきています。
A子さん
生活習慣は理想的。だけど、外見的に問題があるのか、周囲から煙たがられ、あるいは否定されることが多い人生を送っている。
B子さん
たまに夜更かしをしたり、お菓子を食べたりする自由人。だけど、周囲から常に『可愛いね』などと言われて愛されて育った。
生活習慣は理想的なのに、なぜだかA子さんのようなタイプの人に、ニキビや肌荒れが出てしまっている現実がたしかにあります。そして、B子さんはそのA子さんタイプの人からすれば『ずるい』ですね。外見もキラキラしていて、生活も自由奔放。それなのに、なぜかいつも輝いていて、肌もきれい。しかし、こういうことが起こり得るのが現実なのです。そう考えると、
なぜ私は理想的な生活習慣を送っているはずなのに、ニキビがこんなにできるんだろう?
という疑問は、メンタルの持ちように問題があると考えることができるかもしれません。人間の心が人間の身体に与える影響の甚大さは、先ほどの記事を見ればよくわかるでしょう。
『ようこそ!私のニキビクリニックへ―さあ、お入りください。ニキビ完治への最後のドア…』にはこうあります。
ほかに原因が見つからなければストレスを疑え
(省略)ストレスが自律神経を直撃し、自律神経失調症の原因になることはよく知られています。過剰なストレスを受けると、それに反応して自律神経は副腎にアドレナリンを分泌するように指令を出します。アドレナリンの興奮作用によって、ストレスを撃退しようというわけです。ところが大量のストレスを受けるとこの防御システムが乱れてきます。(中略)したがって過剰なストレスによって自律神経が乱れると、ホルモンバランスも崩れ、その影響を皮膚が受けることになるのです。
またストレスによって角質の乾燥が進むと、先ほど書いたように細胞間脂質のセラミドが少なくなったり、バリア機能の低下から異常角化が起こります。(中略)わたしは、他の原因をクリアにして、それでもニキビが治らなかったらストレスを疑うというスタンスをとっています。
まとめてみましょう。
ストレスがどのようにニキビや人の身体に影響を与えているかというのは、なかなか説明しづらいところではあると著者は言いますが、これは20年前の本。今ではストレスと人間の関係というものは、かなり明確になってきています。
しかしこの医師も『他の原因をクリアにして、それでもニキビが治らなかったらストレスを疑う』と言っているように、もしここで挙げたニキビの原因をすべて最適化したのに、それでも繰り返しニキビが出来てしまうということであれば、もしかしたらメンタル面の最適化が問われているのかもしれません。
メンタルの最適化にもってこいの記事を紹介しましょう。500人の偉人の言葉と、500冊の本などからエッセンスをまとめた、心の最適化にうってつけの記事です。
また下記の記事に書いた、
ピル(経口避妊薬)にニキビを治す効果がある?副作用は? – Inquiry. |
下記のyoutuberさんがピルの有効性について説いています。
【激変】顔中のニキビをたった1ヶ月ですっぴん美肌に!肌荒れ改善・ニキビを治す方法を紹介!【ピル・女性ホルモン・スキンケア】
彼女の場合、まず最初に下記の基本的なポイントを押さえて生活したそうです。
しかし、それでも治らないニキビがありました。そんなとき、ピルを飲んでホルモンバランスを正常化させたら、ピタリとニキビが治ったのです。
ただ、記事を読めばその行為が『どういう行為』なのかを理解できるでしょう。ニキビが繰り返しできて本当に悩んでいる人は、藁にも縋る気持ちで実際に『藁』を掴んでしまうことがあります。
自分が海でおぼれたとき、何に手を伸ばすかを最後に決めるのは、自分です。