キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
ブッダも同じことを言う。当たり前なのだ。 ごく当たり前に考えてみればいい。リンゴの木に、トマトは実らない。 当たり前なのだ。
では人間はどうか。同じだ。どうしても『表面に出てくる木の実』が”妙”なのであれば、 それは間違いなく、『木の根である心』に問題がある。 それが、『パラダイム転換』の背景にある、絶対的な事実である。この問題を複雑に考えてはならないこの世で知性を突き詰めれば突き詰めるほど、 必ず、絶対にこの問題に直面するのだ。
ネルソン・マンデラは獄中でこういう詩に出会った。
インビクタス INVICTUS
ウィリアム・アーネスト・ヘンリー William Ernest Henley
私を覆う漆黒の夜 Out of the night that covers me,
鉄格子にひそむ奈落の闇 black as the pit from pole to pole,
どんな神であれ感謝する I thank whatever Gods may be
我が負けざる魂〈インビクタス〉に for my unconquerable soul.
無残な状況においてさえ In the fell clutch of circumstance
私はひるみも叫びもしなかった I have not winced nor cried aloud.
運命にうちのめされ Under the bludgeonings of chance
血を流そうと決して頭は垂れまい my head is bloody, but unbowed.
激しい怒りと涙の彼方には Beyond this place of wrath and tears
恐ろしい死だけが迫る looms but the horror of the shade,
だが長きにわたる脅しを受けてなお and yet the menace of the years
私は何ひとつ恐れはしない finds and shall find me unafraid.
門がいかに狭かろうと It matters not how strait the gate,
いかなる罰に苦しめられようと how charged with punishments the scroll,
私は我が運命の支配者 I am the master of my fate:
我が魂の指揮官なのだ I am the captain of my soul.
参考
私は我が運命の支配者、我が魂の指揮官なのだ――ネルソン・マンデラ大統領電脳筆写『 心超臨界 』
私は我が運命の支配者、 我が魂の指揮官なのだ。そう強く認識することこそ、 理想の『木の実』を育てる、第一歩である。
参照文献
ルカによる福音書 第6章。