コーヒーはニキビの原因になるの?
一概には言えません。
- 無農薬のもの
- その場で焙煎したコーヒー
- カフェインレスコーヒー
- ブラックコーヒー
を飲む場合は、ニキビに悪影響は与えないと言えます。またカフェイン入りのものでも『一日一杯』に抑えられれば問題はありません。
先生
ハニワくん
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『コーヒー等の嗜好品に頼りがちな生活習慣』に問題がある?
下記のニキビに特化した専門書の中で、コーヒーについて言及している本が一冊だけあります。
『これでわかるニキビの治療とケア~安易に抗菌薬に頼っていませんか?~』(南江堂)
『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。
コーヒー、アルコール、タバコがなぜニキビに悪いか
人は精神的なストレスの多い生活をしていると、コーヒーやアルコール、タバコなどで気分を紛らわそうとします。これらの嗜好品そのものの刺激もニキビによくないのですが、体内に入った嗜好品が今度は、体にとっての新たなストレスと課してしまうことがあります。体にストレスがかかることで起きる変化で、ニキビとのかかわりが深いのはビタミンCの消耗です。
先にも述べたように、ビタミンCは体の抵抗力を高め、組織の修復に非常に重要なものです。傷ついた体にとってどのくらいビタミンCが大切かは、外科手術のあとでビタミンCを投与することでもわかります。つまり、ビタミンCがコラーゲンというたんぱく質の合成に働きかけて、手術の傷口を治すのに役立つのです。ニキビも肌にとっては傷のようなもので、早く治すにはビタミンCがたっぷり必要です。
ビタミンCはコラーゲンの体内合成を促す役割を果たしますから、ニキビにとてもいい影響を与えます。しかし、いくらビタミンCがたっぷり入っている果物や野菜を摂っても、ストレスが溜まりやすい生活習慣をしていれば、それがプラマイゼロになるか、あるいはマイナスになります。
ニキビに効くフルーツ一挙公開!『アセロラ、キウイ、バナナ、アボカド、レモン、イチゴ、みかん、ザクロ』!
まず、『コーヒー等の嗜好品に頼りがちな生活習慣』が、ストレスを生み出しやすいものであると示唆しています。コーヒーとニキビに関係性を見出しているんですね。相関関係です。
双方の間に直接関係があるわけではないかもしれないが、一方が上がれば一方が下がるなどの関係性が確かにあること
双方の間に直接的な関係があること
では、因果関係はないのでしょうか。つまり、コーヒーを飲んだらニキビが必ずできる、という事実です。実際には因果関係はないでしょう。チョコレートやスナック菓子ですらそうは断言できませんからね。アクネ菌ですらそうなのです。
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ただ、人間は驚いただけでレモン1個分のビタミンCを消費すると言われています。それが先ほど出ていた『ストレスを負うとビタミンCを消費する』ということですね。
先生
ハニワくん
コーヒーは有害物質?
本にはこうもあります。
ビタミンを消費する以外でも、コーヒー、アルコール、タバコのニキビへの害はあります。まず、体にとって一種の”毒”が入ることで、肝臓の機能が低下することがあげられます。肝臓の処理力が落ちると、その分だけ皮脂腺からの皮脂の分泌が高まり、ニキビ悪化に拍車をかけます。また、肝臓のもつ解毒作用が弱くなりますから、肌のばい菌に対する抵抗力も格段に落ちるので、ニキビにとって二重のダメージになるのです。
本ではコーヒーを、タバコやアルコールと同じような『毒物』だと解釈しています。確かに下記の記事に書いたように、ニキビというものは『有害物質の摂取・蓄積』によってもできます。
詳しくは下記の記事に書きましたが、
ニキビを針で潰したり、手で押して芯を取ってもいいの?一番大事なのは『自然』な生活習慣
記事から一部だけ抜粋するとこういうことですね。
もう一つの理由がこうです。
つまり、『有害物質の摂取・蓄積』があると、それが『皮脂腺』という排出ルートから外に出ようとします。したがって、有害物質というものはとにかく皮膚に触れても、体内に摂取してもニキビの原因となるのです。また先ほどの本の事実が本当なら、
ということにもなりますね。
先生
ハニワくん
『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。
コーヒー、アルコール、タバコがなぜニキビに悪いか
人は精神的なストレスの多い生活をしていると、コーヒーやアルコール、タバコなどで気分を紛らわそうとします。これらの嗜好品そのものの刺激もニキビによくないのですが、体内に入った嗜好品が今度は、体にとっての新たなストレスと課してしまうことがあります。体にストレスがかかることで起きる変化で、ニキビとのかかわりが深いのはビタミンCの消耗です。先にも述べたように、ビタミンCは体の抵抗力を高め、組織の修復に非常に重要なものです。傷ついた体にとってどのくらいビタミンCが大切かは、外科手術のあとでビタミンCを投与することでもわかります。つまり、ビタミンCがコラーゲンというたんぱく質の合成に働きかけて、手術の傷口を治すのに役立つのです。ニキビも肌にとっては傷のようなもので、早く治すにはビタミンCがたっぷり必要です。
本ではコーヒーを、タバコやアルコールと同じような『毒物』だと解釈しています。毒物であれば下記の記事に書いたように、
ということにもなりかねません。しかし本は、
- 無農薬のもの
- その場で焙煎したコーヒー
- ハーブティー
であればよしとしています。『新たに注目されているポリフェノール』のポジティブな作用に注目が集まっています。カフェインの覚醒作用は誰もが知るものですが、それも含めても、コーヒーを『毒』だと解釈しない専門家がいることは確かです。
先生
ハニワくん
『コーヒー等の嗜好品に頼りがちな生活習慣』に問題がある?
理論的にはカフェインは推奨できない
しかし、『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』にはこうあります。
『コーヒーを飲むと眠れなくなる』は本当
カフェインは神経系に強い影響を与える刺激物だ。神経系がクリスマスツリーのように点灯すれば、上質な睡眠はとても得られない。(中略)要するに、寝る直前はおろか、寝る6時間前であってもカフェインを含むコーヒーやお茶を飲めば睡眠が阻害されることが明らかになったのだ。
(中略)コーヒーで眠気を飛ばすとストレスになる
(中略)カフェインの影響が及ぶのは神経系だけではない。内分泌系にも影響を与える。内分泌器官の一つである副腎に刺激を与え、睡眠を阻害するホルモンの分泌を促すのだ。睡眠を阻害するホルモンとは何か。アドレナリンとコルチゾールだ。(中略)アドレナリンには一時的に気分を晴らす効果はあるが、大きな欠点もある。アドレナリンが分泌されると、ストレスホルモンが急激に増える。それに、アドレナリンの効果が切れると、虚脱感に襲われる。
つまりこういうことです。
こうして考えると、カフェインはまるで『麻薬』です。一時的な快楽と興奮はあっても、それと同時に目に見えないストレスを負っていて、更にその効果が切れたら虚脱感に襲われます。そして、カフェイン依存になるのです。本にはこういうジョーク交じりの会話の事例を出して、その依存性の強さを示しています。
スー:ジェーン、おはよう。
ジェーン:まだ何も言わないで。私のコーヒーはどこ?(コーヒーを飲む)
さて、何の話かしら?
こういうことを考えると、カフェイン入りのコーヒーというのはあまり推奨されるものではありません。カフェイン、お酒、タバコというような精神面に大きく影響を及ぼすようなものは、ニキビにもよくありません。
精神面が負担を負い、ストレス状態が長く続くと、『糖質コルチコイド』の分泌が優先されて、性ホルモンや成長ホルモンなどの分泌が抑制されることになります。
一種の抗ストレス作用の強いホルモン。
『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』にはこうあります。
すでに述べたように肌の健康と美容には性ホルモンの関与が大きいので、その分泌が抑えられてしまうと、ニキビができやすくなったり、皮膚の潤いや弾力を保つ機能が低下したり、角化異常を招くことにつながります。
カフェインの覚醒作用でも睡眠不足を煽られ、またそれらの強い精神作用によっても自律神経が乱れて睡眠不足を煽られ、悪循環に陥るというわけですね。
先生
ハニワくん
『コーヒー等の嗜好品に頼りがちな生活習慣』に問題がある?
『新たに注目されているポリフェノール』のポジティブな作用
しかし、『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
ポリフェノールで肥満と胆石予防に有用
コーヒーに含まれるカフェインが脳の疲労を解消し、意識をスッキリさせることは広く知られています。新たに注目されているのはコーヒーのポリフェノール、クロロゲン酸の健康効果で、肥満予防や胆石を抑制するデータが発表されています。
体内でのおもな働き
- カフェインが眠気を誘う物質のアデノシンを阻害し、脳の働きを高めます。
- クロロゲン酸が脂肪燃焼を促して、肥満や脂肪肝を改善。腸でのコレステロール吸収も妨げて胆石を抑制します。
このように、『新たに注目されているポリフェノール』のポジティブな作用に注目が集まっています。カフェインの覚醒作用は誰もが知るものですが、それも含めても、コーヒーを『毒』だと解釈するのは古いかもしれません。
『なぜあなたの疲れはとれないのか?――最新の疲労医学でわかるすっきり習慣36』にもこうあります。
ただ、コーヒーにはクロロゲン酸という健康にいい成分も含まれているので、ここはカフェインレスを前提に考えることにしましょう。クロロゲン酸は非常に優秀な抗酸化物質だといわれていて、活性酸素による攻撃から自律神経の細胞を守る働きがあります。(中略)普通のコーヒーにはいいもの(クロロゲン酸)と悪いもの(カフェイン)が共存しています。それと比べカフェインレスのコーヒーならクロロゲン酸だけを摂取できるのでベストです。紅茶にはクロロゲン酸は入っていません。
コーヒーにはクロロゲン酸という抗酸化物質が入っています。したがって、コーヒーにもルイボスティーやローズヒップティーのビタミンCのように、抗酸化作用を期待できるのです。そう考えると、コーヒーもなかなか捨てきれないという考えがよぎります。
ニキビ対策ドリンクは『ローズヒップティー、ルイボスティー、ハトムギ茶』で決まり!
先ほどの『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』にも、『適量であれば問題ない』と言っていますから、もし一日に『1~3杯』の量を守れるというのなら飲んでも問題ないでしょう。『1杯』に留められるならなおのこといいですね。その本でも『午後2時まで』をコーヒーの門限としています。
先生
ハニワくん
また、コーヒーには『カフェインレス』のタイプがあります。カフェインが入っていなければこの問題は解決ですよね。いい面である『クロロゲン酸』だけを摂取することが可能になります。
クロロゲン酸の難点は、すぐに代謝されてしまって血液中から消えることですから、『2時間で1杯半』くらいのペースで、ちびちび飲むのが理想とされています。どうしてもコーヒーが飲みたいなら、
- 朝に一杯だけ眠気覚ましに飲む
- 『2時間で1杯半』くらいのペースでちびちび飲む
- 午後2時までに飲む
- あるいはカフェインレスを飲む
とういポイントを押さえるといいでしょう。ただ、私もコーヒーを最近飲んでいるのですが、11月に入り、少し寒くなってくると、コーヒーによって体が冷えるのを実感しています。そういうとき、温かくした『白湯』を飲むと、体が温まるのを覚えます。浄水器でろ過した水は美味しいですし、白湯ならデトックス効果も期待できますので、寒い時期はコーヒーはあまり推奨されないかもしれません。
インスタントはやめた方がいい?
ただ、『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる』にはこうあります。
口にするものからの害を最小限にする
- お茶やコーヒー
カビや農薬、カフェインの害などがあります。無農薬のもの、その場で焙煎したコーヒー、ハーブティーなどを摂りましょう。
本には、『カビや農薬、カフェインはある種の毒である』とあります。そうなると、25年前のその本の内容と言ってしますね。『ある種の毒』という考え方は、今も通用するかもしれません。しかし本は、
- 無農薬のもの
- その場で焙煎したコーヒー
- ハーブティー
であればよしとしています。その場で焙煎したコーヒーにはカフェインが入っていないのでしょうか。そんなことはありませんよね。ハーブティーや麦茶は確かにノンカフェインですが、コーヒーなら何をしようがカフェインが入っています。
ニキビ対策ドリンクは『ローズヒップティー、ルイボスティー、ハトムギ茶』で決まり!
そう考えると『ある種の毒』というのは『カビや農薬』だけに限るかもしれません。したがって、あまりインスタントのコーヒーを飲まない方がいいかもしれませんね。
先生
ハニワくん
砂糖はどうか
では、コーヒーに入れる砂糖などはどうでしょうか。
砂糖類
煮物などで甘く味付けしすぎないようにしましょう。砂糖の代替品としてはオーガニックのステビアや羅漢果、また少量のメープルシロップやはちみつなどをおすすめします。料理を甘くしたり、甘辛くしない、つまり照り焼きなどはあまりしないようにして、素材そのものの味や、塩コショウなどのシンプルな味付け、しょうゆのみ、みそのみなどで調味をし、砂糖を料理にあまり使わないようにしましょう。
砂糖は下記の記事に書いたように、
- 糖化し、たんぱく質が劣化し、代謝機能が低下し、老廃物が滞って体臭が悪化する
- 精神的な部分に作用し、自律神経を乱して発汗を促し、ワキガ臭を悪化させる
- 腸内腐敗が起き、体臭が発生する
の3つが原因で体臭が悪化する可能性があります。そしてそれは体臭だけじゃなく、ニキビやうつ病など色々な問題の原因となります。例えば、『腸内革命―スッキリ!腸のよごれをきれいにする本』にはこうあります。
腸の大切な役割について知る
口から入った栄養素を吸収し、不溶な毒素を排出する中心になっているのが腸です。食食べ物を消化、吸収、排泄するのは、まさに生きていくための基本ですから、腸の健康は重要です。おなかの調子が悪くなると、肌荒れ、イライラなどの不調が起こるでしょう。腸が、体や心の元気と密接に結びついているためですが、最近、腸の動きが鈍くなり、毒素が溜まっている人が増えているようです。便秘がちな人、食生活が乱れている人、ダイエットしている人などは、たとえ定期的にお通じがあっても、腸の働きが低下している可能性があります。
腸内菌の役割を見てみましょう。
- 1.腸内を酸性にして腸の運動を活発にし、腸内で食物が腐敗するのをふせぐ
- 2.外部から侵入した病原菌の増殖をふせぐ
- 3.たんぱく質や食物繊維などを分解し、昇華を助ける
- 4.免疫力を高める
- 5.コレステロール値や血糖値を正常にする
- 6.体に必要なビタミンを合成する
悪玉菌
-
- 7.腸内をアルカリ性にして食物を腐敗させる
- 8.毒素を作り出し、下痢や便秘を起こす
- 9.身体の抵抗力を高める
善玉菌が優位になり、悪玉菌の働きを抑えるということは、美容や健康を考える際には欠かせないことなのです。例えば腸内善玉菌の力が弱まり、免疫力がなくなれば、それだけで様々なばい菌から身を守ることができずに肌荒れや病気の原因となりますし、ビタミンの合成がうまくいかなければ、美容や健康に有効にそれらの栄養素を効かすことができません。
先生
ハニワくん
『コーヒー等の嗜好品に頼りがちな生活習慣』に問題がある?
砂糖と精神病の問題
また、『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
砂糖と精神病の問題
(省略)265人のADHDの子供たちを対象にした研究では、4分の3以上が状なグルコースの変換を示したことが発見されました。脳と体の主な燃料であるグルコースの血液中のレベルが大きく増減して動揺しているときには、一日中、精製炭水化物、刺激物、甘いもの、チョコレート、発泡性のドリンク、ジュースが、繊維が少ないかまったくないグルコースのゆっくりした吸収のローラーコースターに乗っているように、行動やそのレベル、注意力、集中力、焦点もまた大きく揺れるといったことが、ADHDの子供に診られるのは、何も驚くべきことではなくごく普通のことです。
砂糖を消費したあとに時々見られる鎮静効果は、低血糖の状態から血糖の正常化が始まることでよくなるということです。低血糖の状態のときには、行動をコントロールしている脳と認識機能に燃料が不足しています。
砂糖を摂ると一時的に気分が高揚するか、安定します。それは、血糖値が上昇するからにほかなりません。しかし、砂糖のようなGI値の高い食品を摂ると、血糖値が『急激に上昇』してしまいます。急激に上昇した血糖値は、急激に下降します。すると、その下降したときに『うつ症状』にも似た感覚を覚えることになります。そうなると自律神経は乱れ、睡眠不足になります。睡眠不足になるとホルモンバランスが崩れ、ニキビができやすくなります。
ですから、『インスタントコーヒーに砂糖を入れて飲んでいる人』がいた場合、ちょっと気を付けた方がいいかもしれませんね。そもそも、カフェインのせいで睡眠不足になれば、それだけでニキビの原因となります。ここでは砂糖の代わりにはちみつが推奨されていますが、はちみつは何かとニキビ対策として有効な食材ですから、都合がいいですね。
また、コーヒーと砂糖は、その両方がEDの原因ともなります。カフェインが含まれるお茶やコーヒーに含まれる『タンニン』の過剰摂取で、亜鉛の吸収が阻害されるので、それが下半身の問題に影響します。また、砂糖を摂取しすぎると、悪玉コレステロールが溜まって血管に問題が出てきます。すると血行不良が原因の病気である、動脈硬化等の生活習慣病にかかります。するとEDになる可能性が高くなります。
ということはつまり、そこではEDについて記事を書きましたが、血行不良を促進するということで、
- 糖尿病
- 高血圧
- 動脈硬化
等の生活習慣病にもなりやすくなりますね。ですからもし飲むのであれば砂糖を入れないようにするのがいいでしょう。
先生
ハニワくん
自殺率を下げる不思議な飲み物
ただ、コーヒーにはポジティブな作用もあります。『科学でわかった正しい健康法』にはこうあります。
自殺率を下げる不思議な飲み物 コーヒー
(省略)コーヒーを飲んでいると、体に不健康で不自然なことをしているんじゃないか、じきにその報いを受けるんじゃないかという感覚をぬぐい切れない。(中略)”コーヒーを断とうとする”のは、”ブロッコリーを断とうとする”のと同じ意味を持つ。薬には良いものと悪いものがある。そしてカフェインは善人のふりをしている。カフェインは血流に入ると、血管のなかをくねくねと進み、脳に到達し、アデノシンという物質の働きをブロックし、ドーパミンの分泌を促す。カフェインは神経細胞(ニューロン)を活性化する。さまざまな研究により、コーヒーは記憶力、反応時間、気分、退屈な会議のあいだずっと起きている能力などを高めることがあきらかになっている。
本は続けてコーヒーを飲むと得られる恩恵として、
- コーヒーを飲む運転手が衝突事故を63%起こしにくい
- 口腔がんや2型糖尿病のリスクの減少
- 肝臓機能の強化
- 運動選手の身体的なパフォーマンスが11%ほど上がった
- 直後に頭が冴える
- 長期的に記憶力が向上する可能性がある
- 1日に2~4杯のコーヒーを飲む人は自殺するリスクが50%低い
- 1日に3杯コーヒーを飲む人は死亡するリスクが10%減る
等の内容を記載しています。やはりチョコレートの記事にも書きましたが、食事や栄養というものが各人に与える影響は、あまり一概には言えません。ある人には最高の食材でも、ある人にはアナフィラキシーショックの対象物であったりします。
特にここに出てきた『肝臓機能の強化』というのは、冒頭の25年前の本とは真逆の見解ですよね。全く意見が揃いません。一概には言えないようですね。
ただ一つだけ言えるのは、私はインスタントコーヒーを、冬にはホットで、夏にはアイスで飲みつづけて今一年になるのですが、特にニキビができやすくなったとか、逆に全くでなくなったとか、そういうことはありません。いたって普通です。私の場合、砂糖を入れずにほんの少しの牛乳を入れますので、そういうことも関係しているかもしれませんが、コーヒーとニキビの『因果関係』はないかもしれませんね。
ただ、やはりコーヒーを飲む際は、
- 1日に2~4杯に留める
- インスタントではなくその場で焙煎したコーヒーにする
- 砂糖を入れない
という3つの要素を押さえた方がいいようです。これを押さえれば、ともすればコーヒーはむしろ、心身の健康に良い影響を与えるかもしれません。
先生
ハニワくん
- 『コーヒー等の嗜好品に頼りがちな生活習慣(精神的なストレスの多い生活)』に問題がある。
- ストレスはビタミンCを消耗する。
- ニキビも肌にとっては傷のようなもので、早く治すにはビタミンCがたっぷり必要。
- 体にとって一種の”毒”が入ることで、肝臓の機能が低下し、ばい菌に対する抵抗力も格段に落ちるので、ニキビにとって二重のダメージになる。
- 有害物質の摂取・蓄積はニキビの原因となる。
- コーヒーのクロロゲン酸は肥満予防や胆石を抑制したり、抗酸化作用がある。
- コーヒーは無農薬のもの、その場で焙煎したものであればいい。
- 砂糖は腸内細菌のバランスを崩したり、精神的な部分に作用し、色々と問題がある。
- インスタントコーヒーに砂糖を入れて飲んでいる人は注意が必要。
- コーヒーと砂糖は、その両方がEDの原因ともなる。コーヒーは自殺率を下げるデータがある。
- 口腔がんや2型糖尿病のリスクの減少も期待できる。
- コーヒーを飲む際は、1日に2~4杯に留める、インスタントではなくその場で焙煎したコーヒーにする、砂糖を入れないことを心掛ける。
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