名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
まず最初に引っかかるのは、『それでも世の中を支配しているのは男』であるということ。しかし、『縁の下の力持ち』として女性がいて、女性が裏でこの世界を回しているのだ、と匂わすことは出来るが、しかし『それでも支配しているのは男』なのであり、そこがポイントである。
FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグも、『女性社長』とか、『女役員』とか、まず原則として『男』がベースであり、女は頭に『女』とつけないといけない風潮自体が、間違いであり、不公平であると主張しているが、女性が男の陰で支えていくという図式が、いつか改善される日が来るのだろうか。
そういう図式自体を『差別』だとして考えていなかった時代があるわけだ。男が狩猟に出て、女が採集をし、家を守って、子を育てた。男は乳をあげることはできないし、女に力仕事は難しい。そうしてそれぞれが、それぞれに適した使命を果たすことで、上手く回っていたのであり、最近になって『男尊女卑』思考が表面化してきて、この様な主張が出るようになってしまった。
その原因はどこにあるだろうか。恐らく、『男』にあるだろう。例えば、女性を『道具』や『奴隷』のように扱い、あるいは『無能』の烙印を押したのだ。つまり、『区別』ではなく、『差別』をした。女性も、『区別』だったら全然いいわけだ。『レディースデー』や『小人用料金』があるように、そういう区別はいい。重いものを持ってもらうのも、嬉しい。
だが、『道具』の様に扱い、人権を正当に評価しないのは間違っている。そう主張するようになったのは、まぎれもなく世の『男』に責任があるだろう。グレース・ケリーの言葉うんぬんではなく、このような言葉が出てしまったことの原因の根本について、目を向けて考えるべきである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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