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考察
『私達の中で最も弱い人間でも才能(ギフト)を持っている。たとえ取るに足りなく見えても、それはその人固有のもので、ふさわしい使い方をすれば、人類にとってもすばらしい贈り物(ギフト)となる。』
『サヴァン症候群』とは、ある種の脳障害だが、ごく特定の分野に限って、優秀な能力を発揮する者の症状のことを指す。例えば、真ん中に丸い貯水池があるダムがあるとする。その貯水池へは、6つの水が流れ出る流水経路があるとする。そのうちの5つを、堰止めするとする。すると、残った1つの水路から、6つ分の勢いで放水が行われる仕組みになっているとする。ここまでは想像できるはずだ。
ここからは私のイメージだが、私は、この『サヴァン症候群』の不思議な能力に対して、長い間そういう印象を持って見ていた。例えばある権威ある生物学者は、
と言った。オギャアと生まれて赤ん坊の時、健康体であれば人は平等に、『何語を覚えていくか』という選択肢を与えられている。その中で、親がフランス人なのか、ドイツ人なのか、日本人なのかによって、それから『覚えていく言語』が決まる。つまり、『そのほかの言語を覚えることを、諦める』というのだ。前述したようなことを総合的に考えた時、例えば図のイメージで言えば、
こういうイメージで、『何かが足りなくても、別の何かが突出している』ことがあるのだ。これは常日頃から『力の顕在化』というテーマについて考えている私にとっても、非常に興味深い研究対象である。
追記:これからしばらくして、私の考えを裏打ちする事実を確認することが出来た。『脳とカラダの不思議』にはこうある。
天才の中には障害のある脳の持ち主も多い?
『天才』と呼ばれる人々の中には、意外にも脳の疾患を持った人物が少なくない。例えば、発明王エジソンは、注意欠陥多動性障害で落ち着きがなかったため、小学校を退学させられたという逸話が残っている。また、レオナルド・ダヴィンチやアインシュタインも学習障害をもち、幼い頃は読書や計算が苦手だったといわれる。歴史上の人物だけでなく、近年は自閉症など知的障害をもつ人が、特定の分野において天才的な才能を発揮することを意味するサヴァン症候群という言葉を耳にするようになった。
曲を一度聴いただけで、まったく同じに演奏できる人や、まだ幼いこどもが遠近法を使ったリアルな絵を描く、猛スピードで通り過ぎる列車のなかに有蓋車両が何台あったかを正確に言い当てる、カレンダーの日付をみただけで、その日が何曜日なのかを正確に言い当てる…など、才能は症例によって異なるが、彼らに共通しているのはその驚くべき記憶力である。脳の中にまるで写真機やボイスレコーダーがあるかのように、見たもの聞いたものを正確に記憶することができるのである。
それは言語(概念)として物質を理解しているのではなく、直感像として脳に焼き付けるからだともいわれている。言葉やコミュニケーション能力などにハンディキャップをもって生まれた人々は、大人になっても言語能力を開花させることができない。それゆえに、ほかの脳の部位が飛躍的に発達し、その結果こうした能力を身につけることになったのではないだろうか。
これはとても興味深い事実だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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