名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
ブッダの言葉の超訳として書いたのは、こういう言葉だ。
相手が自分を憎んで、恨んでいる。『それがどうしたのだ。』と、一言で突き返せる器の大きさを持ちたいものだ。例えば『大きな木』がある。その下に、動物や植物、あるいは人間が居る。
自分という木が大きければ大きいほど、その木の下で行われるドラマの数は多くなる。
いいじゃないか。この虚しくも儚い人生が、かくもドラマチックになるのである。そんな視点を持ちたいものである。例えば、今私は問題をいくつも抱えている。
- 家族との人間関係
- 友人との人間関係
- 会社での人間関係
- 部下の精神的病気
- 家庭にある宗教問題
- 仕事の今後
- 経済的な問題
実に様々な問題をいくつも抱えている。
それに対し、私が過度に敏感になりすぎたら、私の神経は消耗してしまい、朽ち果てていくだろう。私の知人の母親は、それで30代でこの世から去った。うつ病のような状態になり、衰弱死してしまったのだ。
『誰かが僕の敵であろうとも、べつに僕がその男の敵にならなくてはならぬ、ということはない。』
シューマンの『誰かが』というのは、人でなくてもいい。『問題』という解釈でもいいわけだ。彼女もそれらの問題を『敵視 』せず、過大評価しなければ、死に至ることもなかったかもしれない。相手が自分を憎んで、恨んでいる。問題があり、それが常に自分の人生の身の回りにある。だが、『それがどうしたのだ。』と、一言で突き返せる器の大きさを持ちたいのだ。『最初からそれが人生だろ。』と、恬淡とした態度が欲しいのだ。
私は仕事をするとき、いつも『目の前の問題を早く片づけたいと思っている』ということがわかる。つまり、仕事がなんであれ、とにかく自分の目の前に、ノルマや問題があることが嫌で、それをさっさと片づけてしまいたいという衝動に衝き動かされるのだ。そして、その日の仕事が終わった時、常に『充実』していて、心が満たされている。
(ふー。これで今日はもう休めるぞ。)
と、ノルマを終えた自分に、ほっとしているのだ。そう考えると私は、『目の前の問題を早く片づけたいと思っている』ことがわかる。それがどんな仕事や問題であれば、目の前にそういう重荷があることが嫌なのだ。
それであれば、前述したあらゆる問題が、常に未解決のまま私の周りにあるのはストレスでしかない。だが、私はストレスには負けることはない。見るべきなのは以下の黄金律だ。
父親がストレスによって肝臓がんになり、知人のその母親がうつ病で衰弱死したということもあり、ストレスの害悪をよく知っているからである。そこでこのシューマンの言葉が解決のヒントになる。
『誰かが僕の敵であろうとも、べつに僕がその男の敵にならなくてはならぬ、ということはない。』
つまり、見るべきなのは以下の黄金律だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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