名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
今ある固定観念、既成概念。あるいは、『1+1=2』ということ、この果物が、『リンゴ』だということ。これは、最初から決まっていたわけだ。現代を生きる人にとって。
例えば、ガリレオとコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。
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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、
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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のである。『今では当たり前』だが、当時は当たり前ではなく、むしろ強く批判されていた。人間の『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らは皆誤解されていたり、抑圧を受けていた。孔子は、今でこそ中国を代表する大学者や聖人とされているが、同時代人の多くからは、出来もしないことをしようとしている、身の程知らずや物好き扱いされていた(憲門第十四-四十)。ブッダも、カースト制度を否定したことで、バラモン教司祭から白い目を向けられていた。ソクラテスやキリストなど、無実の罪で処刑されているのだ。
エマーソンは言った。
Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….
(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテス、イエス、ルター、コペルニクス、ガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)
ニーチェは言った。
今、向いている方向で正しい方向は、偉人によって与えられた方向である。今、向いている方向で誤った方向は、その偉人が『偉人ではなかった』故に誤っている方向である。
例えば人がいて、その人が崇拝している偉人がいて、その偉人が、殺人を肯定していた場合、その人は、その偉人を倣って、殺人をする。だが、それは断じて正しい方向ではない。真理を発見することは本当は簡単なのだが、『人間本位』の思想が、これを難解にさせる。従って、その『エゴ』という曇った目で見渡す以上、真理を見つけることは永久に出来ない。
例えば、今回のエボラ出血熱の騒動で、治療をしにきた医師団に対し、一部の現地の人々が言った言葉が、
だったわけだ。エボラウイルスを撒き散らして絶滅させようとか、その類の陰謀か何かだと考える者が現れたのだ。しかし実際は、外国からの治療がなければ、甚大な被害を及ぼしていたのである。『真理の発見』をするのは、恐らく『人間』だけだが、それを難解にしているのも、『人間』なのである。人間に生まれた以上、自分のやるべきことは何か、それについて考える人間は、とても人間らしい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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