名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『いま望んでいるものを手にして、何の得があろうか。それは夢、瞬間の出来事、泡のように消えてしまう束の間の喜びでしかない。一週間嘆くとわかっていて、一分間の快楽を買う人がいようか。あるいはおもちゃと引き換えに、永遠の喜びを売る人はいようか。甘さを求めて、ブドウ一粒のために、ブドウの樹を倒してしまう人は、はたしているだろうか。』
イギリスの神学者、トーマス・フラーは言った。
しかし実際には人は、フランスの詩人、ラ・フォンテーヌの言う通りの行動を取ってしまう。
これを『現在志向バイアス』と言う。
孔子は言った。
これを理解したとき、刹那な生き方に恥を覚え、建設的な人生を送るだろう。私が刹那的人生の代表者の様なものだったのだ。説得力が違う。ただし、見るべきなのは以下の黄金律である。
『刹那的な生き方』と『今日を真剣に生きる』ということは意味が違う。前者は『今日が楽しければそれでいい』という考え方であり、後者は『明るい未来を信じて今この瞬間を全力で生きる』という考え方である。決定的な違いはやはり『将来性』である。この二つの考え方は、確かに『今日が人生最後の日だと思って過ごす』という方向で一致しているが、しかし、アリとキリギリスの運命が大きく分かれたように、人生は何が起こるかわからない。見るべきなのは以下の黄金律だ。
『基礎工事をしない建築物、基礎土台をおろそかにする人間。どちらもその限界は、知れている。』
つまり、前者は基礎をおろそかにし、後者は基礎を大事にしようとする。その違いがいずれ大きな差を生み出すことになるのだ。このことを同時に覚えておく必要がある。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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エドマンド・バーク『民衆は情熱から蜂起するのではなく、苦痛の焦慮(しょうりょ)から反旗をひるがえす。』 ジョン・スチュアート・ミル『人間の運命の大きな改善は、彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない限り、絶対に不可能である。』 マリア・テレジア『私は最期の日に至るまで、誰よりも慈悲深い女王であり、必ず正義を守る国母でありたい。』
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『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』