ニキビができる位置で健康状態や体の調子がわかる?
ある程度はわかります。
例えば肝機能や肺が弱っているときには頬、胃腸が不調なときは口周りに出やすい傾向があります。しかし確実性はありません。
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確実なことではありませんが、ニキビがどこにできるかによって、その原因を知ることができる場合があります。ではその概要を見てみましょう。
ニキビの場所を見る
おでこ | 額にぶつぶつとできるニキビは、精神的ストレスやそのストレスからくる消化不良などが原因であることが多い。 |
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頬、口周り | 肝機能や肺が弱っているときには頬、胃腸が不調なときは口周りに出やすい。ともに『美容ビタミン』と呼ばれるビタミンB不足。 |
顎(下部) | 顎の下部に白いニキビができたら、過剰なコレステロールを疑ってみる。運動不足が原因のことも。 |
顎(中心、サイド) | 自律神経やホルモンバランスが乱れると、顎の中心やサイドにニキビが出やすい。生理前のニキビもこのあたり。 |
100%確実なことではありませんが、かなり高い確率でこのように部位ごとによってニキビの原因がわかるようになっています。
ちなみに、頭皮にもできますが、頭皮のニキビができると『痛い』と感じるのは、
という理由が考えられます。頭皮は皮下脂肪が薄いので、押すとそのすぐ下に『神経』があります。指先なども神経がたくさん通っていて、切り傷ができると痛いですよね。また、『痛点』という感覚も関係しています。肘などは思い切りつまんでも痛くありませんよね。それは、肘の痛点の密度が低いからであるとされています。
下記の記事にも書きましたが、皮脂というのは薄毛やニキビの原因にもなり、ワキに皮脂が過剰分泌された場合はワキガの原因にもなります。つまりこういうことですね。
これが悪い洗髪の例です。頭皮は皮脂の分泌量が多い部位ですから、その特性を考えると、以下のような洗髪方法が求められます。
洗髪方法を間違えると皮脂の分泌量が過剰になるので、それが原因でニキビができます。十分気を付けるようにしましょう。
また、『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。
背中・胸のニキビ
背中や胸は、体の中でも顔の次に皮脂腺がたくさんある部位です。そのため皮脂の分泌が多く、ニキビができやすいのです。予防のためには、皮脂は汗をしっかりと落とし清潔にすることが大切です。
背中や胸にできる場合や、お尻にできる場合もあります。滅多にあることではないのですが、私もできましたし、腰にもできたことがあります。ニキビは体の様々なところにできる可能性があるのです。肘や膝にできたこともありますね。耳にできる可能性も十分にあります。
ではここで、思春期にニキビができる原因と流れを見てみましょう。
なぜ思春期のケースを持ちだすかというと、ニキビができる原因というのは複雑であるからして、一例を出すことしかできないからです。ここではわかりやすく思春期にニキビができる原因と流れを載せました。
思春期にニキビができる原因は?なぜ10代に多いの? – Inquiry. |
また、ニキビができる原因を見てみましょう。
ニキビができる原因(内因性)
ニキビができる原因(外因性)
その他
ニキビは一つの原因によって発症するわけではないので、このすべての要素を最適化することが求められます。例えばニキビはアクネ菌の増殖が原因だと長い間言われてきましたが、最近の研究ではそうではなく、例えば『抗生物質』の服用が関係している可能性もあるという説も上がっています。
ニキビを抗生物質で治すと副作用で他の病気になる?~カギを握る腸内細菌~ – Inquiry. |
ニキビの原因はアクネ菌!…というのは本当なのか?知られざる真実とは – Inquiry. |
本来、ニキビというものは『皮脂』と『アクネ菌』が大きな要素の一つとして考えられています。男性ホルモンであるテストステロンのはたらきとして挙げられるのは、
ということです。この中に『皮脂の分泌を促す』とありますね。先ほどの思春期にニキビができる原因と流れを見てもわかるように、皮脂が多く分泌されるということは、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖しやすくなるということになります。
性別とニキビ
男性 | とにかく男性ホルモンが常に優位のため、ニキビができやすい |
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女性 | 男性ほどではないが、生理等の時期に黄体ホルモンの影響でニキビができやすい |
ニキビのピーク
男性 | 19~21歳 |
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女性 | 17~18歳 |
皮脂腺は体中にありますから、どこにニキビができてもおかしくはないのです。
しかし、『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。
ニキビの出来る理由は複雑
(省略)ニキビは必ずしも皮脂が多いからできるわけではありません。その証拠に、乾燥肌の人でも大人ニキビはできるのです。また、皮脂の少ない頬にだけできる人もいます。(中略)ニキビの原因を知りたい気持ちはよくわかりますが、あまりにも複雑にからみあっているので、原因を簡単には特定できないケースが多いのです。ニキビが慢性化している人は、スキンケアだけでは治らないことがおおいので、皮膚科で早めに受診してください。
と出てきましたね。ニキビが出来る理由はいくつもあり、なかなか断定できないものです。したがって、皮脂が少ない部位にもニキビが出来る可能性はあり、お尻等の意外な部分にニキビが出来ることも不思議ではないのです。
また下記の記事に『ニキビに似た皮膚炎、肌トラブル』を記載しましたが、以下のようなものがあります。
ニキビと吹き出物の違いは年齢によって変わる?答えはNOです! – Inquiry. |
これらは体の様々なところにできますが、ニキビではありませんので今回はカウントしません。同じようにカビが原因の『マラセチア毛包炎』もあります。これはニキビと症状が似ているので注意が必要です。
先ほどの思春期にニキビができる原因と流れを見てもわかるように、ニキビというものはアクネ菌が原因で皮脂が増殖し、コメドが炎症してできると考えられていますが、皮膚に棲むマラセチア菌もアクネ菌と同じように、皮脂によって増殖し、マラセチア毛包炎になるのです。
背中、頭皮でできるとありますね。ですから、カビが繁殖しやすいような環境によくいる人の場合はマラセチア毛包炎に注意が必要です。皮脂や汗で清潔さが保たれなければ簡単に再発するので、脂性肌の人は特に注意です。また高温多湿の環境を避けることが大切です。
カビが原因でできるのはニキビではなく『マラセチア毛包炎』!予防と対策は – Inquiry. |
そして、『ダニ』であれば『毛包中性挫創(もうほうちゅうせいざそう) 』ですね。これらはニキビと似ていますが、ニキビ(尋常性挫創)ではないのです。
ニキビと間違えやすい肌荒れ『顔ダニが原因の毛包中性挫創』を予防しよう! – Inquiry. |
基本的にこれらの対策として、
はNGです。
といった問題を引き起こすからです。
あるいは皮脂が過剰に洗い落とされる。
抜け毛が増える原因はシャンプー剤にあり?発展した日本にある裏事情 – Inquiry. |
ニキビに有効な洗顔は?ピーリング、酵素洗顔、間違った方法とは何か – Inquiry. |
しかし同時に、『念入りにすすぎをしない』こともまたNGですね。すすぎ残しがあるとシャンプー等の余分な物質が皮膚に残り、このような皮膚炎の原因となってしまうかもしれません。ニキビ同様に毛穴汚れをしっかり洗い落とすこと、
毛穴が汚れているとニキビができる原因は?予防法と対策をしっかり学ぼう – Inquiry. |
ボディシャンプーではなく石鹸を使うことも重要なポイントです。
ニキビに一番効くのは『石鹸』?唯一安全性が認められている洗浄剤の効果 – Inquiry. |
また、スキンケアやメイクの方法を間違っていた場合、ニキビの原因を作り出している可能性があります。つまりこういうことですね。
つまり、化粧水というのは使えば使うだけ『化粧水依存体質』になり、美肌とは逆方向に進んでしまう事実があるのです。これは、見識があり、化粧品会社とズブズブの関係『ではない』公明正大な意見を言う人が、必ず言うことです。
化粧品に含まれる合成界面活性剤というスコップで皮膚に穴を掘り、一時的にその穴に水を溜めれば、水分があるように見えます。しかし、膜を失ったその穴にある水分は、すぐに蒸発して消えます。水溜まりがすぐに蒸発するのと同じです。すると、そこにあるのは『乾燥肌』です。バリア機能を失ったその肌は、抵抗力がなくなっていてニキビや肌荒れのリスクが高くなってしまうわけです。
ニキビに必要なスキンケア(肌断食)
肌が乾燥したり、乾燥肌の人はバリア機能が弱くなっていると理解する必要があります。ニキビができたとき、自分がその原因を知らぬ間に作ってしまっている可能性についても考えてみましょう。
また、『想われニキビ』とか、できた場所で運勢を占う『ニキビ占い』という考え方がありますが、占いを楽しむ人の気持ちをないがしろにして申し訳ありませんが、そういう信憑性のないことは当サイトでは紹介するつもりはありません。その代わり、下記の記事でそのような人の人生をもっと強く応援する旨を記載していますので、ぜひご覧ください。
できた場所で運勢を占う『ニキビ占い』?それより効く話があります – Inquiry. |