名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
とにかく『脳番地シフト』という概念を覚えることが重要で、人間の脳には様々な『番地』があり、それぞれで得意とする活動が違う。
- 思考系
- 運動系
- 感情系
- 伝達系
- 聴覚系
- 視覚系
- 理解系
- 記憶系
とに大きく分けられ、運動をしているときと、本を読んでいるときとでは、使っている脳番地は、違うことはわかるはずだ。
ここで考えたいのは、同じ脳番地を使い続けていると、オーバーヒートしてしまうようになっているということ。違うことをするのだ。全く違う分野に挑戦する。すると、使われていない脳番地が使われることになり、未使用脳領域の開拓と、使用済み脳領域の回復とを、両方狙えて一石二鳥だということだ。秦恒平の言葉を、こんな視点で考えてみたい。
またもう一つ言いたいことがある。私は先日、自分の自惚れを大いに反省した。毎日のように偉人の言葉と触れ合う生活がもう5年以上も続き、それまでの半生で私のことを過小評価していた人間へ『どうだ』と言わんばかりに、自分の正当性を主張しようとして、躍起になっていたのかもしれない。
いつの間にかそんな躍起で頑なな姿勢が、自分の心に隙を作り、傲慢不遜に陥っていたのである。私は先日、他人の人生を否定し、自分の人生を棚に上げるような言い方をしてしまい、それを強く感じた。
その日は眠れなかった。眠れないとわかった。それだけ心に強い衝撃を受けたのを自分でわかっていたからだ。だから睡眠導入剤を飲み、何とかその晩をしのぐことができた。もちろん、そのすぐ後に当人に謝罪のメールを打った。私が傲慢不遜に陥っていたことを、素直に謝った。話したあとに残ったモヤモヤと違和感を解消するためには、それしか選択肢はないと、1,000人の偉人と向き合った私の心底は、知っていたのかもしれない。
またあるいは、下記のような黄金律が私を支えてくれたのかもしれない。
『失敗をすぐに認められるか、それとも隠蔽するかで人間の価値は決まる。』
そして翌日、Twitterで不特定多数の人に、自分のその罪を正直に白状した。もちろん積み上げているものがあるから多少の勇気は必要だったが、しかし、それ自体は別にそうストレスではなかった。むしろそうしたほうが人として健全な姿であるということは、松下幸之助でも稲盛和夫でも、どんな偉人たちの姿を見ても見えてくる事実であるからして、抵抗はなかった。
『思いきって違った世界へ出てゆくことで、苦痛がまぎれる。』
私にとってその行動は『違う世界へ出ていく』ことに等しかった。それまでかたくなに守ってきた自分の信条や哲学、あるいは印象といったものを壊し、新たな世界へ一歩踏み出すことに等しかった。
だが、私はそれを『孵化のチャンス』だと悟った。『脱皮するタイミング』だと思い知った。だからこそそう行動し、そしてその翌日はぐっすりと眠ることができた。気分はとても清々しかった。
バーナード・ショーは言った。
だからこそそこに安住したい。しかし、自分が作ったのであれば、それを壊せるのも自分なのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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