名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『他人のことに関心を持たない人間は、苦難の道を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかけることになる。人間のあらゆる失敗は、そういう人たちの間から生まれるのです。』
例えば私の部下に、売り上げをダッシュボードに入れてそのまま車に放置したり、サイドブレーキをかけないで停車することを、『大したことないだろ』と思っていた人間がいるが、彼が上司である私からその後どういう指導を受けたかはさておき、その前に考えるべきこととして、こういうことがあった。
私は以前、ちょっと疲れていたこともあり、サイドブレーキをかけずに(かけたつもりでいた)家の前に停車し、ちょっと家族と話をして、元に戻ってみると、停車してあったはずの車が無く、坂道の下の電信柱にぶつかって、止まっていた。後10メートル下に下がって、道路に出てしまったら、人を轢いたか、走行する車に当たって、取り返しのつかないことになっていたのである。
もう、これをこうして冷静に書けているだけで、私は幸せだと思わなければならない。もしかしたら今私は、まだ刑務所に入っているかもしれないのだから。いや、それどころではない。人の命が奪われたかもしれないのだ。私が部下に強く指導をする理由がわかったはずである。
『大したことない』。そう思っている全ての事が『大したこと』だから、全ての人々が『後始末』に追われる人生を送ることを余儀なくされるのだ。『前始末』でなければならない。そこまで考えた時、アドラーの言葉は重くのしかかる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
ノーマン・カズンズ『自らの良心から行動する個人ほど、強力なものはない。』 スウィフト『悪い仲間は犬のようなものだ。一番好きな相手を一番ひどく汚してしまう。』 エドマンド・バーク『ものごとには限界というものがあって、我慢が美徳でなくなるときがある。』