キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
人間は好き勝手に殺生をしておいて、他の動物を食べ、よくもまあ『害虫』だとか『疫病』だとか言って人間本位に騒ぎ立てることが出来るものだ。自分の身が助けられたときだけ、
(神様、ありがとう!)
などと言うが、悪いがその言葉は『神様』は聞いていない。いや、実際には聞いているが、よく媚を売ってヘラヘラし、懇願する調子のいい人間がいるだろう。 あの辺の人間が言う『おべっか』と同じくらいの感覚でしか捉えていない。なぜ、
(神様、遠い異国のあの動物や、植物を助けてくれてありがとう!)
と言わないのだ。なぜ、自分の時にだけお礼を言う。そして人間の時にだけ、お礼を言うのだ。『神』というのは、『人間の味方』だと思っているのだろうか。いや、実際には味方だ。だが、『人間だけの味方』ではない。
参照文献
聖書
エレミヤの書 第23章。
関連する『黄金律』
『愛があれば全ては解決する。』
『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』