名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『人間は内面から生きなければならない。芸術家は内面から制作に向かわなければならない。人間も芸術家も、たとえどのように振舞おうと自分の個性を打ち出してゆく他はない。そういう気持ちで元気いっぱい仕事にかかるならば、間違いなく彼は自分の生命の価値を自然から与えられ高邁さ、または優雅さを表出することとなる。』
『高邁(こうまい)』とは、洗練された、研ぎ澄まされた、等という意味である。
と言ったが、これを聞いたとき思い出すのは、将棋界の天才、羽生善治の、著書『決断力』のこの一文だ。
『直観力が重要だ。勝負をしていると、そこに差すべきだ、と、駒が光って見えるときがある。これはスポーツマンにもあるらしい。ある瞬間道が光ったように見えて、導かれた。そこからゴールを決めたというのだ。直観力というのは、単なる偶然、運任せではない。今まで積み上げ、蓄積してきた経験が、無意識に自分に活路を教えてくれるのだ。』
つまり、自分では『直感』だと思っていることは、実は蓄積してきた経験が導いたものであり、それが導き出す答えとは、=合理的なのである。例えばそのスポーツマンで言えば、何度となく、実に何度となく練習と経験を積み重ね、その方向に走って、そこからシュートすることで、極めて高い確率で、ゴールしてきている、という合理的な決断を、瞬間的にはじき出したのである。
そう考えると、あらゆるシーンでの『表現者』とは、その『表現』する内容はまさに、『内面』の蓄積が成すものだということを知り、内面に目を向ける時間を強化することになるはずである。例えばこのサイトに書いている私の記事も、私の内面を率直に表面化したものだ。類稀な人生を生きている私だが、その奇想天外な人生は『見世物』としては人々にそれなりの価値を見出す。連絡先を公開していないのにも関わらず自力で手段を見つけてきて、私にわざわざお礼の報告をしてくれる読者もいる。誠に有り難い次第である。そうして一人にでも光を与えることができたなら、 私の奇天烈な人生も決して無駄ではない。幾多もの重ねてきた葛藤も、傷ついた出来事も含めた波乱に満ちたこれまでの半生も、これからの半生も全て、無駄ではないのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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