名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
イギリスの作家、ウィリアム・ヘイズリットは言った。
あるいは、ソ連の暴君、スターリンは言った。
ここからわかる様に、人は『麻痺』する。例えば、目の前で動物が困っているのを見てどうしようか、助けようか、でも、他の人は助けてないし、いや、そんなことは関係ない、助けよう、よしそうしよう!そんなことを考えている間に、遠い場所で、動物も人も、理不尽に殺されているのである。それなのに、目の前の事実に一喜一憂しているのだ。
それで助けたとしよう。笑顔が溢れたとしよう。しかし、遠い場所で理不尽な目に遭っている存在を、我々は救うことは出来ない。それどころか、その現実が起きているまさにその時、目の前の事象に支配され、大笑いしたり、くよくよしたりしているのである。
と言う、いかにも平和主義をふるまう妻がいるが、その発言をしている間に途上国の子供が飢え死にしている。だとしたらその発言は、
(金なんて、自分たちだけが食べていけるだけ稼げばいい。寄付なんかする必要はない。救ってやる義務などない。自分とその家族だけが生きていければいいんだ。)
と言っているのと同じだと捉える人もいるだろう。
太宰治は言った。
買い物上手の主婦が、1円単位の生活費の切りつめに躍起になっている。その為に隣町のスーパーにまで出向くこともある。だが、そこに車で通う人がいたのだ。意味はお分かりだろう。あるいは、そういう人たちは、いつも目の前を流れる金銭の感覚しかない為、車、旅行、家、等といった、大きな買い物をする際、感覚がわからず、数百万、数千万円の損をすることもあるのだ。ゆるみも出る。
(普段切り詰めているし、こういう時はパアっと…)
だとしたら普段切り詰めていた部分はパアだ。目の前の小さいことなら把握できるのだが、自分の認知から遠くなるにつれ、感覚が麻痺してくる。是非、こういうことを覚えておきたい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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