名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
偉人
運営者
考察
この言葉の引用元は、『触らぬ神に祟りなし』の方向でこの言葉の意味をまとめているが、本当にそうだろうか。何しろ私はかつて、『祟りを恐れて触らなかった』ことについて、恩師にこう言われた。
『お前は卑怯だな。醜い、ずるい、汚い。』
一見すると、何一つ問題を起こさない優秀な生活を送っていた私に対し、恩師達はそう言ったのだ。これはとてつもない試練だった。要点は、フランスの小説家、スタンダールのこの言葉、
この記事に書いた。更なる詳細は長くなるので他の機会にしよう。とにかく、『触らぬ神に祟りなし』について私は、他の人とは違う見解を持っているのである。
さて、ではグラシアンのこの言葉はどう解釈するべきだろうか。
『不運が眠っているときには、起こさないようにそっとしておくことだ。ちょっとしたつまづきなら軽い傷ですむが、それがもとで転倒してしまうと、致命傷を負いかねない。』
それは例えば、こういう方向だ。
『もし今、幸福の状態にあり、不運とは無縁の生活を送っているのであれば、それは良かった。だが、覚えておかなければならない。決して、思い上がってはならない。 それは一時的である。』
つまり、慎重さを怠るべからず。何かが起きてからでは遅い。
リンカーン は言う。
後始末ではなく、『前始末』をするべきだということである。だがもちろん、たしかにこの言葉は下記の黄金律にも接触していることになる。
『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』
風林火山だ。勝海舟は、
と言ったが、このように『時期を待つべきだ』という解釈もできるのがこの言葉である。前始末と風林火山の重要性に接触しているこの言葉は、どちらにせよ傾聴に値するということになる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
三木谷浩史『理念がなくても、短期的中期的には大きな利益をあげることができるかもしれない。けれど正しい理念がなければ、長期的な繁栄は絶対に望めないのだ。』 アイスキュロス『苦しみの報酬は経験なり。』 トマス・ホッブズは『リヴァイアサン性』を国家に譲り渡すことが平和へのカギだと主張した
関連する『黄金律』
『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』