名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
ガリレオも、
と言っていて、彼らの言葉を考えた時、まるで我々の目の前には、『記号』が広がっている認識が生まれる。『記号』というのは、『人間が認識できる文字や図形』等であり、とにかく『人間が認識できるもの』だ。本の内容も、テレビの内容も、全てこの『記号』である。
ニーチェは言った。
『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』
ということは、その記号が書かれている媒体がなければおかしいわけで、それは『本』でも『液晶テレビ』でもないわけだから、『この世』であり『宇宙』という表現をするわけである。
『宇宙という媒体に載っている記号を認識して、それを自分の魂というフィルターを通して表面化する』
というイメージが浮かび上がってくる。単純に、『リンゴ』を描けと言われたときに、
このようなリンゴを描くのか、
このようなリンゴを描くのか、あるいは、
こう表現するかは、その『フィルター』次第なわけだが、『リンゴ』という記号を見て、頭で理解して、それを自分の要素というフィルターを通して、外に表面化するということが、人間の創造の基礎である印象を受ける。広告審議会『AC』の設立者、ジェームズ・W・ ヤングは、著書、『アイデアのつくり方』でこう言っている。
『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』
ここでいう『既存の要素』こそが、『宇宙に元々ある記号』であり、それを、認識するかしないかは人間やその他の生命の勝手なわけだ。例えば、ガリレオとコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。
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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、
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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のである。それを人間が宇宙が出来てから随分経ってからようやく認識したわけだが、このようにして、最初から『在る』ものを、認識するかしないか、そして、認識したところで、もし創造の神がいると仮定した場合、
(それがどうしたんだよ。遅いよお前ら気づくの。最初天動説とか言ってたよな。マジうけるよ。)
ということなのであり、人間の頭で認識して、表面化したもの、つまりニーチェの言う『簡略化ろ過装置(フィルター)』など、元々信憑性はない。信憑性があるのは、『偉大な書物』だけだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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