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遠藤周作『人間がもし孤独を楽しむ演技をしなければ、率直におのれの内面と向き合うならば、その心は必ず、ある存在を求めているのだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

運営者

考察

『人間がもし孤独を楽しむ演技をしなければ、率直におのれの内面と向き合うならば、その心は必ず、ある存在を求めているのだ。愛に絶望した人間は愛を裏切らぬ存在を求め、自分の悲しみを理解してくれることに望みを失った者は、真の理解者を心のどこかで探しているのだ。』

 

 

私がしばらく全く同じ状況にあった理由は、私が親に長い間、求めていない宗教を強要され続け、兄弟には理不尽をされ、犬には愛想を突かされ、友人には『友人』と呼べる存在がいなく、自分の理解者がいないからという理由が大きかった。もちろん原因は私にあるのだが、しかし、同じように『原因』は周りにもある。

 

私が、『同調、追従』すればいいのか。周りが、『理解』すればいいのか。その答えを明確に言える存在は少ない。しかし私は根っからの『ネアカ』だったので、辛気臭い家庭にいるよりは悪友たちと刹那的な日々を過ごすことを好んだ。そこで本心を出すことはあまりなかった。出しても理解されないからだ。そんな真面目な話よりも、『ウケがいい話』があった。私はそっちに徹し、彼らといることを望んだ。

 

 

しかし、そこにあったのは、ピエロのパラドクスである。パラドクス=逆説。つまり、友を失うまいと思って、ヘラヘラして媚びへつらって、あるいは『違和感』を隠蔽して同調、追従し、調子を合わせていた。しかし、実際はそれをするたびに周囲からは(八方美人め)と思われ、あるいは(こいつは人を楽しませるのが好きでやってんだよな)と誤解されあるいは本当の顔をさらけ出さないことによって本当の理解者と出会う機会を、損失してしまっていたのだ。

 

私は自分の気持ちに嘘をつくのは無意味であると、実はその数年前に恩師から教わっていたのだ。だから、確かにダメージはあったが、その違和感を見て見ぬフリをして生きながらえるよりはと、私は人生を前に進めることを決意した。

 

ニュートンは言った。

 

今、私には理解者がいる。それが、『四聖』に数えられる、

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリストであり、

キリスト

世の偉人たち。そして、

偉人

 

『真理(愛)』の存在である。かつて、『宗教を強要された』私が、宗教に主体的に向かっていき、学び、教えを聞くと、意外なほどに彼らの話は的を射ていて、反論の余地が無かった。神格化されている部分を全て排除して聞くと、彼らの言葉は、真理の言葉だったのである。私の心は今、充足感に満たされている。これは『演技』ではない。むしろ、『真理から遠ざかれば遠ざかるほど、虚無を覚える』のである。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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