古代ギリシャ哲学者 ソクラテス(画像)
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内省
『無知の知』を説いて回るソクラテスを殺せば、確かに『楽』になるだろう。殺した後は隠蔽すればいい。無かったことにして、『脅威』を闇に葬り、人生を生きながらえる。そうすれば、普段見て見ぬフリをして生きながらえているちっぽけな人生の癖に、さも清廉潔白で純粋無垢な人間を装っていられる。
人間は心の平安を求めている。 平安、安心、平和に穏便。その生活を手に入れるためなら、例え見て見ぬフリだって、正当化による殺人だってやってみせる。それが我々、人間ではないか。
『いや違う。断じて違う。』
そう言ったのが、このソクラテスだ。果たして人間として正しいのはどちらか。真実から目を逸らさず殺されたソクラテスか。 真実から目を逸らして生きながらえた大衆か。この問題は未来永劫、我々人間の歴史に残り、問いただされるだろう。
注意
※これらの言葉は参考文献『これならわかるソクラテスの言葉』や史実に基づき、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。
関連する『黄金律』
『愛があれば全ては解決する。』
『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』