名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
やなせたかしはこう言い、
トルストイはこう言い、
あるいはこうも言った。
つまり、『愛=没我』であるという図式を押し出しているのがこの二人で、ニーチェは『いや、それは偽善である』とでも言うかのように、犠牲行為によって計画される道徳は、ほとんど野蛮である、と言ったわけである。だとしたら、この両者の間にある差異は、『キリスト教』だろう。やなせたかしはクリスチャンだ。トルストイもほぼそうだ。やなせたかしの『アンパンマン』は、何を隠そう、あのイエス・キリストがモデルになっているのだ。
そしてニーチェはキリスト教が大嫌いだ。
と言ったほど、それを拒絶していたのである。私はというと、かつてはニーチェ派だった。両親に、クリスチャンになることを強要されていたからだ。親ごと宗教も、この世から消えてなくなればいいと思っていた。
だが、今は違うし、『愛=没我』であるという図式にも信頼を抱いている。ただし、『犠牲行為=野蛮』であるという図式にも、信頼を抱いている。確かに少し、野蛮な印象なのだ。ニーチェのこの言葉から内省できることは、とりあえずここまでだ。前後の文章によって、また違った発想が頭に浮かぶだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
トロツキー『人間の性格の深さと力はその道徳的なたくわえによって定められる。』 ジャン・ド・ラ・ブリュイエール『人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。』 オウィディウス『金と恋は人を鉄面皮にす。』