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ソクラテス『他人が書いたものを使って自分を向上させることに時間を使おう。そうすれば他の人が苦労して手に入れたものを楽に手に入れることができる。』

古代ギリシャ哲学者 ソクラテス画像

内省

私は17歳の頃に初めて『格言』というものに出会った。こうして毎日ピックアップしているものもすべて『格言』だ。1,2行の短い言葉。だが、驚くほど深遠で、叡智が詰まっている。

 

(こんなものを教えてもらっていいのか…こんなところに答えが眠っていたのか…)

 

初めて出会った格言への印象は、そういうものだった。偉人、賢人たちがその人生を人一倍生き抜いて見出した、傾聴に値する、真実の言葉。彼らはまるで、この人生という計り知れない大海原の”航海図”を、短い言葉にギュッと詰めて、教えてくれているのだ。

 

それはもちろん、本も同じ。叡智溢れる豊かな本は、取り入れるべく”知識”。その”知識”を自分に取り入れることが出来たら、それは自分の人生の中で”知層”となって積み重なり、人生に大きく影響する。彼らがどうやって人生に悔いを残したか、彼らがどうやって悔いのない人生を生き貫いたか、聞き入れる人間と、そうでない人間とでは、このたった一度の人生の過ごし方の密度が、変わってくる。

 

人として、同じ過ちを犯し、その他大勢の一人に成り下がりたかったら、人の話に耳を傾けず、本を読まなければいい。だが、こうまで言われてプライドが傷つかない人間はいないだろう。本当に自分にプライド(誇り、矜持)があるのなら、傲慢さを捨て、謙虚な心構えを取り入れることで、更に高潔な人生を生き貫くことが出来るだろう。

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献『これならわかるソクラテスの言葉』や史実に基づき、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

関連する『黄金律

『自分のものに出来ない知識は、自分の知識とは言えない。』
『簡潔、単純、シンプルが知性だ。』

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