ニキビに有効な飲み物はある?
はい。
ローズヒップティーは『ビタミンCの爆弾』と言われるほどビタミンCが豊富に含まれていますので、ニキビに効果があると言えます。ルイボスティーは強い抗酸化力を持っていますので、理論的にはニキビに効果があると言えます。ハトムギ茶ですが、ハトムギの別名が『ヨクイニン』であり、この生薬はニキビ・肌あれを改善するために、ニキビ用アイテムに含まれることもあります。
Contents|目次
下記の記事に書いたように、
ビタミンCはとても美容に有効です。ニキビの予防にも改善にも役立つんですね。『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。
抗酸化作用のある食品を摂り、肌老化を防ぐ
抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去する働きのこと。活性酸素は反応性の強い酸素の一種で、さまざまな体内の活動にともなって副産物として生まれるもの。有効な働きももつのですが、増えすぎると体内で細胞を傷つけ、老化を促したり、がんの原因となったりするといわれています。肌にとっても、シミやシワなどの肌老化を促し、肌荒れ、ニキビなどを引き起こす原因に。
美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)
抗酸化作用のある食品は色々ありますが、ビタミンの中で最も抗酸化作用が強いのは『ビタミンACE(エース)』です。
ですね。それについての詳細は下記の記事にまとめてありますので、併せてご確認ください。どんな食品に含まれているかということを記載しています。
また、いくつかの果物についても記事に書きましたが、それらのビタミンC含有量を見てみましょう。
様々な食材のビタミンC含有量
ミドリムシ | 5mg |
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バナナ | 14.4mg |
イチゴ | 62mg |
キウイ | 69mg |
レモン | 100mg |
アセロラ | 800~1700㎎ |
アセロラはすごいですね。異次元のレベルにあります。もしビタミンC目的で果物を食べるなら、アセロラを摂った方が合理的だと言えるでしょう。しかし、アセロラだけを食べるよりは、やはり色々な食材から色々な栄養素を摂った方が体にいいのです。アセロラも、その他の食材も、『塵の一つ』として『山』に貢献する考え方を持ちましょう。『塵も積もれば山となる』ですね。それに、アセロラがない場面もありますからね。
例えば今回のようにドリンクで考えるとき、どんなドリンクを飲めばいいのか、ということを考える必要があります。そこで専門家が推奨するのが『ローズヒップティー』です。その理由は3つ。
この理由がローズヒップティーが推奨される理由です。『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。
水分の補給には、冷たい水ではなく、温かい飲み物を選びましょう。冷たい飲み物はからだを冷やし、代謝を下げてしまいます。ただし、温かい飲み物でも、カフェインを含む飲み物は神経を興奮させるため、飲みすぎはよくありません。コーヒーや紅茶、緑茶はカフェインを含むので、一日に合計2杯程度までにしたほうがいいでしょう。ノンカフェインの飲み物では、ハーブティーがおすすめです。ビタミンCが豊富なローズヒップティー、消化を助け、気分をスッキリさせるミントティーなど、いろいろな種類があるので、気分や体調に合わせて選ぶのもよいでしょう。
本ではいくつかのハーブティーを推奨していますが、その中でもことビタミンC含有量ということで言えば、ローズヒップティーです。
ノンカフェインの飲み物
ローズヒップティー | ビタミンを豊富に含む |
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ミントティー | さわやかな香りでリフレッシュ効果も期待できる |
カモミールティー | 不眠や初期の風邪に効くといわれる |
レモングラスティー | レモンに似た香りで消化を促す作用がある |
どのハーブティーも結果的にはニキビに有効ですが、この中で最も注目したいのは、やはりビタミンCがたっぷり摂れるローズヒップティーでしょう。ローズヒップティーは、『ビタミンCの爆弾』ともいわれていて自然界の植物の中ではダントツにビタミンCが豊富ですからね。
往々にして言われるのは『レモンの50倍』。つまり、100gで『500mg』のビタミンCですから、アセロラに次いでビタミンCがずば抜けている食材となります。つまりこういうことですね。
ビタミンC含有量トップの食材
果物 | アセロラ、カムカム、アムラ |
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植物 | ローズヒップ |
ロースヒップは植物界の、ビタミンC含有量ナンバーワンということです。例えば、下記の商品を見てみましょう。
原材料
ローズヒップ、乳頭/ビタミンC、セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ショ糖脂肪酸エステル、酸化ケイ素
まさにここに『ローズヒップ』とありますよね。そもそもこのビタミンCサプリメントの商品名が『ビタミンC Wits Rose Hips』ですからね。ロースヒップを原料にしてサプリメントが作られているのです。ローズヒップティーを摂るということは、このビタミンCの大元を直接摂るということですから、とても効果が高いのです。
ただ、ビタミンCというのは加熱すると破壊されてしまうと聞いたことがないでしょうか。もしそうだとしたら、ホットティーとして飲むと温めるわけですから、ビタミンCが消えてしまいそうです。『食事のせいで、死なないために[食材別編]―スーパーフードと最新科学であなたを守る、最強の栄養学』にはこうあります。
ビタミンCをはじめ多くの栄養素は、加熱調理によっていくらか破壊されてしまう。例えば、蒸したブロッコリーは生のブロッコリーにくらべて、ビタミンCの含有量が10%少ない。しかし、生なら6房しか食べられなくても、蒸したブロッコリーなら7房食べられるなら、差は簡単に埋められる。逆に、加熱調理によて吸収率がよくなる栄養素もある。たとえばにんじんは、生よりも加熱調理したほうが、血液中のビタミンA濃度が6倍以上多くなる。
食事のせいで、死なないために[食材別編]―スーパーフードと最新科学であなたを守る、最強の栄養学
ただ、上記に書いたパプリカのように、加熱してもビタミンCが壊れにくい食材もあるのです。このローズヒップも一緒に入っている酵素やビタミンPの影響で、ビタミンCが壊れにくいんですね。ただ、もし壊れたとしても上のブロッコリーの例を考えればわかるように、たかだか10%くらいです。著者の言う通り、その差は簡単に埋められますよね。
『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。
ビタミンCは体内に蓄えておけません。『とりだめ』ができないので、一日数回に分けての摂取がポイントです。
このビタミンCはとりだめができないので、一日数回に分けて摂取する必要があります。普段の食事にふんだんにビタミンCが含まれていればいいのですが、そうじゃないときもありますからね。そういうときは、ローズヒップティーで補うのです。例えば、下記のyoutuberさんもローズヒップティーを愛用しているようですが、『水出し可能』なのが便利で、水に入れる様子が見えます。
クソみたいな食生活だが美肌なのは何故か。 〜冷蔵庫の中に常に陣取ってる奴ら〜
ちなみにローズヒップティーの種類は他にもいくつかあります。
ルイボスティーとの組み合わせが多いですね。実はこのルイボスティーにも大きな美容効果が期待できます。
という豊富な抗酸化力を兼ね備えていて、これを飲むことで活性酸素が原因のニキビケアに役立てることができますね。ローズヒップティーとブレンドして飲むと、相乗効果で更に強い美容効果を得ることができます。しかし、専門家が推奨するのはやはり冷たい水ではなく、温かい飲み物ですので、なるべくなら温かい飲み物として摂るのがいいでしょう。特に女性は冷えると体に悪いですからね。この後、ルイボスティーについても説明していきます。
『体に悪い』という漠然とした言い方ではなく、ニキビにも悪影響を与えます。下記の記事に冷え性とニキビについて書きましたが、そこに『冷えると血液が汚れる』とあります。
冷えはニキビの原因になる?血の流れが滞ると『瘀血(オケツ)』になる – Inquiry. |
冷えと血行不良も実はニキビの原因となるのです。『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。
また、運動不足や喫煙によって血の流れた滞ると『瘀血(オケツ)』が起こります。瘀血はいわば血行不良です。肌にはニキビや湿疹、シミなどができやすくなります。
この『瘀血』というのは東洋医学の考え方で、簡単に言えば『血の流れが滞る』状態です。身体が冷え、血流が滞ると、血が汚れます。すると、それだけの理由でもニキビや肩凝り、クマ、シミなどの様々な問題が起きるのです。こうした症状は、漢方薬によっても治療できるので、下記の記事にまとめた漢方薬についてもチェックしてみましょう。
夏でもです。ミスユニバース優勝者などのクラスになるとそれは当たり前で、美容を追求したら必ずそういう結論にたどり着くのです。それを覚えておきましょう。私は夏に冷たいものを飲むのが好きですけどね。冷えたって、『冷えてほしい』んですから、目的は達成されます。しかし、ちょっとのニキビも許さない、美容意識の高い人であればこだわるべきですね。
ただ、温かい飲み物として摂る理由はまだあるのです。『科学でわかった正しい健康法』にはこうあります。
飲みすぎると死ぬなんて知ってましたか? 水
(省略)水の飲みすぎが体に悪いとは、いったいどんなメカニズムが作用しているのだろう?平均的な腎臓は1日に20リットルの水を排出することができる。ところが、あまりにも速いスピードで大量の水を飲みすぎると、腎臓の働いが追い付かず、低ナトリウム血症を起こす。ナトリウムは生命維持に欠かせない電解質であり、低ナトリウム血症とは血液中のナトリウム濃度が異常に低下した状態を指す。
腎臓から排出されなくなった水は、ついに脳細胞に到達する。すると脳細部は水を含んで膨れ上がる。膨らんだ脳細胞は頭がい骨にぶつかり、そのまま浮腫が進むと、頭痛、めまい、湿疹、発作、脳卒中など神経学的な症状が起こり得る。このメカニズムが思いもよらないときに作用する場合がある。あなたがもっとも水を必要だと感じているときに、低ナトリウム血症で死亡する確率が高くなるのだ。
これと同じ内容が、2018年8/2(木)の『ヤフーニュースの記事』にもありました。
水の大量摂取は注意 「水中毒」になることも
水をガブガブ飲み過ぎると「水中毒」になることがあります。疲労感、頭痛、めまい、ケイレンなどが現れ、重症だと亡くなることもある怖い病気です。水を大量摂取すると、なぜ水中毒になるのでしょうか?(中略)「水だけを摂取するから低ナトリウム血症になるのです。ナトリウム(塩分)を含むスポーツドリンクや経口補水液で水分補給をすれば何の問題もありません」(吉田さん)「熱中症予防に水分補給」といったときの水分とは、水やお茶だけではなく、スポーツドリンクや経口補水液もあわせて摂取することを覚えておいてください。
参考
水の大量摂取は注意 「水中毒」になることも(ウェザーニュース)Yahoo!ニュース
しかし、先ほどの本には『スポーツドリンクを飲んでもそれほど役には立たない』と言っていますから、本当のところはわかりません。とにかく低ナトリウム血症を防ぐためには、水を飲みすぎないことが大事です。
ローズヒップティーを水で飲むということは、『水を飲む』という行為とは違いますが、しかしどちらにせよ『がぶ飲み』できてしまうところは何かと怖いですね。その点、温かい飲み物であればそうがぶ飲みもできませんから、そういう抑止力にもなるのです。
また先ほどのフルーツの記事に、『コラーゲンとビタミンC』について書きました。詳しくは記事を見ていただくとして、つまりこういうことです。
つまりコラーゲンは直接摂取及び塗布しても、効果は得られるかどうかがわからないのです。しかし、コラーゲンを増やすためのアプローチはちゃんとあります。それは、『体内のコラーゲンを増やす』アプローチですから、『体外から』のアプローチではありません。
いや、厳密に言うと『体外から』摂取するのですが、コラーゲンを摂取するのではなく、違うものを摂取します。例えば『保湿とUVケアだけが美肌を作る』にはコラーゲンを増やす3ステップとして、以下の3つを挙げています。
また同時に以下のポイントについても挙げています。この要素もかなり重要なポイントになってきます。
ここにビタミンCを摂取するとありますね。『1』のステップを強化する為に、このビタミンCの摂取が欠かせません。本にはこうあります。
コラーゲンには、ヒドロキシプロリンとヒドロキシリジンというアミノ酸が含まれています。これらは、肝臓や小腸で合成されるプロリンというアミノ酸と、体内では合成できない必須アミノ酸・リジン(魚や豆類に豊富)が、コラーゲンのたんぱく質の鎖が出来上がった後に、酸化酵素によって構成要素に組み込まれる仕組みになっています。組み込まれないとコラーゲンは完成しません。そのときにビタミンCが不可欠なのです。
ですから、『1』だけではコラーゲンの合成ができないんですね。それだけ、ビタミンCとコラーゲンは密接な関係性があるのです。 また同じように、鉄分もコラーゲン生成に欠かせない栄養素です。つまり、『コラーゲンの口からの直接の摂取』はできなくても、ビタミンCや鉄分と一緒に摂取し、『体内でのコラーゲン合成能力を強化させる』ことはできるわけです。
そう考えたとき、ビタミンCを摂取するということは非常に重要な意味を持ってきます。ドリンクでも、フルーツでも、野菜でも、どんなシーンでも常にビタミンCを意識することで、結果的に常に美肌に貢献できるのです。
『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』にはこうあります。
潤いや弾力を生み出す真皮の役割
潤いや弾力のある若々しい肌は、真皮の部分とかかわりがあります。真皮は、乳頭層、乳頭下層、網状層の三層からなり、細かい繊維が網の目のように並んでいる網状層には、コラーゲン、エラスチンがあって、肌の潤いやや弾力をキープするのに欠かせない役割を担っています。というのも、この部分に十分な水分があることで潤いが保たれ、ふっくらとした張りが実現するからです。水分を保持する機能が低下すると、シワやたるみといった皮膚の老化現象が起こってくるのです。
コラーゲンというのは肌の潤い、つまり『乾燥の阻止』に役立ちます。乾燥するとバリア機能が低下し、ばい菌を繁殖させやすくし、ニキビも悪化しやすくなります。つまり、コラーゲンの力もニキビに関係しているのです。
この両方を狙えるビタミンCの摂取は、やはり毎日意識したいことですね。
ルイボスティーを飲むとニキビケアに役立てることができます。ルイボスティーに含まれる『抗酸化力』がその理由です。またミネラルも豊富で、
などを含んでいます。このミネラルが何を意味するのかというのは、後で説明します。南アフリカのセダルバーグ山脈という場所に生息するルイボスという植物から作るルイボスティー。まさに、ルイボスが育つのは世界で唯一、この地域だけです。この高原地帯は強い日差しがあったり、昼夜の気温差が激しく、とてもシビアな環境となっています。
そこで生き延びているだけあってこのルイボスという植物には、強い『抗酸化作用』があります。紫外線には活性酸素を増やす働きがありますが、日差しの強い環境で生き延びるためには、やはり強い抗酸化力が必要になるわけですね。
人間の体内には活性酸素を除去するスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)という酵素が含まれていて、それが人の身体を『酸化』から守ってくれます。ルイボスは、このSODという酵素を活性化させる力を持っていて、人間に抗酸化力を与えてくれるわけですね。
下記の動画では、整体師の方がこのあたりのことを説明していますね。再生回数は少なく、専門的な知識があるわけではないようですが、ルイボスティーの説明を忠実に行っているので、その様子が見てとれます。
【ルイボスティー!】体質改善 ファスティング アトピー
『アトピーは病気ではない』にはこうあります。
陰陽と身土不二を知り、旬ものを食べる
(中略)たとえば、私たちは遠く南の国からバナナを輸入して一年中食べることができます。けれどもバナナがとれるような国は熱帯の暑いところです。気候が『陽』のところには『陰』のものが育ちます。バナナもマンゴーもヤシの実も暑い国にしか育たない『陰』の果物です。食べた人の身体を冷やしてくれます。暑い国の人が食べてちょうどよいようになっているのです。
このように、この世に存在する、最低でもこの地球に存在する植物、野菜、果物といったものは、その育つ環境によって大きく生態系を変えています。例えば、熱帯地域で取れるバナナやマンゴーなどを食べると体が冷えるんですね。それはそれらの果物が、その地域で生き延びるために身につけた能力です。
同じように下記の記事に書いた『ホホバ』という植物は、乾燥した砂漠地帯で耐え抜いていくために優れた保湿成分を持つようになったのです。
そう考えたとき、セダルバーグ山脈というシビアな環境で育つこのルイボスの能力は、かなり強いエネルギーであるということが見えてきますね。
更に抗酸化力で言えば、『フラボノイド(ポリフェノール)』です。ルイボスティーにはこのフラボノイドも含まれているので、ここからも抗酸化作用を得ることができます。例えば、
と、それぞれ抗酸化力を持っていますが、ルイボスにあるのは『フラボノイド』ですね。この栄養素からも抗酸化作用を期待することができます。
そして、実はまだあるのです。『からだのニオイは食事で消す —体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
動物性食品を控え、野菜、柑橘類、海藻を
腸内で食べ物が腐ると、血液中に腐敗毒素が流れ込み、この血液中の毒素の浄化装置である腎臓の負担が増えます。『腎』の弱りがある人の場合、濾過しきれなかった血液中の腐敗毒素が、皮膚の汗腺や、呼吸器、生殖器などから発散されるのです。(中略)そうした毒素の中和には、それらの分解酵素をもつ野菜や野草、柑橘類、そして海藻のミネラル成分が効果的です。海藻に亜鉛や鉄、マグネシウム、カルシウム、マンガン、セレニウムなど、抗酸化ミネラルと呼ばれる成分が豊富に含まれています。身体にこのような成分を補給することで、腸内腐敗を防ぐことが出来るのです。
冒頭で挙げたルイボスに含まれるミネラルをもう一度ご覧ください。
このうち、リン、カリウム、銅以外の話がここに載っていますね。『抗酸化ミネラル』として紹介されているのです。これらの栄養素は海藻類に含まれることが多いのですが、このルイボスにもこれだけの抗酸化ミネラルが入っているのです。
もずくやメカブがワキガに効く?体臭対策をするならやっぱり海藻! – Inquiry. |
また『銅』ですが、亜鉛を過剰摂取すると『銅』が排出されてしまいます。銅が排出されると貧血を起こし、例えば薄毛の原因となります。更に、銅には活性酸素を除去するスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)という酵素が含まれていて、人の身体を『酸化』から守ってくれます。
このスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、冒頭にもありましたね。ルイボス自体にこのSODを強化する栄養素が含まれていて、更に、ルイボスに含まれる銅にも、同じ働きが期待できるのです。
ルイボスの中には亜鉛が含まれますが、この含有量だけではもちろん過剰摂取にはならないので問題ありません。むしろ、適量の亜鉛ならニキビや肌荒れに効果があります。
亜鉛が不足するとニキビや肌荒れの原因となる?クエン酸と同時に摂ろう! – Inquiry. |
『ようこそ!私のニキビクリニックへ―さあ、お入りください。ニキビ完治への最後のドア…』にはこうあります。
活性酸素こそ肌の大敵
(省略)この活性酸素は、ニキビを悪化させるだけでなく、皮膚に対してさまざまな悪さをします。(中略)今まで見てきたように、活性酸素は皮脂を酸化することによってニキビをつくり、炎症を悪化させます。日焼けの炎症も活性酸素のしわざですし、メラニン色素の生成を促してシミやくすみの原因をつくるのも活性酸素です。また活性酸素は皮膚細胞を傷つけて皮膚の老化を早め、しわやたるみをつくります。そして究極の害は、DNAを損傷して皮膚がんを誘発することです。(中略)このように活性酸素は、あらゆる肌のトラブルに関わっています。
そう考えるとまさにルイボスティーというのは、
という豊富な抗酸化力を兼ね備えていて、これを飲むことで活性酸素が原因のニキビケアに役立てることができますね。
先ほども言いましたが、ローズヒップティーとの相性も抜群で、この二つがブレンドされた商品はいくつもあります。ロースヒップティーがビタミンCの宝庫ですからね。この2つをブレンドさせたこれらの飲み物を飲むことは、ニキビケアに大いに役立つと言えるでしょう。
下記の動画『7:40』あたりにもルイボスティーについて触れています。これはコストコで安く爆買いできる商品の紹介動画ですね。やはりこうしたアイテムは毎日継続的に飲み続けることが大切ですから、安く手に入れられることにこしたことはありません。
【爆買い#22】コストコで絶対に買うべき商品(その3)
また下記の動画でもルイボスティーを紹介しています。色々な種類がありますね。ルイボスティーの美味しい飲み方を紹介していますので、参考になるでしょう。カレーに入れたり、スイーツなどの食事としてのレシピも教えてくれていますね。
【ルイボスティー】美味しく飲んで健康に♪アレンジレシピ4品&期待できる効果効能
ただ、この動画のコメントが気になりますね。
子どものころから我が家はずっとオーガニックルイボスティーでした。もう20年くらいです。がばがば飲んでますが特別すごく健康なわけでもなくふつうなので、ルイボスティが体やお肌にすごく良いのかどうかははてなです。(私は)
恐らく、これは正直な感想でしょう。ルイボスティーが強い抗酸化作用を持っているからといって、ルイボスティーだけを飲んでいてもだめです。ですから、『塵の一つ』として『山』に貢献する考え方を持ちましょう。『塵も積もれば山となる』ですね。しかし間違いなく言えるのは、スナック菓子やジャンクフードばかり食べて運動もせず、便秘気味で、徹夜してタバコを一日2箱吸っている人よりは、
の5大要素を最適化している人の方がはるかに健康であり、ニキビを含めたあらゆる肌トラブルや病気などから距離が遠いという事実なのです。
ハトムギ茶は美容にもよく、ニキビや肌荒れの人が飲む飲みものとしては優秀だと言えるでしょう。その理由は主に、ハトムギ茶に含まれる『ヨクイニン』という成分のおかげです。というか、ハトムギの別名がヨクイニンであり、漢方薬の一種として処方される事もある、有効成分なんですね。
ニキビに効く飲み薬は市販で買える?薬がもたらす人体への影響は? – Inquiry. |
上記の記事に書いたように、例えばニキビに効く飲み薬、サプリメントとして、こういう商品があります。
商品説明にはこうあります。
<ペアA錠の特長>
「ペアA錠」は、5つの有効成分で新陳代謝を促し老廃物を排出して、繰り返す大人のニキビ・肌あれをカラダの内側から改善する内服薬です。
〔繰り返す大人のニキビに効く処方〕
肌の新陳代謝が低下すると、角質層が厚くなって毛穴を塞ぎ、毛穴の中でアクネ菌が増殖して炎症を起こし、ニキビとなります。
- 肝臓の働きを助ける:グルクロノラクトン
- 肌のターンオーバーを整える:ビタミンB2・B6
- 肌の新陳代謝を促す:L-システイン
- ニキビ・肌あれを改善する:生薬ヨクイニン
- 老廃物の排出を助ける
『ニキビ・肌あれを改善する:生薬ヨクイニン』とありましたね。まずビタミンB2,B6は、『たんぱく質、糖質、脂質の代謝を促す』役割を持っています。ですから、皮脂が毛穴に詰まってニキビが出来る中で、この役割はとても大切になってきます。更に、これらが不足すると肌荒れの原因となるので、この2つの栄養素はまず主要成分として含有されるわけです。
更にこのヨクイニンですが、『NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版』にはこうあります。
薏苡仁湯(よくいにんとう)
やや慢性化している痛みの改善を目標に
主薬の『薏苡仁』は、体の余分な水分を追い出して筋肉の緊張を取り、痛みをやわらげる働きがあります。(中略)一般に、患部の痛みや腫れがやや慢性化している場合に用いられます。
ニキビ・肌あれを改善するために、このヨクイニンがこうしたニキビ用アイテムに含まれることがあるんですね。そういうことからもわかるように、ハトムギ(ヨクイニン)というのはニキビに有効だと言われるわけです。
また、ノンカフェインというところもいいですね。麦茶もハトムギ茶も、お茶の中では珍しいノンカフェインです。お茶や紅茶、コーヒーにはカフェインが含まれ、
を得てしまいます。その作用が働くとどうなるかというと、状況次第では、
となります。水分不足というのは、利尿作用によって結局体内の水分が外に出てしまうから起きてしまう現象ですね。それらがニキビにどう関係するのかというのは、下記の記事でたっぷりと書いていますので、併せてご確認ください。
睡眠不足がニキビの原因?その通り、とても大きな原因の一つです! – Inquiry. |
また、ワキガや体臭に悩む人は、その問題の悪化にもなりかねません。
睡眠不足とワキガには何の関係がある?寝不足が引き起こす自律神経の乱れ – Inquiry. |
薄毛もです。
EDもですね。睡眠不足、水分不足というのは思っている以上に大きな影響を与えるのです。
睡眠不足はEDの原因になる?交感神経と副交感神経を知ろう! – Under”I” |
挙げたらきりがありません。カフェインの飲み物を摂りすぎるということは、どんな面から考えてもあまり推奨されません。ですから同じような考え方で、ノンカフェインのハーブティーなども推奨されるわけです。特にローズヒップティーはビタミンCの宝庫ですからニキビケアにも大いに役立ちますね。
ではこのハトムギ茶とローズヒップティーは、どちらを飲めばいいでしょうか。それは状況によって違います。各人で体質も状況も違いますからね。ニキビの悪化レベルや、その人の生活習慣等によっても変わります。好みも違います。
抗酸化作用とコラーゲン生成を狙えるローズヒップティーも欲しいし、肌荒れの抑制するヨクイニンの力も欲しいとういことであれば、その両方を摂取してもいいでしょう。また、食事中やハトムギ茶にし、その他の場面でローズヒップティーを水分補給として飲むのでもいいでしょう。何のアレルギーもなく、過剰摂取もしないということであれば、この2つのノンカフェインドリンクを頻繁に飲んでいけば、ニキビへの小さなケアの一つとして貢献できるでしょう。
もちろん、こうした栄養を摂ればすぐにニキビが治るということではありません。しかし、 『塵の一つ』として『山』に貢献することはできます。『塵も積もれば山となる』ですね。そのような考え方でアプローチしていきましょう。
ちなみにハトムギ茶には色々種類がありますが、例えば下記の商品のいくつかに『漢方製薬』とありますよね。ハトムギを漢方薬として捉えている事実がわかります。
また、『ハトムギ、玄米、月見草~、爽健美茶♪』のCMでおなじみの爽健美茶にもハトムギが入っていますよね。
原材料
ハトムギ、玄米(発芽玄米2%)、大麦、どくだみ、はぶ茶、チコリー、月見草、ナンバンキビ、オオムギ若葉、明日葉、杜仲葉、ヨモギ/ ビタミンC
下記のようなサプリメントの形でも摂れますし、冒頭で紹介した『ニキビケアの飲み薬』という形でも摂れますね。
もう一度「ペアA錠」の概要を見てみましょう。
「ペアA錠」は、5つの有効成分で新陳代謝を促し老廃物を排出して、繰り返す大人のニキビ・肌あれをカラダの内側から改善する内服薬です。
ですから、ことニキビケアとしてこの成分を摂る場合は、その他にもニキビケアに有効な成分が入っているこういったニキビケアに特化した商品を利用する方が合理的かもしれません。ニキビに悩みがちな人は『麦茶を飲むならハトムギ茶』という考え方で、お茶への考え方を最適化するのがいいでしょう。
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