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薄毛は親のどちらから遺伝する?遺伝するのは薄毛体質だけじゃなかった!

薄毛は父親や祖父から遺伝するって本当?

いいえ。

薄毛が遺伝するのは、母親、または祖母、あるいは『母方の祖父』から受け継ぐと言われています。しかし、だからといってその確率はそう高くはなく、AGAはいくつもの誘因がからみあって起こるものなのです。ただ、遺伝で注意したいのは『生活習慣』です。その受け継いだ生活習慣の中に、薄毛になる要因が存在していた場合、『遺伝で薄毛になった』と言ってもいいのかもしれません。

先生

薄毛の遺伝は母親から受け継がれるって知ってた?よく聞いてたのは『父親や祖父』の方だよね!?

更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

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  1. 食事・ダイエット
  2. ワキガ・体臭
  3. 睡眠・不眠症
  4. ニキビ・肌荒れ
  5. 口臭・歯周病
  6. 便秘・デトックス
  7. ストレス・血流
  8. 入浴・冷え
  9. 細菌・ホルモン
  10. その他

薄毛は遺伝するのか?

薄毛の原因は様々なものがありますが、大きく分けると遺伝的な要因と後天的な要因の二つになります。後天的な要因としては、以下などの生活習慣が挙げられます。

 

後天的な要因
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 極度のダイエット
  • 偏った食生活

 

これが先天的な要因である遺伝と合わさると薄毛が起こりやすくなるのです。そのため、どちらか一つだけに薄毛の原因を見出すのは難しいと言えますが、少なくとも脱毛を促進する遺伝子が発見されていますので、人によっては生まれつき薄毛が進行しやすい体質を持っていると言うことができるでしょう。

 

というのも、特に男性の場合、脱毛が進行するサイクルには男性ホルモンが関係していることが多いからです。テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが変形すると、ジヒドロテストステロンと呼ばれる物質になります。このジヒドロテストステロンが毛根細胞に脱毛指令を発信することによって抜け毛が起こります。

 

もちろん、毎日の生活の中で抜け毛は常に起きているのですが、このジヒドロテストステロンの量が多くなったり活動が活発になったりすると、より脱毛のサイクルが早くなり、新しい髪の毛が生えるよりも脱毛するスピードの方が速くなってしまいます。結果として髪の毛がたくさん抜けてしまい薄毛が進んでしまうのです。

 

 

この男性ホルモンのテストステロンがジヒドロテストステロンに変換する、もしくはジヒドロテストステロンがより活発化する原因には遺伝的な要素が大きく、親が薄毛傾向にある人はどうしても脱毛サイクルが早くなってしまうのです。

 

先生

テストステロンがジヒドロテストステロンに変換されると、薄毛になりやすくなる。だから、ジヒドロテストステロンに変わって欲しくない。だけど、その変換は勝手に行われるわけで、しかもその変換の確率の高さは『遺伝』という要素が大きく影響していると言われているんだね!

その変換率みたいなものが遺伝するっていうことっすね!

ハニワくん

親のどちらから薄毛が遺伝するのかは判明している

薄毛というとどちらかというと男性のイメージが強いため、薄毛の遺伝子は父親から受け継がれるというイメージを持っている人が多くいます。しかし、薄毛に関する遺伝の研究によると薄毛の遺伝は母親から受け継がれる、ということが判明しています。

 

薄毛を引き起こす遺伝子はX染色体にあることが解明されていて、男性の場合は常にX染色体を母親から引き継ぎます。薄毛の遺伝子が受け継がれているというケースでは、常に母親から遺伝しているのです。そのため、母親もしくは祖母が薄毛の傾向にあると、薄毛になりやすいと言えるでしょう。

 

この遺伝子は隔世遺伝するケースもありますので、自分の母親が薄毛でないとしても、祖母から薄毛の遺伝子を受け継ぐこともあります。そのため、母親は髪が豊かだから大丈夫だと思うことなく、増毛のための努力を払うとともに、薄毛を引き起こすようなリスクをできるだけ避けることが肝心です。

 

誰からX染色体を引き継ぐか

父・母のうち 母親(隔世遺伝の場合は祖母)

 

また、親から引き継ぐのは遺伝子だけではありません。生まれ育った環境で身に着いた生活習慣は大きくなっても続くことが多いので、もし小さいころから髪の毛には優しくない食生活や睡眠の習慣を持っているのであれば、一度自分の生活習慣を見直して増毛効果を高めるような形に改善していく必要があると言えるでしょう。

 

 

親から引き継ぐものには、遺伝子とともに生活習慣もありますので、しっかりとそのどちらも薄毛を引き起こすものでないかどうかを調べる必要があります。本人が意識していなくても、知らずに引き継いでいることがほとんどですので、じっくりと見直してみると良いでしょう。

 

先生

薄毛を引き起こす遺伝子のX染色体は、母親から受け継ぐんだね!だから、父親が薄毛でも、遺伝の考えかたとしてはあまり関係ないっていうことにあなるね!よく、父親や祖父を見て『ハゲるか、ハゲないか』を予想してたけど、実は遺伝は母親や祖母の方だったんだね!!

それは知らなかったっす!

ハニワくん

先生

また、遺伝とはちょっと違っても、同じ家庭で育ったのであれば、生活習慣も似たようなものになるから注意だね!それが原因で『親の遺伝』なんていう考え方が出来たのかもしれないね!実際は、生活習慣が似たようなものになっていることが原因だったのかもね!

なるへそ!

ハニワくん

遺伝子の検査をして効果的な増毛方法を発見する

親からの遺伝によって薄毛になりやすい傾向がある人がいますので、まずは自分がその傾向を持っているかどうかをチェックしてみると良いでしょう。薄毛治療の専門クリニックであるAGA外来などで薄毛に関する遺伝子検査をしています。

 

また、自宅に遺伝子検査キットを郵送してもらい、自分で粘膜を採って送り返すことで気軽に遺伝子検査ができるというものもあります。価格は自宅で行うキットの検査の方が安くいつでも好きな時間にできますので、気軽さという面では勝っていると言えるでしょう。

 

一方で、クリニックで行う検査の場合は価格も高めですし、わざわざクリニックに行かなければならないというデメリットがありますが、検査結果が出たらすぐに検査結果を踏まえて、的確な診断をしてくれますし、それに基づく治療方針を知ることができます。遺伝による薄毛だということが判明すれば、どちらにせよ専門クリニックに行かなければならないわけですから、結果的には効率の良い方法だと言えるでしょう。

 

 

薄毛が遺伝的な要素によって起こっている場合は、個人の努力だけではなかなか改善することができませんので、専門的な治療が必要となります。効果の高い専門の治療薬を使って治療しますので、比較的早く効果が現れますし、しっかりとした増毛効果を期待できるというのが大きなメリットです。

 

市販の育毛剤などにも効果がありますが、医学的に推奨される育毛薬を使うことで、安心して増毛ケアを続けていくことができるでしょう。クリニックでは定期的に検査を行いますので、どのくらい増毛効果が出ているかを客観的に知ることができます。

 

先生

自分で調べられる遺伝子キットなんかがあるんだね!一昔前まではなかったんだから、まず単純に、その技術の進歩には驚きだね!だけどまあ、どうせ検査するならもうプロに任せた方が早いだろうね!キットで調べた後に何かするってなったら、どの道クリニックに行くんだろうし!

たしかに!

ハニワくん

 

 まとめ✔

  1. 薄毛の原因は様々なものがあるが、大きく分けると遺伝的な要因と後天的な要因の二つになる。
  2. 後天的な要因が先天的な要因である遺伝と合わさると薄毛が起こりやすくなる。
  3. 薄毛の遺伝は母親から受け継がれる、ということが判明している。
  4. この遺伝子は隔世遺伝するケースもあり、自分の母親が薄毛でないとしても、祖母から薄毛の遺伝子を受け継ぐこともある。
  5. 親から引き継ぐものには、遺伝子とともに生活習慣もある。
  6. 薄毛治療の専門クリニックであるAGA外来などで、薄毛に関する遺伝子検査をしている。
  7. 自宅に遺伝子検査キットを郵送してもらい、自分で粘膜を採って送り返すことで気軽に遺伝子検査ができるというものもある。

 

本当に遺伝でハゲる?

『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

薄毛はかならず『遺伝』するのか?

 

おじいいちゃんやお父さんが薄毛だから自分も薄毛になる、という考え方は、と当たっている部分もあり、間違っている部分もあります。たしかに『ハゲやすい体質』は親から子へ伝わります。その体質は優性遺伝だということもわかっていて、女親からの遺伝が影響する、つまり母方の祖父からその体質を引き継ぐともいわれています。ただ、その体質がAGAとして発症するかというと、かならずしもそうとはいえないのです。

 

脱毛は遺伝子にプログラムされているという説があります。全ての人ががん遺伝子をもっていて、何かのきっかけでがん抑制遺伝子のブレーキがはずれると細胞のがん化が始まるように、脱毛も、加齢やストレスなどが誘因となってスイッチが入って発症するという説です。これをひとつの前提としても、AGAはいくつもの誘因がからみあって起こるものなのです。

 

先ほどは『母親、祖母』とありましたが、この本では母方の祖父という説が有力です。どちらかというとこの意見の方が多いですね。

 

先生

確かに母方の祖父がハゲていたら薄毛になりやすいと言われているけど、実際に母方の祖父がハゲている人でも、薄毛じゃない人がいるからね!

その程度ってことっすね!

ハニワくん

遺伝は薄毛の一つの要因にすぎない

 

薄毛の原因
  • 体内毒素
  • 活性酸素
  • ホルモンバランス
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 生活習慣の乱れ
  • 食生活の乱れ
  • シャンプー

 

年齢や遺伝以外にも、このような問題が挙げられるわけです。それらすべての要素を悪条件にしても薄毛にならないという人がいますからね。100%ではないということです。

 

しかし、これらの要素をおざなりにしていいというわけではありません。例えば、太る原理がありますね。甘い物を食べたり、高脂肪、高カロリーな食事を食べると太ってしまいます。これは基本的な原理ですよね。

 

  • 摂取カロリー<消費カロリー

 

であれば問題ありません。つまり、たくさん運動をしていればそれだけの食事をしても問題ありません。オリンピック選手やアスリート、競艇選手などの寮の食事を見ると、相当な量の食事を食べるシーンを見ることができます

 

男性の場合、一日の平均摂取カロリーは2,500キロカロリーとされています。しかし彼らアスリートたちは、その2倍の5,000キロカロリーを摂取しているのです。それでも運動量が多いから太ることはないんですね。むしろ食べないと、酷使した体の補修ができず、逆に衰えてしまいます。

 

  • 摂取カロリー>消費カロリー

 

になると、太ってしまいます。これは人間の体の仕組みの原理だと言えます。しかし、中にはたまに、そのルールを破っても太らない人がいますよね。例えば、youtuberの木下ゆうかさんなどはわかりやすい例です。

 

【超辛】最恐に辛い韓国のラーメンがパワーアップ! [ブルダック炒め麺 激辛2倍]が辛すぎて泣いた・・[チーズ400グラム投入] 6個 4515kcal【木下ゆうか】

https://www.youtube.com/embed/G68_hkc29po

 

彼女は他の動画で、自分が太らない理由について明かしています。

 

【大食い】みんなの疑問に答えるよ!【木下ゆうか】Yuka’s Questions Answered

https://www.youtube.com/embed/wJ3qb8tTUlM

 

目に見えない悩みも抱えているはずですから、一概にそうは言いきれませんが、美味しい物をたくさん食べれるなんて嬉しいですよね。

 

その他にも大食いタレントさんはたくさんいます。彼女らは皆、そのルールを無視することができる人ですが、すべての人が彼女らのようになることはできません。これはあくまでも限られた人だけであり、そのほかの9割以上の人が、原則通りに太ってしまうことになります。

 

 

ですから先ほど薄毛の問題で、『それらすべての要素を悪条件にしても薄毛にならないという人がいる』と言いましたが、それは彼女らのような一部の人がいる事実を説明したと解釈する方が賢明かもしれません。

 

先生

大食いの人を見ると、羨ましいって思うよね!だけどもしかしたら彼女らにも言えない悩みがあって、食べなければ満たされない欲望と戦い続ける使命を背負っているのかもしれないしね!

うーむ!

ハニワくん

自分の身体のことでおざなりにしていいことはほとんどない

つまり、薄毛には原因があり、確かにその原因全てを無視しても薄毛になる確率は100%ではないが、しかし、それらを悪条件にして薄毛にならない人はごく少数であり、往々にしては、それらの条件を全て最適化することが求められるわけですね。

 

身体のことは本当は自分にもよくわからないものです。『自分の体のことは自分がよくわかっている』というセリフがよく言われますが、その言葉の正確性はありません。例えば、『沈黙の臓器』と言われる肝臓はどうでしょうか。その肝臓の異常を、本当に病院で検査せずに自分で認識できるでしょうか。

 

できないからこそ、人はそれらの病を患うのです。したがって、『自分の体のことは自分がよくわかっている』というセリフは言わないほうが賢明なんですね。

 

ですから、たとえ薄毛の問題が表面化していなくても、それらの要素を悪条件にしたままで過ごすことは賢明ではありません。もしかしたら薄毛よりも深刻な何かに冒されてしまっていることもあるからですね。例えば、

 

  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • 脂肪肝
  • 肝硬変

 

などはどうでしょうか。例えば俳優の梅宮辰夫さんは、

 

梅宮辰夫さんが患った合併症
  • 肺炎
  • 心不全
  • 腎不全
  • 糖尿病
  • 高脂血症
  • 狭心症
  • 心房細動
  • 高血圧

 

以上の8つの合併症にかかって生死をさまよってしまいました。これらの病気は気づいたら患ってしまっていて、その原因のほとんどは乱れた生活習慣にあります。

 

 

高脂肪、高カロリーな食事に、お酒にたばこに睡眠不足。こうした問題が積み重なれば、

 

  • 病気
  • ニキビ
  • ワキガ
  • うつ病
  • 口臭

 

といった薄毛以外の様々な問題を引き起こすことになります。ですから、前述した『薄毛になる原因』は100%ではないとしても、これらの要素をおざなりにしていいというわけではありません。しっかりと対策をして最適化しましょう。

 

先生

自分は常に無知で無力。そう言える人が本当に賢く、勇気ある人だね!勇気がある人にしか見えないものっていうものがあるんだよ!

うーむ、深い!

ハニワくん

 

本当に遺伝でハゲる?

『親から子に受け継がれるもの』はX染色体だけではない

それは、今回のテーマである『遺伝』という問題にも関係してきます。書いたように遺伝は母方の祖父からの説が有力ですが、しかしそれ以外にも遺伝の形はあります。薄毛を引き起こす遺伝子はX染色体にあることが解明されていて、男性の場合は常にX染色体を母親から引き継ぎます。従ってその説が有力視されているわけですが、遺伝はこの『X染色体』だけではありません。

 

遺伝とは、『親の形質が遺伝子により子やそれ以後の世代に伝えられること』という意味ですが、もっとくだけて言えばこうなります。

 

親から子に受け継がれるもの

 

そう考えると、親が好きな食事、嫌いな食事が子にうつることがあるように、親の生活態度や生活習慣というものは、子に遺伝するのです。

 

 

私の妹は、私の両親を愛しているからこそ、両親に似たところがいくつかあることが見受けられます。まず、掃除ができません。そして、家にゴキブリが出ても対策をしませんでした。長い間実家を離れていた私はその光景が信じられませんでした。一人暮らしの私の家では、ゴキブリ対策はバッチリ。10年間で一匹も見たことがないというくらい、ゴキブリとは無縁の生活を送っていたからです。

 

しかし実家はどうでしょうか。ある時お風呂に入って半裸の状態で部屋に戻ろうとすると、何やら廊下の電気の下で、ブンブンと音を立ててぐるぐる回って飛んでいる虫がいるのです。

 

まさかな…

 

と思った私が無防備な状態でその虫を見ると、なんとその虫はゴキブリだったのです。考えられません。悲鳴を上げました。10年間縁がなかったゴキブリがこうして目の前で飛び回っている光景は、受け入れることができませんでした。

 

私は両親と宗教関係でいざこざがあり、両親を嫌って生きてきました。両親がクリスチャンで、私が無宗教です。妹はクリスチャンとして生きているので、先ほど『妹は両親を愛している』と書きました。私は、そんな『親の生き方をすべて受け入れる』妹が、『掃除ができない性格』すらも受け継いだことを見て、

 

悪い遺伝だよこれは!

 

と言いました。親がだらだらと家でテレビを見て、お菓子を食べる生活習慣を送っていたら、それを愛する子供は、往々にして同じような生活習慣になります。親が太っていれば太りやすくなり、逆に理路整然としていて合理的で、部屋も整理整頓されていれば、子も似たような性格になります。

 

 

遺伝というのは『生活習慣』も含まれているわけです。家にゴキブリが出たのを見て声を出して驚くと、妹があっけらかんと、

 

夏は2,3匹出るよ。

 

と言いました。しかし、一人暮らしをしていた私は10年間、ただの一度も家にゴキブリを出したことがありません。それは、きちんと対策をしているからです。部屋の掃除をすることはもちろん、害虫駆除のアイテムを設置しています。これによって本当にほぼ皆無と言っていいほど、ゴキブリと接触することはないんです。

 

しかし、私の母親はかなり雑な性格で、中華料理をしているわけでもないのにガンガンフライパンで音を立てながら料理するわ、返すときにボロボロと食材を落としてそのままにするわで、夏場はキッチンに小さい虫が飛んでいるのが日常茶飯事です。私なら絶対にそういうことはありません。しかし母親はそれが『当たり前』だと思っています。これは、よく考えると祖母の代から『遺伝』していることなんですね。

 

祖母の家によく遊びに行ったことを思い出すと、キッチンは常にギトギトの油でいっぱいでした。油まみれで、目に見えないような場所がよく汚れていて、お風呂場にゴキブリが出ることもありました。

 

祖母も母親も、そろって最初は言い訳をしました。

 

私は常に社長夫人として忙しかったから、そこまで気が回らなかった。

 

と祖母。そして母親は、

 

あなたは9階でしょ?ここは1階だから、ゴキブリが入ってくるのよ。

 

私が権威を持っていない頃は、よくこうして正当化のための言い訳をしていましたね。今では私がどういう人間かをよく理解してきているので、そういう言い訳はありませんが、人間というものは自分の不備を認めないものですからね。見るべきなのは以下の記事です。

 

 

しかし、失敗をすぐに認められる人間は稀有です。めったにいないということですね。そんな環境で、妹も育ちました。ですからゴキブリが出たときに、まず最初に『私に部屋を汚くしていてごめん、と謝罪をする前に』、あっけらかんと『それが当たり前だよ』という主張をしたんですね。

 

つまり、『自分たちはこの環境で生きてきているから、これが当たり前だ。こっちの方が常識だ』という主張をしたわけです。まさに、生活習慣は遺伝するわけですね。祖母の代から続く自らの生活習慣の正当化は、このようにして遺伝していたわけです。

 

私はテコ入れをしました。掃除をしないと怒り、特に重要なのは害虫対策のアイテムを適切な時期に購入して設置を促したのです。私の場合は『ブラックキャップ』ですね。

 

 

これがかなり有効で、私はもうこれを15年以上使い続けているのではないでしょうか。そして同時に、これを使わない環境で暮らすと、ゴキブリが出るのです。もう、実家に戻ってきて自分の部屋で、せんべいの袋が『ガサゴソ』と音を立てたときは脂汗が出ましたね。そんなことはこのアイテムを使っている10年は、まずありえないことでした。

 

ブラックキャップの宣伝のようになってしまいましたが、いや、マジですからね。これは本当の効果なのです。これを導入してから、この実家でもゴキブリを見ることはなくなりました。

 

先生

染色体以外にもこうして生活習慣や考え方が遺伝する。これって、ちょっと引っかかるポイントだよね!

たしかに!

ハニワくん

祖父母や親から伝わる生き方は変えられる

アイルランドの劇作家、バーナード・ショーは言いました。

 

妹、母親、祖母。彼女らは皆、自分たちの生活習慣を正当化していて、それが当たり前のものだと思っていました。これは薄毛の問題に置き換えて考えても無関係ではありません。

 

薄毛の原因
  • 体内毒素
  • 活性酸素
  • ホルモンバランス
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 生活習慣の乱れ
  • 食生活の乱れ
  • シャンプー

 

薄毛の原因には、このような問題が挙げられるわけです。そして、往々にしてこれらの要素というものは、両親や祖父母から影響を強く受けるものです。

 

家で親が『界面活性剤の強いシャンプー剤』を使用しているならば、子供もそれを使うでしょう。家で出される食事が高脂肪・高カロリーなものであれば、子供は自然とそれを食べるしかありません。また、それらの食事には依存性がありますから、シビアな言い方をすれば、まるで親が子供を麻薬依存症にさせているのと同じ感覚なのです。

 

 

薄毛の原因には遺伝も何割かあります。しかし、特に気を付けるべきなのは、このようにして『実際に祖父母や親から伝わる生き方』かもしれません。親からの遺伝というものは、生活習慣もあるのです。ということは薄毛になるような生活習慣を送っている親から、その生活習慣を受け継ぎ、結果的に薄毛になってしまう。そういうこともあるわけですね。遺伝を考えるときには、そういうことにも目を向ける必要があります。

 

  • 染色体の遺伝
  • 生活習慣の遺伝

 

ですね。もし生活習慣が原因で薄毛になるのであれば、それは改善できます。しっかりとすべての要素を最適化し、薄毛以外のすべての問題を解決しましょう。

 

親から子に受け継がれるもの
  • 染色体
  • 生活習慣
  • 価値観

 

先生

遺伝するもの、していいもの、しなくていいもの。いろいろあるね!今回は薄毛の問題だけにしておくけど、親から子へと受け継ぐって、責任が大きいよね!

うーむ、深い!

ハニワくん

 まとめ✔

  1. 薄毛の原因の染色体は母方の祖父からその体質を引き継ぐ。
  2. AGAはいくつもの誘因がからみあって起こるもの。
  3. 年齢や遺伝以外にも薄毛の原因はたくさんある。
  4. 自分の身体のことでおざなりにしていいことはほとんどない。
  5. 『自分の体のことは自分がよくわかっている』というセリフは言わないほうが賢明。『親から子に受け継がれるもの』はX染色体だけではない。
  6. 親の生活態度や生活習慣というものは、子に遺伝する。
  7. 薄毛になるような生活習慣を送っている親から、その生活習慣を受け継ぎ、結果的に薄毛になってしまうことがある。

 

各専門書の見解

いくつかの参考文献を参考にして考えてみましょう。『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

薄毛は必ず『遺伝』するのか?

 

おじいちゃんやお父さんが薄毛だから自分も薄毛になる、という考え方は、当たっている部分もあり、間違っている部分もあります。たしかに『ハゲやすい体質』は親から子へ伝わります。その体質は優性遺伝だということもわかっていて、女親からの遺伝が影響する、つまり母方の祖父からその体質を引き継ぐともいわれています。ただ、その体質がAGAとして発症するかというと、かならずしもそうはいえないのです。

 

続いて、『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

まず薄毛で悩む人の多くは男性型脱毛症(AGA)ですが、主な原因は4つあります。『男性ホルモン』『酵素』『遺伝』『年齢』

 

続いて、『医師による切らない薄毛・抜け毛・円形脱毛症最新治療―豊富な症例数が信頼の証し』にはこうあります。

この男性型脱毛症は、この症状になりやすい体質とそうでない体質があること分かっています。私は患者さんがこの体質化どうかは、髪を数本抜いて行う遺伝子検査でチェックしています。(中略)それでは、なぜ遺伝子検査によって、男性型脱毛症かどうかが判断できるのかを説明しましょう。それは、男女を問わず、ジヒドロテストステロンに対して感受性が強い(男性型脱毛症になる)体質と、感受性がない(男性型脱毛症にならない)体質が遺伝的に決まっているからです。

 

続いて、『医療で治す薄毛の悩み』にはこうあります。

男性はみんなテストステロンをもっていますが、若い内から薄毛になる方もいれば、中高年になってもフサフサと髪が生えている方もいます。この違いは、5α-リダクターゼの働き方の強さと、男性ホルモンに対する感受性の強さが異なるからです。Ⅱ型の5α-リダクターゼの働きが強いほど、DHTは大量に作り出され、さらにその作用を受けやすい性質の人ほど薄毛は進行しやすくなります。薄毛の原因に遺伝が含まれるのは、こういった性質が親から子へと遺伝するからです。

 

どの参考書にも、ジヒドロテストステロンが作られやすい体質とそうでない体質は、遺伝によって決まるという風に書いてありますね。

 

ただし、気を付けるべきなのは遺伝というのは必ずしも強く影響するわけではないということです。『遺伝によってすべてが決まる』のではなく、『体質は遺伝される』というニュアンスの方が正しいですね。

 

先生

往々にしてやっぱり遺伝はあるって認めてるけど、確実に遺伝すると明言している専門家は一人もいないからね!

なるへそ!

ハニワくん

遺伝する確率はそう高くはない

先ほど薄毛になる要素として、

 

  • 『男性ホルモン』
  • 『酵素』
  • 『遺伝』
  • 『年齢』

 

が挙げられていましたが、このすべての要素がそろっていても薄毛にならない人も存在ます。ですから、母親が薄毛だからといって必ずしも薄毛になるとは限りませんので、過度に心配する必要はありません。

 

また逆に、無意味に安堵することもNGです。この遺伝子は隔世遺伝するケースもありますので、自分の母親が薄毛でないとしても、祖母から薄毛の遺伝子を受け継ぐこともあります。そのため、母親は髪が豊かだから大丈夫だと思うことなく、増毛のための努力を払うとともに、薄毛を引き起こすようなリスクをできるだけ避けることが肝心です。

 

先生

祖母から遺伝することもあるんだったら、もう、母方の祖父とか関係なく、とにかく油断はできないってことだね!

たしかに!

ハニワくん

 まとめ✔

  1. 母方の祖父からハゲやすい体質を引き継ぐ。
  2. その体質がAGAとして発症するかというと、かならずしもそうはいえない。
  3. ジヒドロテストステロンが作られやすい体質とそうでない体質は、遺伝によって決まる。
  4. 遺伝する確率はそう高くはないが、油断はできない。
  5. 『実際に祖父母や親から伝わる生き方』は、X染色体の遺伝よりも注意が必要かもしれない。

 

『遺伝だけが原因ではない』理由

まず、薄毛の種類が『AGA(男性型脱毛症)』というならば、その原因は『DHT(ジヒドロテストステロン)』です。男性ホルモン(テストステロン)には、体毛やひげなどに代表されるように、毛を生やす、という作用がありますが、前頭部と頭頂部の毛乳頭に多くある特殊な酵素(Ⅱ型5α-還元酵素)と結びつくと、ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛を促進する物質がつくられるわけです。(ちなみに女性の場合は、アンドロステンジオンという物質からもDHTが生じます。)

 

女性の場合、血中のテストステロン濃度は男性の20分の1から10分の1ですが、それでも男性ホルモンは存在しますので、AGA(男性型脱毛症)になることがあります。ただ、男性とは違って、

 

  • 前頭部
  • 頭頂部

 

からではなく、

 

  • 髪の分け目
  • 頭頂部

 

から薄毛になるという傾向があります。つまり、『M字型ハゲ』にはなりにくいというわけです。男性の場合、頭のてっぺんから円形に薄毛になっていく頭頂部からのハゲと、前髪の生え際から徐々におでこが広くなっていき、M字型に薄毛になっていくハゲとがありますが、女性の場合はそうではないということですね。

 

 

また、女性の場合、AGAの前に女性を意味する『Female』をつけて、『FAGA(女性男性型脱毛症)』ということもあります。また、ホルモンバランスの乱れで起きる『びまん性脱毛症』でも同じような症状が起きます。

 

 

女性の場合、同じAGA(男性型脱毛症)であっても、

 

  • AGA(男性型脱毛症)
  • FAGA(女性男性型脱毛症)

 

と、2つ呼び名があるということですね。しかしその理由は全て同じであり、症状も同じなので、どう呼んでも変わりません。原因はジヒドロテストステロンですね。しかし、女性の中のテストステロンは量が少ないので圧倒的に男性の方がハゲている人が多いですよね。テストステロンがなければジヒドロテストステロンは発生しませんから。厳密に言うとテストステロンの量がAGAになるのを決めるのではないのですが。

 

また、記事に書いたように、この『ジヒドロテストステロンが作られやすい体質とそうでない体質は、遺伝によって決まる』とありますが、それは『遺伝によって決まる』というよりは、『体質は遺伝される』というニュアンスの方が正しいですね。

 

ですから、たとえ母親からX染色体を遺伝するといっても、母親が薄毛だからといって自分が必ずしも薄毛になるということではありません。また、母親が薄毛じゃないからといって、薄毛にならないということでもありません。隔世遺伝として、母方からの祖父が薄毛の場合は、それを遺伝することもあります。

 

先生

遺伝は薄毛の原因の一つだけで、あくまでも原因の一つにすぎないよ!薄毛になる原因はたくさんあるからね!

ふむ!

ハニワくん

母方の祖父が薄毛でも遺伝する確率は高いわけではない

ただ、私の親しい友人の場合、母方の祖父が本田宗一郎のような髪の毛でしたが、彼は全くハゲていませんので、それも確実ではないのです。ちなみに、下記の記事にも書きましたが、

 

おでこが広い…何㎝だと将来ハゲる?薄毛の偉人たちと300兆分の1の奇跡

 

『オトコの病気 新常識』にはこうあります。

佐藤医師によると、薄毛の男性はテストステロンという男性ホルモンが多く、『攻撃性や競争心、支配欲が強く』なりがたいで、『力強くたくましい肉体をもっており、大脳皮質が発達していて知能にも優れ、性欲が強く生殖能力が高い、優れた人間の傾向が強い』という。ジュリアス・シーザーからガリレオ・ガリレイライト兄弟、はては湯川秀樹本田宗一郎まで、偉人には薄毛が少なくない。ハゲは『できる男』の証なのだとか。ちょっとうれしい話である。

 

偉人に結構薄毛の人が多いということは、ちょっと安心する話かもしれませんね。

 

先生

偉人に限らず、欧米では薄毛やワキガが当たり前で、それが魅力の一つだっていう考え方があるからね!日本人は偏っているんだ!気づかないだけで!

うーむ!

ハニワくん

薄毛対策として考えられるものは実にたくさんある

また、薄毛というのはAGA(男性型脱毛症)だけでなく、様々要素が関係しています。

 

薄毛の原因
  • 体内毒素
  • 活性酸素
  • ホルモンバランス
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 生活習慣の乱れ
  • 食生活の乱れ
  • シャンプー

 

薄毛の原因にはこのような様々な問題が挙げられるわけです。これらを全て最適化するだけで、かなり状況は最適化されると言っていいでしょう。

 

例えば食事であれば、

うつ病に有効な食事や具体的な栄養とは?サプリメントは何が効く?

 

ホルモンであれば、

女性のうつ病はホルモンの影響もある。(産後うつ病・マタニティブルーズ)

 

ストレスであれば、

うつになる原因はストレッサーとストレスの許容量

 

  • ED
  • ワキガ
  • ニキビ
  • 薄毛
  • うつ病
  • アトピー
  • 動脈硬化
  • 心不全

 

等々、ありとあらゆる問題を引き起こしますからね。薄毛も含めた『心身の不調』について研究すると、面白いくらいその根幹にある原因は共通しているのです。ですから、薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)であれ、遺伝であれ、これらの要素を最適化することは避けて通れません。また、『最適化しがい』がありますよね。一気に一石二鳥をはるかに超えた効果を得られるわけですから。

 

ここに貼った記事はまだまだ全然氷山の一角です。記事が膨大になりすぎるからカットしているくらいです。しかし、実際にはこの要素の重要性を知ってもらうために、そのすべてを全部の記事に張った方がいいくらいですね。後は運営者側の事情や、Webページ上の問題で、どのように紹介するかを考えるというだけです。本当は全てのページにこれらの記事を貼り付けておくべきです。それくらい大事なことですからね。

 

先生

この薄毛対策は、ありとあらゆる問題を同時に解決するからね!薄毛に悩む人以外も必ず最適化したいところだね!

不測の事態の予防にもなるっす!

ハニワくん

 

『遺伝だけが原因ではない』理由

タバコ、玄米、ストレスという三大要素

また、ありとあらゆる『心身の不調』について勉強していく中で、共通する重要なポイントを挙げるとしたら、

 

  • タバコは最低
  • 玄米は最高
  • ストレスは最大の敵

 

という3点です。まずはこの3点に集中して自分のものにし、徐々にその他の部分も最適化していくといいでしょう。ストレスの害悪について知るためには、以下の記事を読むのがいいでしょう。おそらくネット上でこれよりストレスの害悪について詳しく書いた記事はありません。

 

『いつも心が愉快であることの、甚大な恩恵を知れ。』

 

また玄米ですが、思っている以上に玄米の重要性を説く専門書が多いですね。ただ、一つだけ注意する点があります。

 

『油を断てばアトピーはここまで治る―どんなに重い症状でも家庭で簡単に治せる!』にはこうあります。

アトピーに『玄米』は大敵

 

米は種類によって影響の度合いが異なります。それは、たんぱく質の量と、脂質の量が異なるからです。米は精白の程度が進むと、脂質、ビタミン、ミネラルなどの含有量がしだいに減っていきます。米のまわりにあるたんぱく質成分を、精白することによって削り落としてしまうからです。

 

玄米と精白米を比べると、玄米のほうが栄養価が高く、たんぱく質は1.1倍、脂質は3.0倍も玄米に多く含まれています。このように成分的には玄米のほうが精白米よりも優れているのですが、アトピーの患者さんにとっては、高たんぱく・高脂質ということが逆に危険因子になります。そして、玄米ご飯は精白米より多く噛まなければなりません。一口50回は最低必要です。これが守れないと影響が出ます。

 

  • アトピーには大敵
  • よく噛むことが必須

 

ということですね。しかし、だからといって精白された白米の方が体にいいということではないので、そのあたりは間違えないようにしましょう。

 

 

『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。

食費以外にも家具調度品、その他備品、そして洗剤から化粧品まで、多くの化学製品があります。これらが我々の体内に入って脳の化学物質に影響を与えています。慢性の精神病患者の多くに見られる低血糖症は、植物性たんぱく質を多く含み、精製炭水化物の少ない食事を摂ることを心がけ、ジャンクフードの食事を避けることによって、良い結果が出ます。

 

食品添加物や人工着色料、調味料、そして保存料の使用は、子供の注意欠陥・多動性障(ADHD)と、大人の脳アレルギーの原因になっていますが、より自然な食事に変えればいい結果がすぐに出ます。(中略)精製していない穀物や白米の代わりに、玄米を食べましょう。

 

玄米の重要性を説く文献を書いたらきりがありませんが、アトピー性皮膚炎などのごく一部のパターンを除けば、極めて優秀な効果を発揮してくれるのが玄米なのです。もちろん、『デトックス』という問題を考えたときに、薄毛の問題もここに大きく影響してきます。『精白』をする理由は、

 

  • 苦みが取れて甘くて美味しくなるから
  • 白くすると見た目がきれいだから
  • 硬い周りの部分を削ることでやわらかくなり食べやすくなるから

 

などという理由が挙げられます。しかし、往々にして人間が、

 

甘くて美味しい!なんて美味しいんだ!

 

と思う食べ物は、危険なものが含まれています。例えば私は、

 

  • かつ丼
  • カルボナーラ
  • ラーメン
  • ピザ
  • ショートケーキ
  • エクレア
  • フレンチトースト
  • シュークリーム
  • ポテトチップス

 

などが大好きで、毎日でも食べたいくらいです。しかし、それを毎日食べるとどうなるでしょうか。ここで挙げたような、様々な問題が発生するでしょう。

 

 

つまり、精白された食材は、極端に言えば『毒素を食べている』に等しいのです。実は、『漢方薬も毒』ですから、少量の毒を食べても人間は死にませんが、しかし、それを積み重ねていったらどうでしょうか。それを『排毒(デトックス)』する問題が浮上し、下記の記事に書いたようなことが起こってしまいます。

 

 

薄毛というのは遺伝だけではなく、無意識のうちにやっているありとあらゆる要素が関係しているのです。そういうことを今一度再確認し、すべての要素を最適化しましょう。得られるのは一石二鳥どころの恩恵ではないのですから。

 

先生

遺伝以外にも様々な問題があって、その一つ一つが積み重なって薄毛になるということがあるからね!些事を怠らずにね!

うーむ、なるほど!

ハニワくん

 まとめ✔

  1. 女性は『M字型ハゲ』にはなりにくい。
  2. テストステロンの量がAGAになるのを決めるのではない。
  3. 母方の祖父が薄毛でも遺伝する確率は高いわけではない。
  4. 偉人には結構薄毛の人が多い。
  5. 薄毛対策として考えられるものは実にたくさんある。
  6. それらの要素を最適化することで、一気に一石二鳥をはるかに超えた効果を得られる。
  7. タバコとストレスは最悪。玄米は最高。
  8. アトピー患者には玄米は向かないかもしれない。
  9. 精白された食材は、極端に言えば『毒素を食べている』に等しい。

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