名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
偉人
運営者
考察
小説家、吉川栄治は言った。
我々は、天国にお金を持っていけないのだ。お金だけではない。集めたもの、手に入れたものすべてだ。だが、死んだ後も残るものがある。それは、『血』だ。『知』だ。『愛』も『勇気』も『功績』も、すべては『知』。何らかの事情で『血』が遺せない人も、『知』を遺し、受け継がれたらそれは『血』に等しい。
さあ、与えよう。血を繋ごう。命を分かち合おう。
松田優作は言った。
もし与えることができず、分かち合うことができないのなら、人間は本当に死ぬことになる。人間が死ぬときは、命を終えたときではない。みんなに忘れ去られた時だ。ここに出てきた吉川英治も、松田優作もまだ生きている。孔子、キリスト、ブッダ、ソクラテスもまだ生きている。その他の偉人達もみんなまだ生きて、この世に光を照らし続けている。
『一生を終えて後に残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。』
しかし、集めてばかりいる人は悲観視することはない。ここに挙げた彼らとて、『まず最初に集めて』、そしてそれを人に分け与えたのだ。例えばブッダなら、ブッダ(悟りを開いた者)になるために、6年間の苦行をし、あるがままを観る瞑想(内観)をした。
ブッダはたくさんの情報と知識を集め、自ら経験することによって知恵を習得し、その後にようやくそれを人に分け与えたのである。他の偉人らもみんな同じことだ。だから集めるのはいい。肝心なのは、『天国には集めたものは持っていけない』という決定的な事実を、早い段階で理解することである。それを分け与えるのだ。そうすることで、人は命を終えたとしても、この世に光を照らし続けることができる。この世に愛する人がいて、また愛すべきものがあるのであれば、心躍る事実ではないだろうか。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
アウグスティヌス『食べ物を選ぶように、言葉も選べ。』 ファーブル・リュス『人生は我々に期待どおりのものをくれるが、それは意外なところで、意外な方法で、意外な時に行われる。』 プーシキン『決定を焦ってはならない。ひと晩眠ればよい知恵が出るものだ。』