名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
学者達ならこの話を一瞬で理解できる。そういう実験結果を知っているからだ。世界的に著名なアメリカの細胞生物学者であり、ウィスコンシン大学医学部やスタンフォード大学医学部で教鞭をとる、ブルース・リプトン博士の著書、『思考のすごい力』にある事実は、実に衝撃的なものである。
最初の治療で、メイソンは片方の腕に焦点を絞ることにした。少年を催眠状態に導き、この腕はイボが治って健康なピンクの肌になる、と暗示を与えた。一週間たって再びやってきたとき、治療を施した腕はかなり良好な状態になっていた。メイソンは喜び、少年を外科医のところに連れていった。だがそこで、メイソンは自分が医学上のミスを犯していたのを悟った。腕が治ったのを見て、外科医はびっくり仰天した。メイソンには伝えてなかったのだが、少年の腕はイボではなく、先天性魚麟癬(ぎょりんせん)という、命にかかわる遺伝病によるものだった。
この病気の症状を精神力『だけ』で治すことなど、とうてい不可能だと考えられていたのだが、メイソンと少年はそれをやってのけのである。(中略)メイソンは、治療に対する確信の無さが失敗の原因だと考えた。少年を治療したときは悪性のイボだと思い込んでいて、必ず治せると自信満々だったのだが、そのあとの患者の治療にはそういう態度で臨む事が出来なかったという。
この話のキモは、『プラシーボ効果』。俗に言う『思い込みによる力』であり、文字通り『思考のすごい力』である。
アファメーション(自己効力感)とは、(自分なら出来る!)と言い聞かせる自己暗示に似たセルフコントロール(自己管理、自己支配)だが、『思考は現実化する』という本もあるし、ブッダも、
と言っている。これでもまだ疑うだろうか。ジョン・ホルトのこの言葉を。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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絶望名人部下
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
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もう一つの内省
ミスをしてもしょうがない、で終わらせてしまってはそれが頭の中に記録として残り、また繰り返す結果になってしまう。逆に、ミスが命取りになるということを考え、次がない、生きていけなくなるぐらいの思いを意識に染みつけていけば、同じことを繰り返ししてしまう可能性は今よりも少なくなっていくはずだ。甘えの部分から意識にもたらす影響があることを常に考えながら、全ての生活、時間を無駄にしないよう、意識を変えていくようにする。