名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
西武鉄道グループの元オーナーである堤義明。父は西武グループの基礎を一代で築き上げた堤康次郎であり、父のスパルタぶりは相当なもので、同じことを二度言わせると言葉より鉄拳が飛んできたという。インサイダーのことはさておき、猛者であったことは間違いない彼の言葉を内省したい。
簡単だ。経営者には休みはない。だが、よくそれを自慢げに話す愚か者がいるだろう。彼らへの印象は一言、『軽薄』である。『毎日が仕事』など当たり前なのだ。そして、『毎日が休み』なのも当たり前なのだ。その『休み』の方も言っているかどうかに注視した方が良い。言わないなら彼は何か、隠蔽している。
見栄なのか、虚勢なのか、どちらにせよ当たり前のことをさも偉業をしているかのように誇示する人間に、大した人間はいない。偉そうな人に、偉い人はいないのだ。私はアルバイト、派遣社員、社員、そして今は経営者を経験している身だが、実際に経営者になってみて、逆に『今日は休みだ!仕事のことは全部忘れて遊ぼう!』と思っていた時期が、信じられない。あの時はほぼ、仕事をしていなかったのである。
そもそも、仕事というのは当然、直接利益を生み出す仕事に携わった時間のことだけを指すのではない。作業をする前の準備、点検、準備運動、仕事を全力で行うための健康管理、前始末、人間関係の構築、そして、『何のために働き、生き、そして死ぬのか』という理念と哲学の研鑚の時間も、そこに該当するのだ。
だとしたら経営者に限らず、全ての人間に『休み』など存在しないのであり、『休むことが仕事』になることもあるわけだから、『毎日が仕事であり、休みである』という感覚を持っていなければ、その責務をこなすことはできないのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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樋口一葉『恋とは尊くあさましく無残なもの也。』 ウラジーミル・レーニン『思想は大衆の心をつかんだ時、力となる。』 ドイツの諺『年をとってから暖まりたいものは、若いうちに暖炉を作っておかなければならない。』