名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
人が3つ出てきているが、まずこういう解釈が出来る。最初の『人』は、自分も他人も含めた、全ての人だ。そして次の『人』は、他人だ。つまり、アクシデントが起きると、往々にして人間というものは、それを変えようと試みるわけだが、それを変えることが出来るのは本人だけで、他人ではどうしようもない。アクシデントは、その人の内面を明らかにしたわけであり、内面が変わらなければ変わることが出来ないから、他人にはどうしようもないのである。
だが、この解釈ではちょっと違和感がある。だとしたら次はこうだ。前述した解釈は全てなかったことにして、『人』は、別に深く考えず、自分であり、他人であり、全てだ。『人というものは』などというときに使うときと同じ解釈である。その『人』だが、アクシデントが起きた時、その『アクシデント自体』を変えようとするが、人が変えられるのはアクシデント、といった『起きてしまった事実』ではなく、『自分の内面だけ』なのであるということ。
こっちの解釈の方が正しそうである。
ブッダは言った。
『木をノコギリで切り倒しても、その根っこが強力なら再びニョキニョキ生えてくる。それに似て、君の心に巣食った欠乏感があまりに強力な呪いであるがゆえ、一時的に落ち着いても根は生きているから、すぐにまたニョキニョキと伸び、苦しくなり、『足りなく』なる。』
視点を変えるのだ。視点を『外』から『内』へ変える。『起きた事実』を変えることはできない。そうではなく、そこに責任転嫁をするのではなく、それの後始末に追われる考え方への依存から脱却し、自分の心を変えるのだ。そうすれば、『そのアクシデント』はもう二度と起きない。何しろ、『その心』でいたからこそ、そのアクシデントは起きたのだ。これを、『インサイド・アウト』の発想と言う。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
ソロン『人は毎日何か新しいことを学ぶ。』 トーマス・フラー『どこにでもいる人は、いないのと同じだ。』 森鴎外『日の光を借りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さな灯火たれ。』