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ヒルルク『この世に治せねぇ病気なんてねぇのさ!!』

プラシーボ効果のすごい力に関しては以前書いた。細胞学の権威が書いた『思考のすごい力』には、超難病である『魚麟腺』を『ただのイボだ』と思いこませ、プラシーボ効果だけで治させた実例を紹介している。ただし、その後医者が、その事実に気づいてしまい、半信半疑で他の患者を治療するようになってからは、同じことは起こらなかった。医者も患者も、最初からそれが治る事を疑わない。

 

(大したことは無い。自分にはそれを克服する力が備わっている。)

 

と、セルフマネジメントし、あるいは自己効力感を持つことが、人間にとてつもないエネルギーを生み出すカギなのだ。

 

『つまりこの世に治せねぇ 病気なんてねぇのさ!!おれのことを誰がどう言おうとも おれはこの国を医者として救ってみせる!!』

 

こういう言葉がある。

『自分は生まれながらに他人を支配する人間だと密かに自分に言い聞かせることによって、人間は計り知れない力を身につけることが出来る』

byアンドリュー・カーネギー

 

稀代の鉄鋼王は、どうしてこの言葉を遺したのだろうか。あるいは、魚麟腺のその患者は、どうして思いこみの力だけで難病を克服したのだろうか。『疑わないこと』。それが、強さだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。