名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『育ちのいい者、理性ある者が絶対に話題にすべきでないものが一つある。それは自分の身体のことだ。前の晩眠れても眠れなくても、頭が痛くても、坐骨神経痛があっても、らい病でも、落雷にやられても、すべての天使にかけて頼みたい、黙っていてくれ。わたしの朝を台無しにしないでくれ。』
これをどう捉えるかだが、まず考えたいのは、『生老病死』だ。
これはブッダの言葉の超訳として書いた記事だが、
- 生:生きること
- 老:老いること
- 病:病を患うこと
- 死:この世を去ること
これは元々、生きとし生けるものにとっては『パートナー』のようなものだ。『避ける』考え方、その発想をガラッと変えるべきなのである。エマーソンが言う言葉をこの『生老病死』の考え方と照らし合わせた時、見えて来るのは、『執着』の影である。執着をするな、と。どうせ死ぬんだ、と。だとしたらフランスの画家、ルノワールの言う様に、
こういう発想でもって、愉快に、快適に、人生を生き貫きたい。この言葉からはそういう風な、『知性』に対する愛情と、『無知』に対するいら立ちが垣間見えてくるのである。また『自分の身体のこと』ということから見えてくるのは、『コンプレックス(劣等感)』という概念でもある。コンプレックスというのは、とかく真実を歪めてしまう、バグのようなものだ。それがあるから世の中を色眼鏡で見てしまう。例えば、こういう言葉がある。
『刑務所の鉄格子の間から、二人の男が外を見た。一人は泥を眺め、一人は星を眺めた。 』
男の一人は、星があるというのにわざわざ泥を眺めた。彼は悲観的だからだ。悲観的で、劣等感を覚えていて、コンプレックスを感じている。だから前向きになれない、下を向いた目を上に上げることができない。そして星を見上げることができなかった。
そういう人は、台無しにしている。せっかく星を見上げて覚えることができるロマンと感動を、味わうことはできない。この世には、人生を『生きているだけで丸儲け』だと考えられない人が大勢いる。そういう人が見るべきなのは、以下の黄金律だ。
ブッダは言った。
『天上天下唯我独尊』だと。この言葉の真の意味は、『この世に自分という存在はたった一人しかいない。唯一無二の人生を、悔いなく生きるべし』ということなのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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