名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『ゴミ』がある。『生ごみ』だ。もう、異臭を放ちだし、虫も寄る。しかし、人間の衛生面で考えれば劣悪な要因だ。直ちに処理して、循環施設に持ち運ばなければならない。それについて、もちろんリサイクル(再資源化)の意味で、再商品化を考えることは出来なくはない。しかし、売り上げを上げる戦力にはならないだろう。それに費やすリソース(ヒト、モノ、カネ)に対する費用対効果が、悪いという事だ。
『パレート(80対20)の法則』とは、別名『80対20の法則』と言われているわけだが、世の中の大体のことが、『80対20』に分けて考えることが出来るという法則である。75%と25%でもいいが、およそでいうと、そうなってくるのである。こと、今考えていた『ビジネス』ということで考えるなら、売り上げを伸ばすためには、『20%の売れ行き商品』に全力を注ぐ必要がある。
『キャッシュ・カウ』とは、簡単に言えば『金のなる木』であり、『稼ぎ頭である商品・サービス』ということだが、つまりそれこそがここで言う『20%』。会社の売り上げの80%を占める、20%のキャッシュ・カウに、持てるリソースを費やす。こういう戦略が、最も合理的なのである。
もちろん、『80%側』の底上げをする『ロングテール戦略』という方法もある。冒頭で挙げた、『生ごみの収益化』について考えることも、この戦略の中にある。だが、とにもかくにもキャッシュ・カウだ。まず何よりもそこが、大前提である。最近の日本を生きる人間なら『吉本興業』を見ればわかりやすい。
- 明石家さんま
- ダウンタウン
- ナインティナイン
- ロンドンブーツ1号2号
- 今田耕司
- 東野幸治
この圧倒的な『20%』が、売り上げの80%を占めていて、『住み込み芸人』等で全国に飛び散り、あるいは小劇場で単発の売り上げを上げる芸人は、ロングテール戦略に一役買っていることになる。それを考えた時、(じゃあロングテール側は、いくら投資しても無意味だから、見放すってことかよ)という声が聞こえてきそうだが、あながちそれで間違っていない。
というか、あれほどの経験を積み重ね、商売上手の会社となると、『這い上がる奴はどんな状況でも這い上がってくるんや』という考えがあるわけだから、企業側としては従来通り、キャッシュ・カウに心血を注いでいけば良いのだ。
後の人間は、心血を注ぐだけのコストパフォーマンスは得られない。もし、得られるだけの人材に育ったなら、その時に心血を注げばいい。この判断が極めて、精神論でも、合理性でも、理に適った戦略なのである。テール側の反骨、ハングリー精神が漲る(みなぎる)だけではない。結局、それらの舞台を用意する為に必要な『キャッシュ(現金)』は、キャッシュ・カウが上げた利益から出ているのだ。そうやって経営を回していくのは、理に適っている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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