名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
いくら仕事が出来たところで、人から支持されなければリーダーとは言えない。戦国時代も同じだった。『取締役になれる人、部課長で終わる人』には、武田信玄についてこう書いてある。
武田信玄は、リーダーの失格者をこう言っている。
『我が国を滅ぼし、我が家を破る大将、四人まします。第一番は馬鹿なる大将、 第二番は利口すぎたる大将、第三番は臆病なる大将、第四番は強すぎたる大将なり』
その信玄の言葉通り、武田家は勝頼という『強すぎたる大将』によって滅びている。勝頼は、蛮勇といえるほど『強い』ことを意識する大将だった。『戦に勝つ』ことを至上の問題と考え、家臣の気持ちや領民のことは二の次であった。長篠の戦に敗れ、家臣も領民も疲弊しているのに、甲府に城を築くと言うような無茶をした。これでは領民の支援を得られるはずがない。それどころか、あまりに一方的な大将の在り方に、家臣の支持も失われてしまった。
その結果、天目山の戦いで敗れ、重臣のひとりである小山田信茂の裏切りもあって、悲劇的な最後を招来してしまうのである。武田家が滅びた後、甲斐の領民たちは武田の残党狩りに血眼になったと言われている。ここまで嫌われてしまえば、武田が滅亡するのも当たり前という気がする。武田勝頼の最後は『人望』を失ったリーダーの厳しさを物語っている。
天才軍師の周瑜は言った。
とにかくリーダーというものは、『人』よりも重視するものがあってはならないということだ。それは同時に『真理(愛)』を重視することを意味する。
『世界平和の実現に必要なのは『真理=愛=神』の図式への理解だ。』
『真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
清少納言『心地のあしく、物のおそろしきをり、夜の明くるほど、いと心もとなし。』 ジード『あらゆる美徳は、自分を捨てることによって完成される。』 ジョルジュ・サンド『恋というやつは待つことを知らないもので、これがいったん若い男女の血の中に入ったが最後、はたのものが許してくれるまで待つなんてことがあったら、それこそ奇蹟というものだ。』
関連する『黄金律』
『この世に価値のない人間などいない。いるのは価値がわからない人間だけだ。』