キリスト教の礎 イエス・キリスト
Contents|目次
内省
言葉は、『火』と同じだ。使い方によっては、人の心を暖めることもできるし、人の心に火傷を負わせてしまうことにもなる。自分には、『火』を扱えるだけの知識や、器量があるかどうか自問せよ。危険物の取り扱いに、資格が要るだろう。その考え方があるなら、『火』の使い方にも同じようなことが言えるはずだ。
口から出る言葉は、心から出るものだ。悪だくみ、殺し、淫行、盗み、偽り、罵倒や暴言。これらは心から口に出て、人をけがしてしまうものだ。心を整え、知性を磨き、人間だけが手に入れた叡智、『言葉』を慎重に、取り扱うべし。
参照文献
聖書
マテオによる福音書 第15章。