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孔子『類推できる主体性がない者には教育の施しようがない。』(超訳)

儒教の始祖 孔子画像

内省

類推(るいすい)とは、1教えたら、『その先が2で、次が、3、4と続くだろう』と読み、たとえ教えられている立場でも、依存せず、自分の頭で考えることである。この言葉、『コペルニクス的転回』を唱えた、カントも同じことを言ったという。

 

ちなみに私は、この言葉の意味を誰よりもよく理解しているつもりだ。場面によっては重度の吃音症でADDにも似たハンデを負い、『僕は一生現実逃避をして生きていきます』と口にする部下と向き合って、もうすぐ5年になる。その苦労は、おそらく並大抵の人では理解することが出来ないだろう。(だから今はもう、誰にも理解を求めない。)

 

この世には、

 

言われたこともできない人、
言われたことしかできない人、
言われたこと以上のことをやる人

 

の3種類の人間がいる。ズバリ、一言で済まそう。最後者でなければ、 ”生きている”とは言えない。

 

byルソー

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

公治長第五-九

賜やなんぞ回を望まん。回や一を聞きて、もって十を知る。賜や一を聞きて二を知る。

関連する『黄金律

『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』

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