名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
暗闇が見える。目の前に、暗闇があるのだ。真っ暗で、何も見えない。絶望へと繋がる道だという、雰囲気が漂う。覗いてみる。するとやっぱり、暗闇がある。何も見えない。何もないじゃないか。何なんだ、この闇は。なぜ明かりが無いのだ。
しかしよく見ると、月の光の様なものがあった。だが、だからといって、暗闇は、暗闇のままだ。別に何も感じない。虚無の世界だ。何か、物騒で、おっかなくて、行ったらもう、二度と引き返せそうもない。そういう印象を抱く。
しかし、ふと考えてみる。
『黒の中に、白。』『黒があるから、白く見える。』
なるほど、そう考えると黒い世界は、あながち『恐怖の象徴』ではないのかもしれない。
ホイットマンは言った。
闇があるから、光り輝くというのは納得がいかない。だが、闇に堕ちたことで見えた世界があった。それは、光の崇高たる眩しさだった。
『恐れてはいけません。暗いものを凝って見詰めて、その中から貴方の参考になるものをおつかみなさい。』
私は慰めが嫌いである。それは、親が私にクリスチャンになることを強要して育てたからだ。その宗教の絶対軸が慰め。したがって私はそれが、嫌いになったのである。しかし、私はとある絶望の淵で、ホイットマンの言葉に出会い、心が救われた感覚を得た。それは、『慰め』だった。案外それは、悪い感覚ではなかった。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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