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孟子の名言・格言一覧

中国儒学者。生誕紀元前372年頃。通称『儒教の重要人物』。孟子(BC372?~BC289年)は、中国の戦国時代に登場した思想家にして儒学者です。当時中国では「諸子百家」と呼ばれ、孔子を筆頭に多数の学者・思想家が現れましたが、その中でも孟子は知名度と後世への影響力のいずれにおいてもトップクラスの評価を受けていて、孔子に次ぐ儒教における重要な人物と言われています。その為儒教は、『孔孟教』、つまり『孔子と孟子の教え』と言われることがあります。(画像

儒教の始祖

儒教のその他需要人物

名言一覧

14個あります

『本を読んで、それを真に受けるだけなら、読まない方がいい。』

『富を欲するか。恥を忍べ、傾絶せよ。故旧を絶ちて、義と背け。』
『聖人と我とは類を同じくする者なり。』
『至誠にして動かざる者は いまだこれあらざるなり。』
『志は、気の師なり。』
『人、自らをあなどりて、しかるのち、人これをあなどる。』
『人間はだれでも他人の不幸を見過ごせない同情心がある。』
『智恵ありといえども、勢いに乗ずるにしかず。』
『人のわずらいは、好んで人の師となるにあり。』
『力をもって人を服するのは、心から服するにあらず。徳をもって人を服するは、喜んで真に服するものなり。』

10。
『道は近きにあり、然るにこれを遠きに求む。』
『至誠を尽くされれば、この世に心が動かない者など、いないのだ。』
『自らがねじれている人間が、他人をまっすぐにできるなどとは、聞いたこともない。』
『私は人生を愛し、正義をも愛する。しかし、その両者をともに持つことはできぬとしたら、人生を放棄して、正義を選ぶであろう。』

14。

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孟子の格言と向き合って内省する

孟子とは(画像

中国儒学者。生誕紀元前372年頃。通称『儒教の重要人物』。孟子(BC372?~BC289年)は、中国の戦国時代に登場した思想家にして儒学者です。当時中国では「諸子百家」と呼ばれ、孔子を筆頭に多数の学者・思想家が現れましたが、その中でも孟子は知名度と後世への影響力のいずれにおいてもトップクラスの評価を受けていて、孔子に次ぐ儒教における重要な人物と言われています。その為儒教は、『孔孟教』、つまり『孔子と孟子の教え』と言われることがあります。

 

「孟母三遷」という言葉があるほど母親の厳しい教育でも知られていますが、その思想を象徴するのが「性善説」。人間は生まれながらにして善であるという考えで、弟子の荀子の「性悪説」との対立はあまりにも有名です。なお、孟子の思想が後の儒教の基本となり、荀子の思想は法家の思想へと発展していきました。

 

他にも、「仁・義・礼・智」の4つの心を重視した思想は日本にも大きな影響を及ぼし、とくに江戸時代の武士階級における基礎教養ともなりました。