名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
W.E.ヘンリーと称される彼の詩は、ネルソン・マンデラの自伝映画『インビクタス/負けざる者たち』を観た人は必ず目にしているはずだ。劇中でマンデラが繰り返す「我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり」は、このW.E.ヘンリーの詩「インビクタス」の一節。ヘンリーは幼少期に骨結核にかかり、十代で片足を切断。この詩は不運にみまわれたわが身の魂の救済を求めて書いたもの。どんな運命にも負けない不屈の精神を詠っている。囚われたマンデラは獄中でこの詩を読んで、自分を奮起させたのだ。
この言葉は、私にとっても非常に思い入れの強い言葉で、始めに出会ったのは13年前、18歳の頃だ。私は、人の言う通りの人生を生きたくないという、型破りな人生を好き好んで生きる人間の為、この言葉や、あるいはゲーテのこの言葉通りの人生を送るのが嫌だった。
そして私はW.E.ヘンリーや、ゲーテの言う通りの人生を送るのが嫌で、会社と、このサイトを20代で立ち上げた。日本の世界遺産も全て行ったし、富士登山もやった。『知性』とは縁のない10代、20代前半だった。だが、彼ら偉人の言葉に出会い、長い間心の片隅に棲みつき、言うなれば『種』を植え、時間をかけて花開いて勇気を与えてくれたことに、私は感謝の気持ちしかない。
『人生は、私たちが人生とは何かを知る前にもう半分過ぎている。』
これらの言葉があったからこそ、私は自分の人生を人から言われる前に、環境によって強制される前に、一歩前へ踏み出すことが出来ているのだ。この類の言葉を最後の一呼吸まで重んじて生きていくことが、『面倒だ』と思っているのであれば、それはただの思慮不足だ。私の思慮不足の時代と同じ発想だからだ。実は、それを念頭に置いて人生を生き貫いた方が、はるかに楽しい人生を生きていくことができる。それを理解するためには、まず思い切り人生を生きてみなければならない。そして、『楽』と『楽しい』は違うということを理解することがカギとなるだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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ウィリアム・ワーズワース『慌ただしい世界によってあまりに長い間自分の良い面から隔てられ、世界の出来事に飽き飽きし、世界の悦びにもうんざりしているとき、孤独はなんと優雅で、なんと慈悲深いことか。』 トマス・ホッブズ『人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。』 ショパン『彼は何千人もの人に聴かせるように弾くが、私はただ一人の人に聴かせるために弾く。』
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』