キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
例えば作物なら、畑の作物をいっさいがっさい狩り尽くしてはならない。落ちた穂を拾い集めてはならない。それらを残しておくように。貧しい者が、外国人が、それらを拾い集めることが出来るように。これは他のことでも同じことだ。
お金、人気、仕事、土地、これらを”独占”しようとすると、他の人が窮屈な思いをする。特定の人物だけが満たされ、その他の大勢の人たちが窮屈な思いをすることが、人の道の上にあるわけがないだろう。
どんなに能力があっても、どんなに魅力があっても、独占することで露呈する、自分の器の小ささ、惨めさを見たら、嫌気がさすことだろう。嫌気がささないのであれば、それはもはや、人として能力、魅力があるとは言えない。偽物の虚栄に浸る為に、他を排除し、自分を棚に上げるような虚しい生き方を恥じよ。
それぞれが、自分にしかできない生き方をすればいい。それですべての人生は、輝くのだから。
参照文献
聖書
レビの書 第23章。
関連する『黄金律』
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『「生きる」ということの本当の意味とは。』